プレシーズン始動日決定 新プロジェクトは6月29日開始予定も新監督は未定

エルチェCFのスポーツ委員会は、契約中の22名の選手たちに対して2026-2027シーズンのプレシーズンを6月29日月曜日に開始すると通知しました。これは前監督であるエデル・サラビアが過去2シーズンで設定していた日程よりも1週間早い始動となります。スペインサッカーのトップリーグ(エリート)での2シーズン目を戦うための準備として、8月14日から16日の週末に予定されているリーグ開幕までに6週間をまるまる確保する計画です。

プレシーズン初日に集まる22名のうち、17名は昨シーズンからの残留組となります。残りの5名はレンタル移籍から復帰する選手たちで、センターバックのマティア・バルジッチとバンボ・ディアビ、ウイングのラファ・ヌニェス、トップ下のアリ・ホウアリー、ストライカーのアビエル・オソリオが顔を揃えます。しかし、ラファ・ヌニェスはプリメーラRFEFのエルデンセでほとんど出場機会を得られなかったため、今後の新コーチングスタッフの構想から外れる可能性もあります。また、最初の数週間のトレーニングを補うために、恒例通りリザーブチームから数人の選手が昇格して参加する予定となっています。

懸念材料として、プレシーズン開始まで3週間を切っているにもかかわらず、チームを率いる新監督およびコーチングスタッフがまだ決まっていないことが挙げられます。クラブのオーナーは監督の到着がこれ以上遅れることなく、指定された6月29日より前に契約がまとまることを望んでいます。エデル・サラビアの後任となる監督探しには明確な本命候補が存在しているものの、万が一合意に至らない場合は、始動日が義務的に数日遅れる可能性もあります。アレイクス・フェバスなどの主力退団も経て、エルチェは完全に刷新された新プロジェクトの競争力をこのプレシーズンから測っていくことになります。 (via SPORT) (via ElDesmarque)

アフェングルバー争奪戦 欧州ビッグクラブ参戦で契約解除金2000万ユーロの満額支払いも

今季のラ・リーガで最も成長したディフェンダーの一人であり、エデル・サラビア監督のチームで2500分以上プレーしてエルチェの残留に決定的な役割を果たしたオーストリア人センターバック、ダビド・アフェングルバー(25歳)の去就が大きな注目を集めています。以前から国内のビジャレアルやベティスが彼をリストアップしていましたが、ここにきてマンチェスター・ユナイテッド、ユベントス、アストン・ビラ、ACミランといったヨーロッパの巨大クラブが争奪戦に加わったことで、国内クラブの獲得は事実上手が届かない状態となっています。いくつかのビッグクラブは、彼に設定されている2000万ユーロの契約解除金を支払うことを真剣に検討しています。

エルチェは資金を得るために急いで彼を売却する必要はないものの、アフェングルバーの市場価値が現在ピークに達しており、今夏が売却の理想的なタイミングであることを認識しています。選手とは2027年までの契約を結んでいますが、今のところクラブが提示した契約延長オファーは受け入れられておらず、退団が近づいているという見方が強まっています。2000万ユーロという明確な解除条項が存在することで、獲得を狙うクラブにとっては交渉が非常にシンプルになっています。

当のアフェングルバーは現在、オーストリア代表としてワールドカップに集中しています。自身の将来については『ワールドカップに集中するためにここにいる。その後に起こることは気にしていない』と語り、決断は大会終了後まで保留する姿勢を見せています。また、シュトゥルム・グラーツからエルチェに加入したことについて『スペインのチームとの契約は間違いなく正しい決定だった。それが私をここまで連れてきてくれた』と述べ、自身の成長を後押ししてくれたクラブへの深い感謝の意を口にしています。 (via Estadio Deportivo)

パブロ・マルティネスへの関心 フリーとなる実力派MFの獲得に向けて問い合わせを実施

中盤の補強を目指すエルチェは、レバンテUDとの契約を満了しフリーエージェントとなるマドリード出身のミッドフィルダー、パブロ・マルティネス(28歳)の獲得に向けて問い合わせを行いました。彼は昨季、公式戦29試合(うちリーグ戦27試合)に出場して約2000分間プレーし、1ゴール3アシスト(別のデータでは5アシスト)を記録してレバンテの後半戦の巻き返しに大きく貢献した実力者です。アルコルコンの育成組織出身で、サンセ、レバンテ、ミランデス、ウエスカでプレーした経験を持ちます。

移籍金なしで獲得できる好条件もあり、エルチェの他にもセビージャ、オサスナ、ヘタフェ、ラージョ・バジェカーノといったスペインのトップリーグの複数のクラブが関心を寄せてポジションを争っています。パブロ・マルティネスはトップリーグで非常に良い評価を得ていますが、現時点では自身の将来について決断を下しておらず、エルチェを含む各クラブの動きはまだ初期段階の打診に留まっています。 (via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

トップリーグでの2シーズン目に向けたプレシーズンは6月29日に始動予定ですが、新監督の決定が急務となっています。移籍市場では、残留の立役者アフェングルバーにメガクラブからの関心が殺到し2000万ユーロでの売却が現実味を帯びる一方、フリーとなる実力派MFパブロ・マルティネスの獲得にも乗り出しています。