バレンシア戦前の最終全体練習を欠席してジムで個別調整を行う一方で、19歳にして選手投票により新たな5人のキャプテンの1人に選出されました。
✅ ブライアン・ファリニャスの20年物トヨタ卒業と背番号4
これまで2007年製のトヨタ・アウリスで練習場に通い謙虚さが話題を呼んでいた19歳が、トップチーム昇格に伴い電気自動車を支給され背番号4に決まりました。
✅ マルク・カサドが新天地デポルで漏らした衝撃の本音
レンタル移籍したデポルティボ・ラ・コルーニャの練習場を訪れた際、バルサよりも優れた設備に驚き「バルサよりいい」と口にしました。
✅ ハンジ・フリックを悩ませる初のメンバー外 descarte 問題
怪我人の復帰で24人の稼働可能な選手を抱える中、ラ・リーガの登録上限23人に合わせるために1人の選手を外す難しい決断を迫られています。
✅ ロドリ・エルナンデスがメスターヤで挑むラ・リーガ100試合
イングランドでの輝かしい成功を経てバルサに加入した名手が、まだ手にしていないラ・リーガ戴冠への通過点として通算100試合目を迎えます。
✅ 34度の酷暑とガビ・ジェズスの完全復活
日曜日のバレンシア戦は34度に達する酷暑の予報で給水タイムの実施が確実な中、練習に復帰したガビとガブリエウ・ジェズスが招集される見込みです。
✅ ハムザ・アブデルカリムの取引詳細と父親との極秘会談
アル・アハリーとの間で交わされた出場時間やゴールに応じた詳細なボーナス内容、および父親兼代理人との契約改善に向けた話し合いが明らかになりました。
✅ マルディーニが断言するバルサが欧州最高のスカッドである理由
有名アナリストが各クラブの選手層を分析し、バルサが最もポジションの穴がなく交代選手も充実した「欧州最高の分厚い選手層」を持つと主張しました。
✅ バルサのブランド価値が15%急上昇し売上10億ユーロを公式発表
カンプ・ノウ復帰とリーグ2連覇が追い風となり、ブランド価値が20億ユーロに迫る勢いで成長し、最高売上を達成した経済の復活劇が示されました。
✅ 伝説のラジオ実況プヤル氏のカタルーニャ語中継50周年
初のカタルーニャ語実況から50年を迎え、バルサの試合に魔法をかけ続けた稀代のキャスターの徹底したこだわりと知られざる素顔が明かされました。
✅ バルサを彩ったブラジル人9番の輝かしい功績と歴史の影
現在活躍する選手たちへと受け継がれる、歴代のブラジル人ストライカーたちが残した栄光と苦難の軌跡を振り返ります。
ラミン・ヤマルの異変と歴史的なキャプテン就任
バレンシア戦を控えたバルサに緊張が走っています。10番を背負うラミン・ヤマルが、メスターヤ遠征前の最後の全体練習に参加せず、ジムでの個別調整に終始しました。今夏のワールドカップによる過酷な疲労を考慮した予防的な措置とみられますが、日曜日の試合に出場できるかは不透明となっています。もし彼が欠場、あるいはベンチスタートとなった場合は、カリム・アデイェミが右ウイングで先発する可能性が濃厚です。
その一方で、チーム内では驚きの変化が起きています。選手たちによる投票の結果、今シーズンのキャプテン5人が選出され、ラミン・ヤマルが19歳という若さでその1人に名を連ねました。これはクラブの歴史においても極めて異例の早期抜擢です。今回の投票ではラフィーニャとペドリが上位となり、それにエリック・ガルシアとフレンキー・デ・ヨングが続く形となりました。負傷により復帰のめどが立っていないデ・ヨングは、昨シーズンの3番手から順番を下げることとなりました。ヤマルは単なる有望株から、名実ともにロッカールームのリーダーへと引き上げられました。(via SPORT / MARCA / Mundo Deportivo)
ブライアン・ファリニャスの20年物トヨタ卒業と背番号4
今シーズンの開幕から大活躍を見せ、ハンジ・フリック監督の信頼を勝ち取っている19歳のMFブライアン・ファリニャスについて、ピッチ外の非常に謙虚な姿が話題を呼んでいます。ベニカルロ出身のファリニャスは、ビジャレアルからラ・マシアに加入し、すべてのカテゴリーを経て一軍へ到達しました。そんなエリートでありながら、彼はつい最近まで、約20年前のモデルである2007年製のトヨタ・アウリスを自ら運転して練習場に通っていました。周囲を豪華な高級車が取り囲む中、彼はピッチの上だけで価値を示せばいいと考えており、彼のこうした素朴な性格はチームメイトからも絶賛されています。
