カンテラ売却ビジネスモデル

レアル・マドリードは近年、カンテラ選手を売却して一線級のスター選手を獲得する資金を得るビジネスモデルを確立しています。今夏だけで11人のカンテラ選手を売却し、1億7000万ユーロ以上の売却益を手にし、銀行口座には約2億ユーロが蓄積されています。

今夏の主な売却実績として、FWゴンサロ・ガルシアがアルベロア元マドリードカンテラ監督が率いるフルハムへ完全移籍しました。フルハムはゴンサロの70%の権利を4000万ユーロ(マドリードが30%の権利を保留)で獲得し、これはクラブ史上最高額タイとなります。また、同じくフルハムへ移籍したセサール・パラシオスとゴンサロの2人の売却総額は5000万ユーロに達します。また、フラン・ガルシアはレアル・ベティスへ完全移籍、ニコ・パスはコモにローン移籍(買い戻しオプション付き)となりました。

現在、ファーストチームに残るカンテラ出身者はチアゴ・ピタール、ラウル・アセンシオ、アルバロ・カレーラスの3人のみですが、ピタールはアルベロアのフルハムへの移籍交渉が進行中(現在6週間の離脱を強いる怪我のため交渉は低速)、アセンシオもモウリーニョ監督の構想外となっており、売却に最低2500万ユーロを求めています。カレーラスは左SBのレギュラーとして活躍していましたが、今夏チェルシーからマルク・ククレジャが加入したため、控えのセカンドプランに降格する見込みです。

モウリーニョ監督はプレシーズンでカンテラ選手をあまり信用しておらず、フィオレンティーナ戦で先発起用されたのはジョアン・マルティネス、マリオ・リバス、アレクシス・シリアの3人のみ。チェステロ、ヤーニェス、ラコスタ、ラミニ・ファティらは65分以降の出場に留まりました。ただし、アレクシス・シリアはフィオレンティーナ戦で得点を挙げるなど、著しい成長を見せています。 (via SPORT)