ロドリ・エルナンデス獲得失敗
レアル・マドリードが3週間にわたり交渉を進めていたマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリ・エルナンデスですが、最終的にマドリードへの移籍を拒否し、バルセロナへの移籍を選択しました。バルセロナはロドリと2030年までの契約、年俸ネット1500万ユーロで個人合意し、シティへ4500万ユーロ+変動400万ユーロのファーストオファーを送りましたが拒否されています。
マドリードが獲得を逃した背景には、内部の確執と不信感があります。フロレンティーノ・ペレス会長は当初、ロドリが会長選の対抗馬エンリケ・リケルメル側の公約選手であったため獲得を渋っており、財務アドバイザーのアナス・ラグラーリも「30歳という年齢と過去の膝の怪我」を理由に大反対していました。また、マドリードがロドリ獲得について満場一致の支持を欠き、会長を説得する必要があったという情報が本人に伝わり、ロドリ側の熱意が冷めました。さらに、マドリードはシティに対し移籍金を6000万ユーロ以下に抑える交渉をしており、熱意や切迫感に欠けていました。また、2024年のバロンドール授賞式でビニシウス落選を理由にクラブがボイコットしたことも、受賞者であるロドリに不快感を与えていました。
今週の月曜日から火曜日にかけて、ロドリ本人がペレス会長らマドリード幹部に直接電話をかけ、関心への感謝を述べつつ、断りの連絡を入れました。代理人のパブロ・バルケーロはマドリード側の紳士的な対応に感謝していると述べました。
元マドリードFWのフェルナンド・モリエンテスは、この破談について『ロドリがマドリードを断ってバルサを選んだなどというのは、我々をバカにしている。フロレンティーノが本当に獲得しようと思えば、逃すはずがない。クラブが「ロドリ本人がプレースタイルを理由にバルサを選んだ」と発表しているのは質の悪いジョークだ。本質はリケルメル候補の公約だったため、マドリード側が獲得を引いたことだ』と鋭く指摘しました。また、ジャーナリストのシロー・ロペスも『3週間も時間があったのに、適切なオファーを出さなかったクラブのミスだ』と非難し、ファンの間でも公式SNSにロドリの写真を貼り付けるなどの抗議運動が起き、大炎上しています。モウリーニョ監督も「信じられない」と激怒し、幹部と激しい衝突を繰り返しました。 (via Estadio Deportivo)