カンテラ「今週の11人」発表!レジェンド・ペドロの息子がバルサに電撃参加
👶バルサの育成組織(カンテラ)において、非常にロマン溢れるエピソードが誕生しました。
バルサの黄金期を築き上げ、ペップ・グアルディオラに重用された元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲス(39歳、昨季ラツィオでプレーし現在は無所属)が主宰し、テネリフェ島で開催された「Royal Elite Cup」において、ペドロの息子であるカイル・ロドリゲス・マルティンが、バルサのSub-11 B(パコ・レベルト監督)に「特別ゲスト」として電撃加入して出場しました。
普段は地元の「Atlètic Sant Just」の下部組織でプレーしているカイル君ですが、この大会中、バルサの美しいユニフォームを身にまとってプレーしました。父親のような俊足のウインガーではなく、非常に高い技術と勝負強さを備えた「トップ下(メディアプンタ)」としてプレーするカイル君は、 Sporting CP戦で見事なゴールを決めて2-1の勝利に貢献。チームはその後、地元マタンサを4-0、ビジャレアルを2-1で破ったものの、優勝したベティスに惜しくも敗れました。それでも、ペドロは主催者として大会を成功させ、息子が自身の古巣であるバルサのユニフォームを着てゴールを奪うという夢のような瞬間を体験し、大いに満足した様子でした。バルサ側では、左サイドバックのエドガル、MFブルーノ、FWアドナイらの素晴らしい才能が輝きを放ちました。
📝また、SPORT紙が選出する、バルサ下部組織の「今週のベスト11」も発表されました。
GK:Gerard Sala (フベニールA。ウエスカ戦 6-0 で完封勝利)
RSB:Nil Teixidor (フベニールA。ウエスカとの開幕戦で、圧倒的な身体能力と推進力を見せつけた大型SB。「Teixi」)
CB:Luca Pérez (フベニールB。Vic Riuprimer戦での2-0勝利で、守備を完全に統率した極めて完成度の高いセンターバック)
CB:Hafiz Gariba (バルサ・アトレティク。ガーナ出身のCBで、初戦で見せた抜群のカバーリング能力とフィジカルは圧巻)
LSB:Jordi Pesquer (フベニールA/バルサ・アトレティク。トップチームのエルチェ戦でベンチ入りした俊英は、今週末フベニールAとBチームの双方で出場)
DMF:Samu Borniquel (フベニールA。プラナス監督のウエスカ戦でスタメンに大抜擢され、ゲームメーカーとして極上のパスワークを披露)
OMF:David Moreno (Sub-15。トレベロ戦での10-0大勝において2ゴール。ベニファイオ出身で、今季最も期待されるラ・マシアの真珠)
OMF:Orian Goren (バルサ・アトレティク。プレシーズンをトップチームで過ごしたイスラエル出身の俊英。ベレッティ監督のもとでBチームの司令塔「心臓(モーター)」として君臨)
LWG:Joni Hernández (フベニールA/バルサ・アトレティク。土曜日はフベニールAで先発、日曜日はBチームで途中出場。贅沢極まりない黄金の左足を持つカナリア諸島出身のウインガー)
CF:Ignasi Quer (バルサ・アトレティク。22歳、昨季L'Hospitaletで15ゴール、Vicで16ゴールを挙げて今夏加入。デビュー戦となったナハラ戦で、驚愕の4ゴールを叩き出して5-1の大勝を牽引。恐るべき「9番」)
RWG:Ayoub Hilali (Sub-15。バダロナから獲得されたばかりの非常にテクニカルな左利きアタッカー。トレベロ戦で輝きを放つ) (via SPORT) (via Esport3)
『偽9番』を巡る本物のフォワード不在論争とフリアン獲得失敗の現実
❓バルサが現在ラ・リーガで4戦4勝17ゴールと、ペップ・グアルディオラ監督のラストシーズン(2011-12)以来となる驚異的な得点ペースで首位を独走しているものの、メディアの間では「本物のセンターフォワード(9番)」を欠いていることへの懸念が噴出しています。
コペ(COPE)の番組「El Partidazo de la COPE」において、コメンテーターのゴンサロ・ミロは、現在ラフィーニャが偽9番として6ゴールを挙げてピチーチ(得点王)に立ち、チームが絶好調であるにもかかわらず、次のように懸念を表明しました。
『私は今でも、クラシックなセンターフォワード、つまり純粋な「9番」を欠いていることは、シーズンのどこかで必ずチームに大きなツケとして回ってくると思っている。バルサは今後もほとんどの試合に勝つだろうし、信じられないほどの得点力があるのは確かだ。だが、本当に強固な守備を持つ欧州のビッグクラブと対戦した時、前線の明確な基準点がないことは、チームの選択肢を狭め、限界を露呈させるのではないか』
これに対してパコ・ゴンサレス氏は、かつてペップ時代のバルサがリオネル・メッシを偽9番として起用し、世界のフットボールを支配して多くのタイトルを勝ち取った前例を挙えて反論したものの、ミロは「メッシのような特殊な存在がいない限り、センターフォワード不在は特定の戦術的状況で不利に働く」と自説を崩しませんでした。
オランダのメディア「Voetbal」も、バルサのバレンシア戦での5-0の大勝を『ほぼ完璧なフットボール』と称賛しつつも、『これほど得点力がありながら、本物の9番を置いていないのは極めて特筆すべき点だ』と指摘しています。
🔴この「9番問題」の背景には、今夏にバルサが獲得を強く望んでいたものの実現しなかった、アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリードへ移籍)の交渉失敗があります。
アトレティコ寄りの著名なアナリストであるペトンは、SPORT紙の番組「La Posesión」において、この移籍劇の真相を痛烈に分析しました。
『フリアン・アルバレスを巡るバルサとアトレティコの争いは、「願望」と「現実」の戦いだった。バルサ側には彼を獲得したいという強い「願望」があったが、アトレティコ側には彼との正式な「契約」と、交渉を決定する絶対的な主導権という「現実」があった。願望と現実を混同するのは、ビジネスにおいて最悪なことだ。かつてレアル・マドリードが獲得を熱望したものの、PSGが絶対に手放さず、自分たちの都合が良いタイミングまでエムバペの移籍を許さなかったケースと全く同じだ。今のフットボール界において、アトレティコもまた、シティやPSGと同様に非常に裕福な所有者(オーナー)を背後に持っており、金銭的な圧力だけで選手を強奪することはできない。アトレティコは今夏、レアルにククレジャを奪われてグリマルドで代替したこと以外は、自分たちが望んだ通りの完璧な市場をやり遂げたんだ』
夏にレヴァンドフスキやフェラン・トーレスを放出したバルサは、代替オプションとしてガブリエウ・ジェズス(バレンシア戦の81分にペドリに代わってデビュー)を獲得したものの、この「本物のストライカー不在」の戦術が欧州の最高峰で通用するかどうかについては、今なお専門家たちの間で激しい議論の対象となっています。 (via SPORT) (via Superdeporte) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
新生フリック・バルサはピッチ上での異次元の適応力(ゴードンら)と高い戦術的完成度(ロドリとペドリの極上共存)で欧州中を震撼させており、下部組織を含めて大きな期待が寄せられています。財政面での新たな大型契約の批准を控え、水曜日のフェイエノールトとのチャンピオンズリーグ開幕戦に向けて、チームの士気はかつてないほど高まっています。