フリック監督も『彼の態度や見せているパフォーマンスに大変満足している』と彼の姿勢を高く評価しています。そして金曜日、彼の一軍昇格に伴ってクラブから電気自動車の「CUPRA Raval」が支給され、長年愛用したトヨタを卒業することになりました。さらに新しい一軍での背番号は「4」に決定しました。環境が劇的に変わっても、彼の謙虚さは何一つ変わらないとチームメイトは話しています。(via SPORT)
マルク・カサドが新天地デポルで漏らした衝撃の本音
移籍市場の最終日にデポルティボ・ラ・コルーニャへ1シーズンのレンタルで移籍したマルク・カサド。3000万ユーロの買い取りオプションが含まれたこの取引を経て、彼はすでにガリシアの地で新たな挑戦に集中しています。
デポルティボが公式YouTubeチャンネルで公開した動画の中で、新加入のカサドらがクラブの練習場や更衣室を初めて見学した際の様子が収められていました。その際、想像以上に整備されたクラブハウスを目にしたカサドは、驚きの表情を隠せず、ディレクターのフェルナンド・ソリアノに対して『これはバルサよりもすべてが優れているよ』と絶賛しました。ソリアノが驚いて『本当に?』と聞き返すと、カサドは迷うことなく『本当に』と答えました。
カサドは出発前に、バルサを離れる寂しさを口にしつつも『とても素晴らしいプロジェクトだし、早くスタートするのがとても楽しみです』『バルサでのプレーを辞めるのは、いつだって難しいことです』と語っていました。また、昨シーズンの出場時間の少なさについて問われ『腹を立てて去るわけではありません。クラブと話し合いましたし、私たち全員に改善すべき部分があります』と穏やかにコメントしており、新天地での飛躍に向けて前を向いています。(via SPORT)
ハンジ・フリックを悩ませる初のメンバー外 descarte 問題
バルサのチーム状況は劇的に改善しており、長期離脱中のフレンキー・デ・ヨングとロニー・バルドグジを除くほぼ全ての選手が動ける状態にあります。これにより練習の強度も引き上げられていますが、同時にフリック監督には嬉しい悲鳴とも言える難題が突きつけられています。
現在、チームにはすぐに起用できる選手が24人いますが、ラ・リーガの公式ルールで1試合に登録できる上限は23人と定められています。そのため、フリック監督はバルサに就任して以来、初めて健康な一軍選手の中から1人を公式メンバーから除外する決断を迫られています。以前、開幕戦のエルチェ戦でアレハンドロ・バルデが外れたのは、当時移籍の噂に翻弄されて集中を欠いていたという技術的な判断によるもので、フリック監督が会見で認めていました。しかし、今回は純粋な人数過多が理由です。守備陣の層が厚いためディフェンダーから選ばれるか、あるいはガビの復帰によって混雑する中盤から、若いブライアン・ファリニャスなどが除外候補に挙げられています。(via SPORT)
ロドリ・エルナンデスがメスターヤで挑むラ・リーガ100試合
今週末のバレンシア戦で、ロドリ・エルナンデスが大きな金字塔を打ち立てる可能性があります。もしフリック監督が彼をピッチに送り出せば、ロドリにとってラ・リーガ通算100試合目の出場となります。これまでの内訳はビジャレアルで63試合、アトレティコ・マドリードで34試合、そしてバルサで2試合です。
イングランドのマンチェスター・シティでは298試合に出場して28ゴールを挙げ、14個のメジャータイトルを獲得。プレミアリーグ4連覇(20-21シーズンから23-24シーズン)を達成するなど世界の頂点に立ったロドリですが、彼がまだ獲得したことのない国内タイトルこそがラ・リーガです。かつてアトレティコに所属していた2018-19シーズンにはバルサに勝ち点11点差で2位に甘んじた苦い経験があります。今回はバレンシア戦での先発出場の可能性も囁かれており、かつてやり残したスペインリーグ制覇という夢をバルサで叶えるため、まずはこの記念すべき100試合目から最高のパフォーマンスを披露する準備を整えています。(via SPORT)
34度の酷暑とガビ・ジェズスの完全復活
日曜日にメスターヤで行われるバレンシア戦は、ピッチ上だけでなく気象条件も非常に過酷なものになりそうです。今夏の猛暑が長引くバレンシア州では、当日の試合開始時刻である午後16:15頃の気温が33度から34度に達すると予報されています。風も弱く、非常に蒸し暑い中での戦いが予想されるため、試合中に水分補給を促す給水タイム「クーリングブレイク」が実施されることは確実です。
