ホセ・マリア・ヒメネスの移籍会見

アトレティコ・マドリードからレンタルで加入したウルグアイ代表DFホセ・マリア・ヒメネスの入団記者会見が行われ、新天地に懸ける並々ならぬ決意を語りました。

13年間を過ごしたマドリード、そして愛してやまないアトレティコ・マドリードから離れるという決断は、彼自身にとって極めて重く困難なものでした。しかし、クラブが置かれていた厳しい財政面や選手登録の制限などの状況を深く理解していたヒメネスは、愛するクラブを助けるためにこのタイミングでの移籍を承諾しました。

移籍の裏側として、彼は交渉の際のエピソードを明かしています。

『お昼頃にフェルナンド・ソリアーノSDに対して、自分はデポルティーボを選んだという約束の言葉を伝え、そしてその約束を最後まで守り抜きました。私がサッカーを続けているのは、この競技を心の底から愛し、情熱を感じているからです。もちろん生活の糧を得るためでもありますが、それ以上にこのチームのプロジェクトと熱意を聞いた瞬間に、胸が非常に高鳴りました』

さらに、クラブが持つ「大きな野心を持って夢を見ること」という方針に惹かれたとし、自身の役割についても言及しています。

『若い選手たちの指導役や家庭教師のような役割を求められるのであれば、私は自分の年齢やキャリアを受け入れ、喜んでその役割を担うつもりです。ただ、人生でもサッカーでも毎日が学びの連続であり、私自身もこのデポルティーボでさらに成長し、学び続けたいと願っています』

ピッチ内外で絶大なリーダーシップを発揮することが期待されるベテランは、熱狂的なデポルティーボのプロジェクトに本物の信頼を寄せています。(via Estadio Deportivo)

新加入2選手の初練習参加と次戦ビジャレアル戦への備え

今夏の移籍市場の最終日に電撃加入を果たしたホセ・マリア・ヒメネスとMFマルク・カサドの2選手が、アベゴンド練習場で行われた全体練習に初めて合流しました。

アントニオ・イダルゴ監督率いるチームは、土曜日にエスタディオ・デ・ラ・セラミカで予定されているラ・リーガ第4節のビジャレアル戦に向けて調整を進めており、新戦力2人のピッチ上での動きは大きな注目を集めました。

両者のコンディションには現在、若干の差があります。

ヒメネスは前所属のアトレティコで、開幕戦の Malaga 戦こそベンチを温めたものの、その後のビジャレアル戦やセビージャ戦では途中出場でしっかりとプレー時間を確保していました。夏の間も一度も練習を休んでおらず、本人も『コンディションは極めて良好で、しっかりと体が動く状態です。あとは戦術的な要求や新しいチームメイトの特徴を理解し、お互いを助け合うことが今の課題です』と自信をのぞかせています。

一方で、バルサから加入したカサドは試合勘の不足が懸念されます。ハンジ・フリック監督のもとで今季開幕から3試合出番がなく、実戦での直近のプレーはプレシーズンの開幕戦であるバーミンガム戦まで遡ります。イダルゴ監督は、この両名のコンディションを慎重に見極めながら、強敵ビジャレアルとの大一番に向けて戦術を練り上げています。(via Mundo Deportivo)

フェルナンド・ソリアーノSDが語る非義務買い取りオプションの真実

デポルティーボのスポーツディレクターを務めるフェルナンド・ソリアーノが、大成功に終わった今夏の移籍市場を振り返る総括会見を行いました。

数々のビッグネームや有望株を獲得したデポルティーボの補強劇はラ・リーガ全体に衝撃を与えていますが、ソリアーノSDは市場最終日に獲得したヒメネスとカサドの契約詳細に言及しました。

ソリアーノSDは、両選手ともに「強制力のない非義務的な買い取りオプション」が契約に付帯していることを公式に認めました。これにより、デポルティーボは今シーズンの活躍次第で彼らを完全移籍で獲得できる選択権を握ったことになります。

しかし、サポーターが最も気にする具体的な買い取り額について問われると、ソリアーノSDは明言を避けました。

『契約書には非常に厳格な守秘義務が課せられているため、具体的な買い取り金額などの詳細をここで公表することはできません』

バルサ出身のカサドの買い取りオプションは3000万ユーロと周囲で囁かれているものの、クラブの規律を守る姿勢を一貫して示しました。それでも、この魅力的なタレントたちを将来的にクラブに引き留められる可能性を残したことは、ファンにとって大きな希望となっています。(via ElDesmarque)

ダニ・バルシアの残留決断に見るクラブへの愛着

夏の移籍市場における「放出オペレーション」について語る中で、ソリアーノSDはDFダニ・バルシアの残留にまつわるドラマを公開しました。

ソリアーノSD自身は、日々の練習管理やチームのまとまりを考慮し、本来であれば「やや小規模な、引き締まったスカッド」を好むと語っています。そのため、現時点で出場機会の確保が難しくなりそうだったダニ・バルシアに対しては、現状の厳しい立場を率直に伝えていました。

実際に、他のクラブで多くの実戦経験を積ませるための移籍の選択肢やレンタル移籍のオファーは数多く存在していました。

しかし、バルシア本人が下した決断は、デポルティーボに留まって戦い抜くことでした。

バルシアはジュニア(ベニャミン)カテゴリーの時代からこの青白のユニフォームを着続けている生え抜き中の生え抜きです。彼は『この愛着あるデポルティーボで、日々の厳しい練習の中で自分の実力を証明し、ポジションを奪い取って見せる』と固い決意を示し、挑戦の道を選択しました。

ソリアーノSDも『私たちは日々の練習やピッチでの取り組みを常に評価し、選手に対して一貫して誠実であるべきだと考えています。彼のこの姿勢をリスペクトし、これからも見守っていきます』と、彼の熱いクラブ愛と闘志を尊重しています。(via ElDesmarque)

イェレマイ・エルナンデスを巡る公式オファーの真相

今夏、移籍市場を賑わせる噂が絶えなかった絶対的な至宝、イェレマイ・エルナンデスの去就について、ソリアーノSDがその真相を赤裸々に語りました。

メディアやファンの間では常にイェレマイに関する様々な高額オファーや引き抜きの噂が飛び交っていましたが、実際にはデポルティーボに対して「公式なオファー」は一つも届いていませんでした。

ソリアーノSDはこの件について次のようにコメントしています。

『周囲で重要視されるような大袈裟な噂話はありましたが、実際には極めてシンプルな対応で済むものでした。なぜなら、選手本人から移籍を希望するような意思表示やメッセージは一切私のところに届かなかったからです。そのため、余計な心配や無駄な時間を取られることは全くありませんでした』

外野の騒音に惑わされることなく、クラブとイェレマイ自身の信頼関係は完全に強固であり、お互いに揺らぐことのない夏を過ごしていたことが証明されました。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

本日のデポルティーボは、新加入のホセ・マリア・ヒメネスとマルク・カサドが初めて全体練習に合流し、土曜日のビジャレアル戦に向けて本格始動しました。ソリアーノSDが明かした市場の裏側では、ダニ・バルシアの熱い残留劇やイェレマイに公式オファーがなかった事実など、クラブの絆の強さが改めて浮き彫りとなっています。