メスターヤの舞台裏とBチームの怪物の軌跡:新加入リヴァコヴィッチの気遣いとデビュー4発ケールの歩み

バレンシア戦の大勝の裏側では、新加入の選手たちやカンテラの素晴らしい絆が見られました。

この夏に加入したクロアチア代表ゴールキーパーのドミニク・リヴァコヴィッチは、プレシーズンでチーム最多得点を挙げながらもバレンシア戦でベンチを温め続けた若いハムザに対し、ウォーミングアップ中から常に優しく寄り添い、語りかけ、励ます姿勢を見せていました。新入りでありながら、早くもチームリーダーとしての模範的な姿勢を示しています。

また、試合前の練習では、ヤマルがエリア外からのシュートを驚異的な精度で次々と決め、リヴァコヴィッチもお手上げ状態に。その様子を見たポーランド人守護神のテック(シュチェスニー)が笑顔をこぼし、自らボールを拾ってヤマルへパスを出すアシスト役に回るなど、チーム内の最高の雰囲気が伝わる一幕もありました。さらにハフィーニャは、バルサデビューを迎えた同胞のガブリエウ・ジェズスに対し、ピッチに入る前に熱いハグと励ましの言葉を送っていました。

一方、リザーブチームであるバルサ・アトレティクでも、新たな怪物が産声を上げています。

ベレッティ新監督率いるチームの開幕戦で、衝撃のデビュー4ゴールを叩き出したのが、22歳のフォワード、イグナシ・ケールです。

ラ・マシアやエスパニョールの下部組織で育ったエリートではなく、ビック・リウプリメール、マンレサ、マンリェウ、ジローナなどのクラブを渡り歩き、地道に努力を重ねてきた「雑草魂」の持ち主です。2024-25シーズンにカタルーニャ6部リーグのビックで16ゴールを決め、その後5部のCEロスピタレで23試合15ゴールと爆発したことでバルサに引き抜かれました。

身長が高く、強靭で、両足と頭から放たれる強烈なフィニッシュ力を備えた、クラシックな「9番」のケールは、身体がアスリートとして成熟したことでゴールを量産し始めました。デビュー戦でのハットトリック以上の達成は、2016-17シーズンにハットトリックを達成しチームを2部昇格へ導いたマルク・カルドナ以来の快挙。この「ゴールの職人」が、今シーズンのBチームの昇格争いを力強く牽引することになりそうです。(via SPORT)

【本日の総括】

記録的な開幕スタートを切ったフリック・バルサ。圧倒的なスタッツや偽サイドバック戦術の開花、未来を担う代表選択の内幕、さらには将来的な黒字化を見据えた健全な財務改革と、ピッチ内外で黄金期を思わせる隙のない歩みが続いています。