元カンテラ所属フアン・カルロス・アラナの出場なしが引き起こす移籍市場の加熱

ビジャレアルの下部組織出身であり、昨シーズンのコパ・デル・レイで対戦した際にはビジャレアル相手に2ゴールを沈めて敗退に追いやったレーシング・サンタンデールのフォワード、フアン・カルロス・アラナの周囲が騒がしくなっています。この古巣ビジャレアルをホームに迎えた大一番において、アラナの出場機会がまさかのゼロ分に終わったことが、彼の移籍を巡る噂を急激に加熱させています。

レーシングを率いるホセ・アルベルト監督は、前線の主軸としてアシエル・ビジャリブレを優先的に選択し、さらに新加入のヤシル・ザビリを後半途中の69分から投入。負傷から回復しつつあるギオルギ・グリアシュヴィリの存在も控える中、アラナの序列は現時点で非常に厳しいものとなっていることが開幕戦で露呈しました。選手本人はプリメーラでのプレーを強く希望していますが、現在の激しい競争環境に危機感を抱いているとされています。

この状況を逃すまいと牙を研いでいるのが、彼の地元クラブであるUDラス・パルマスです。ラス・パルマスのスポーツディレクターであるルイス・ヘルゲラは、アラナ以外のフォワードには目もくれず、彼の獲得に向けて全精力を注いでいます。アラナの得点力とプレースタイルは、クラブが推進するカナーリアス出身選手を中心とした新しいプロジェクトに完全に合致しているためです。このビジャレアル戦での冷遇により、来週末の試合でも同様に出番がなければ、彼のラス・パルマス移籍は秒読み段階に入ると見られており、セグンダのアルメリアやスポルティングも関心を示す中、今後の動向から目が離せません。(via SPORT)

【本日の総括】

ビジャレアルは14年ぶりに昇格したレーシングの熱狂的なアウェーに手を焼きながらも、パペ・ゲイとニコラス・ペペの強烈な個の力、そして最新のボールテクノロジーの恩恵によって勝ち点1を死守しました。さらにピッチ外では、かつての愛弟子ロドリのバルセロナ移籍に伴う巨額の育成補償金の獲得が確実視されており、今後の補強資金確保に向けて大きな追い風が吹いています。