レアル・サラゴサ

レアル・サラゴサは、イベルカハ・エスタディオ(仮設スタジアム)でのグラナダ戦に敗れ、底なしの不振に陥っている。ホームでの敗戦は今季9度目(国王杯ブルゴス戦を含めると10度目)となり、2部リーグにおけるクラブのホーム最多敗戦記録を更新してしまった。降格圏に約8ヶ月(200日以上)連続で沈み続けており、プロリーグからの降格が極めて濃厚な状況である。ホームの成績は19試合で4勝6分9敗、獲得ポイント率はわずか31.6%にとどまる。17得点(平均0.85)に対し27失点(平均1.35)と、全く競争力がないスタッツになっている。

ガビ・フェルナンデス監督の招聘と、ポール・アクオクを中心とした巨額の補強がそもそも失敗の始まりであった。その後、ルベン・セジェス監督を経て、ダビド・ナバロ監督が就任。ナバロ監督は就任直後にカディス、アルメリア、ラシン・サンタンデールに勝利して一時的に「ホームは要塞になった」と期待させたが、ミランデス戦でダニ・ゴメスのPKによる先制から逆転負けを喫して以降、完全にチームは崩壊。セウタ戦でもアディショナルタイムに追いつかれるなど、直近18ポイント中わずか2ポイントしか獲得できていない。選手たちの戦術的、精神的、身体的なキャパシティは完全に限界を超えており、自力での残留は奇跡が起きない限り絶望的と現地でも厳しく評価されている。(via SPORT)

【本日の総括】

LALIGA Hypermotionは終盤戦に入り、昇格と降格の明暗がくっきりと分かれ始めている。デポルティーボは執念のPKストップで自動昇格の望みを繋ぎ、コルドバは怒涛の5連勝でプレーオフ進出へ猛進している。対照的にカステリョンは痛い敗戦で足踏みを余儀なくされた。日本人選手のミヤシロを擁するラス・パルマスは昇格プレーオフに向けて順調だが、内部の火種が懸念事項である。一方、下位ではレアル・ソシエダBとレアル・サラゴサが絶望的な状況に追い込まれており、特にサラゴサはホームでの歴史的敗戦記録を更新し、チームは完全に崩壊状態にある。バジャドリードなどの残留を目指すチームの執念が、この先の勢力図を大きく左右することになるだろう。