移籍確実とみられていたバロンドールMFロドリがバルセロナ移籍を選択し獲得失敗
獲得が確実視されていたマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリですが、急転直下で交渉が破談し、最大のライバルであるバルセロナへの移籍を本人が選択しました。マドリードはフロレンティーノ・ペレス会長とホセ・アンヘル・サンチェスCEOを筆頭に、2週間にわたる直接交渉で「拒否できないほどの好条件」を提示していました。しかし、ロドリ自身が自分のフットボールスタイルがバルサに合致すると判断し、さらにバルサのハンジ・フリック監督やデコSDからの熱烈な勧誘、代表チーム内のバルサ勢からの熱心な引き留めを受けたことで、バルサ移籍へ傾きました。ロドリは月曜日の夜から火曜日の朝にかけてペレス会長らに直接電話を入れ、これまでの紳士的な対応に感謝しつつ移籍の辞退を丁寧に伝えたとされています。しかし、この破談の背景には、マドリードがW杯終了まで本格的な交渉を始めなかったことへの不満や、2024年のバロンドール授賞式でヴィニシウスが選ばれなかったためにクラブがボイコットした態度へのロドリ側の嫌悪感があったと報じられています。今回の破談はファンや関係者に大きなショックを与えており、ジャーナリストのシロ・ロペス氏は『マドリードはファンを馬鹿にするような言い訳でロドリ自身の個人的な判断だとアピールしているが、実際は適切な条件のオファーを時間内に出さず、バルサに付け入る隙を与えたクラブの怠慢だ』と痛烈に批判しています。また、モリエンテス氏も『フロレンティーノ会長はこれまでのフィーゴやジダンの時のように本気になれば絶対に逃さなかった。選手に責任を擦り付けるのは古いおふざけだ』と不満を爆発させています。トマス・ロンセロ記者は当初の落胆から、後に『本人の個人的な選択なら悲しむ必要はない。マドリードには選ばれし者だけが来る。勝手にしろ、チャンピオン』と皮肉を交えたメッセージを残しました。これにより、トニ・クロースの引退以降空席となっている中盤の「羅針盤」の獲得は再び急務となり、移籍期限の9月1日に向けてアーセナルのマルティン・スビメンディやシュトゥットガルトのアンジェロ・シュティラー、クリスタル・パレスのアダム・ウォートンといった代替選手のリストアップが開始されました。(via SPORT, MARCA, Estadio Deportivo, ElDesmarque, Mundo Deportivo)