この過酷な一戦に向けて、バルサには心強い知らせが届いています。膝の打撲で直近の2試合を欠場していたガビと、新加入のブラジル人FWガブリエウ・ジェズスの2人が完全に全体練習に合流しました。いずれも遠征の招集メンバーに名を連ねる見込みであり、厳しい暑さの中でチームの大きな助けとなるでしょう。なお、若手のイウ・マルティネスはトップチームの練習から外れており、ジェシー・ビシウも足首の痛みが引かないため欠場が続いています。(via Mundo Deportivo / SPORT)
ハムザ・アブデルカリムの取引詳細と父親との極秘会談
エジプトのサラーの後継者と称される18歳のハムザ・アブデルカリム。今年2月にアル・アハリーからわずか150万ユーロという破格の移籍金で獲得され、2029年まで契約を結んでいます。現在、クラブは1500万ユーロに設定されている彼の違約金を一気に1億5000万ユーロまで引き上げるべく、今週中に彼の父親であり代理人を務める人物と極秘裏に交渉を行いました。
さらに、アル・アハリーとの契約に含まれる具体的なボーナス条項も判明しました。アブデルカリムが一軍の公式戦で5試合以上、かつそれぞれ45分以上出場した場合に75万ユーロが旧クラブに支払われ、これによって移籍金は最大200万ユーロに達します。さらに彼が5ゴールを記録した場合には追加で150万ユーロが支払われる仕組みになっています。
プレシーズンでの素晴らしい4ゴール(バーミンガム戦で2点、バーゼル戦で1点、ジョアン・ガンペール杯で古巣相手に1点)やリーグ戦での4分間のデビューを経て、フリック監督のローテーションに加わることが予想される中、バルサは彼を他クラブの強奪からプロテクトするための動きを急いでいます。(via Estadio Deportivo)
マルディーニが断言するバルサが欧州最高のスカッドである理由
著名なサッカーアナリストであるマルディーニ氏が、独自の分析動画において『ヨーロッパで最も優れたスカッドを擁しているのはバルサである』と断言し、大きな反響を呼んでいます。彼は、チームの偉大さはスタメンの11人だけでなく、過酷なシーズンを戦い抜くための控え選手の質やポジションの重複の信頼性にこそあると説いています。
マルディーニ氏は、バルサに次ぐ2位にレアル・マドリードを置いたものの、宿敵には中盤のゲームメイクにおいてベルナルド・シウバへの依存度が高すぎるという弱点があると指摘。一方でバルサは、クバルシ、ロドリ、ペトリ、フェルミン、オルモ、ヤマルといったスペイン代表をベースとした極めて質の高い選手層を誇り、複数のシステムをそつなくこなせる選手がベンチにも控えていると絶賛。右サイドバックにわずかな懸念があるものの、ヨーロッパで最も過酷な長丁場を乗り切る力があるのはバルサであると分析しています。他方で、インテルやリヴァプールは控えのクオリティが大幅に落ち、アトレティコ(7位)やバイエルン、PSGも選手層の重複においてバルサに劣るとしています。(via SPORT)
バルサのブランド価値が15%急上昇し売上10億ユーロを公式発表
クラブの地道な財政再建計画がピッチ内外で大きな実を結びつつあります。最新のレポートによれば、バルサのブランド価値は前年比15%もの急上昇を記録し、ついに20億ユーロの大台に迫っています。1位のレアル・マドリード(24億ユーロ)を追いかける形で、世界でも最も価値のあるブランドの地位をより強固なものにしました。
ブランドファイナンスの役員ピラール・アロンソ・ウジョア氏は『レアル・マドリードとバルセロナが支配を続けていることは、世界で最も認知されている2つのフットボールクラブのブランドが、極めて強固であることを示しています。世界的な高い認知度、スター選手を引きつける力、そしてその強みを商業的価値に変換する能力が組み合わさることで、他のクラブブランドが彼らに挑戦することは極めて困難になっており、今年のランキングはその差が広がり続けていることを示しています。レアル・マドリードのブランド価値は24億ユーロに達し、バルセロナは20億ユーロに迫っています。彼らは世界で最も価値があり、かつ最も強力な2つのフットボールクラブブランドです』と述べています。
この急速な成長を後押ししたのは、2年以上にわたる改修を終えて再開したSpotifyカンプ・ノウへの復帰と、ラ・リーガ2連覇という圧倒的なスポーツ面での成功です。さらにクラブは、史上初めて売上が10億ユーロを突破し、3期連続で黒字の財務目標を達成したと正式に発表しました。モンジュイックやカンプ・ノウでの変則的なスタジアム運営であったにもかかわらず、スポンサー収入の大幅な増加や、クラブの子会社BLMによるオフィシャルグッズの販売記録の更新がこの歴史的な収益記録を牽引しています。(via SPORT)
