イニゴ・ペレス監督新体制の初陣スタメンと後半の3枚同時替えによるゲームコントロール
昨シーズンにラージョ・バジェカーノをヨーロッパの決勝の舞台へと導く歴史的快挙を成し遂げた、新指揮官イニゴ・ペレスの就任初戦となったこの開幕戦。注目のスターティングメンバーには、今夏に加入した新戦力たちが多く名を連ねました。ゴールキーパーにはルイス・ジュニオルが起用され、ディフェンスラインは右からムリーニョ、フォイス、レナト・ベイガ、 Carlos Romero の4枚が並びました。中盤の底にはパペ・ゲイとサンティ・コメサーニャのダブルボランチ、右にニコラス・ペペ、左にモレイロを配置。そして最前線にはアヨセ・ペレスとジョージ・ミカウタゼがツートップを組む、非常にアグレッシブな布陣が敷かれました。
前半こそ一瞬の隙を突かれて失点を重ねたものの、ハーフタイムを挟んだ後半戦では、ピッチ上のゲームの流れをコントロールするためのベンチワークが冴え渡りました。後半、再び強度を上げて攻め込んできたレーシングに対し、ビジャレアルは自陣での連係不足から防戦一方となり、失点の危機を何度も迎えました。
この難しい局面でイニゴ・ペレス監督は素早い決断を下し、ジェラール・モレノ、ブキャナン、マシアの3選手を同時にピッチへ送り込みました。この大胆な交代によってチーム全体の運動量と物理的なインテンシティが瞬時に回復し、中盤でのボール保持の落ち着きを取り戻すことに成功。試合終盤の相手の勢いを巧みに殺ぎ、アウェーの難しい環境下で最低限の結果である引き分けへとチームを導きました。(via Mundo Deportivo)