伝説のラジオ実況プヤル氏のカタルーニャ語中継50周年
1976年9月5日、ジョアキム・マリア・プヤル氏がラジオ中継で初めてカタルーニャ語によるサッカー実況を行ってから、ちょうど50周年の節目を迎えました。元同僚であるジョセップ・マリア・デウ氏による博士論文を基にした書籍が発売され、バルサの声を担い続けた彼の知られざるプロ意識やこだわりが紹介されています。
デウ氏は『Spotifyカンプ・ノウの新しいプレスボックスには、彼の名前を冠するべきです』『彼がとても普通ではない、素晴らしい人であることを、私から短く表現するのは簡単ではありませんし、必要以上に長く語りたくもありません。私にとって、彼は並外れた人物であり、並外れたことをやってのける人です。誰もが並外れているわけではありませんが、彼は私にとってそのように見えます。形容詞を探せばたくさん見つかりますが、私はこの表現が好きです。彼は珍しい男であり、並外れた男です』『私はプヤルをリスナーとして知り、同僚として一緒に働き、今は研究者として彼の姿を博士論文に基づいた本で追ってきました。プヤルから発見したことのすべてが、私の人生に大いに役立っています』と語っています。
プヤル氏は実況時にただ試合を伝えるだけでなく、言葉の一つひとつ、さらにはBGMや効果音を入れるタイミングまで秒単位で計算する「ラジオのオーケストラ」のような完璧な美学を追求していました。チャンピオンズリーグなどのアウェイ戦では、相手選手の名前の正しい発音を知るために、わざわざ相手国の領事館を訪れて確認するほどのこだわりぶりでした。リオネル・メッシの伝説的なゴール時の実況「エンカラ・メッシ」は今や世界中に広まる広告フレーズとなっています。
徹底した仕事への要求の厳しさと、ピッチ外で同僚たちを温かく気遣う素顔を使い分けた彼の遺産は、今もバルサの歴史の一部として深く息づいています。レストランでのユニークなパフォーマンスとして、『メニューは要りません。私たちはたくさんのお金と、たくさんの空腹、そしてあなたへのたくさんの信頼を持っています』と給仕に演劇的に語りかけ、言葉の通じない外国でもカタルーニャ語を使って見事に注文を通してみせ、『言葉そのものよりも、伝えようとする意志の方が重要であることを証明してみせましょう』と周囲に語っていたエピソードも有名です。(via SPORT)
バルサを彩ったブラジル人9番の輝かしい功績と歴史の影
現在、ラフィーニャや新加入のガブリエウ・ジェズスといったブラジル人アタッカーがフリック監督の信頼を受けて活躍していますが、バルサにおけるブラジル人エースストライカー「9番」の歴史を振り返る特集が組まれました。
過去に大成功を収めた伝説として、1957年から1962年にかけて237試合に出場し181ゴールを叩き出したエバリスト氏や、1993年に加入してリーグ30ゴールを公約通り達成し「ドリームチーム」の戦術すら変えたロマーリオ氏、および1996-97シーズンに異次元の身体能力で世界を震撼させ、当時の契約解除金である40億ペセタで移籍したロナウド氏が挙げられます。また、25億ペセタの移籍金に苦しみながらも名脇役として輝いたソニー・アンデルソン氏も好例です。
一方で、2024年に大きな期待を背負って加入したもののシャビ・エルナンデス監督の下で思うような出場機会を得られず退団したヴィトール・ロッキや、かつて1400万ユーロもの移籍金で獲得されながら一度も一軍でプレーすることなく終わったケイリソン氏のような、適応に苦しんだ歴史も存在します。さらに、ペレの獲得失敗後に獲得されたものの官僚的トラブルで公式戦に出場できず、当時のエリック・リャウデ会長が『私の夢は黒人の運転手を持つことだった』という差別的発言を残して批判されたヴァルター・マシャード氏の不遇な歴史も含まれます。ブラジル人の天才たちが残した光と影の系譜を、現在のラフィーニャやジェズスがどのように受け継ぎ、今シーズンの戦いに落とし込んでいくのかに注目が集っています。(via SPORT)
【本日の総括】
バレンシア戦に向けてヤマルが出場不透明という緊急事態を抱えつつも、ガビやジェズスの復帰、ファリニャスの躍進などポジティブな要素も多いバルサ。ピッチ外ではブランド価値の急上昇や売上10億ユーロ突破など、かつての危機を完全に乗り越えた経済の復活劇が印象的な1日となりました。
