まるで王道の恋愛映画!代理人COOが語るヴィニシウスの2032年超長期契約と史上最高額ディオマンデの獲得秘話
世界的アーティストのジェイ・Zが設立し、2023年にブラジルの代理店買収を経てサッカー界で世界トップ10の支配力を持つまでに急成長した「Roc Nation Sports」。同社の最高執行責任者(COO)を務めるチアゴ・フレイタスが、レアル・マドリードの歴史を揺るがした2大取引の裏側を激白しました。
今夏の移籍市場は彼らにとって歴史的な転換期となりました。彼らが抱える資産価値の高いトップ7選手のうち、4選手が今夏に新たな契約を獲得したのです。ガブリエウ・マルティネッリがサウジアラビアへ7000万ユーロで移籍し、移籍市場最終日にはマリック・フォファナが3000万ユーロでサンダーランドへ移籍するなど巨額の資金が動いた中で、レアル・マドリードとの間でも歴史的な交渉が行われました。
まずは、今年8月にようやく決着を見たヴィニシウスの2032年までの超長期・複数年契約です。同社のCEOフェデリコ・ペナが主導したこの大仕事について、フレイタスは『ヴィニシウスとレアル・マドリードの交渉劇は、まさにロマンス映画の三部作のようなものでした。ストーリーの途中には対立や障害、多くの困難がありましたが、私たちは結末がハッピーエンドになることを知っていました。最後には素晴らしいキスを交わし、関係者全員が最高の幸せを掴む物語です』と、ロマンチックな言葉で交渉を振り返りました。また、ヴィニシウス自身もマドリード退団を1ミリも考えていなかったと明かし、『過去20年から30年の間にレアル・マドリードでプレーした選手たちの歴史を振り返ってみてください。誰一人として自ら進んでこのクラブを去ろうとした選手など、誰一人としていなかったのです』と語り、クラブの並外れた魅力を力説しました。
そして、今夏ライプツィヒからクラブ史上最高額で獲得したヤン・ディオマンデの移籍についても、その内幕を明かしました。Roc Nationはディオマンデがライプツィヒにいた頃から目を光らせていました。
フレイタスはディオマンデについて『私たちは常に夜空のスターに注目していますが、その中に突然コメット(彗星)が現れることがあります。ヤンはまさに星々の中に現れた彗星であり、8年から10年に一度しか目撃できないハレー彗星のような存在です。彼と仕事をする機会が巡ってきた時、一瞬の躊躇もありませんでした』と大絶賛。彼らはディオマンデのためにドイツへ移住し、ライプツィヒに移籍を呑ませるための市場価値を高める特製のサポート体制を整えました。
PSGをはじめとする世界中の富豪クラブとの激しい争奪戦については、『世界で最も裕福で最高峰のクラブがヤンに関心を示しました。しかし、私は選手たちに対して、レアル・マドリードはクラブ界における「ペレ」のような存在だと話しています。選手とマドリードについて語る時、往年の名選手たちがペレについて敬意を込めて語るのと全く同じ感覚になるのです。マドリードからの関心が浮上したその瞬間に、他クラブが抗うすべはありません。選手はマドリードに行きたがり、私たちはその夢を実現するだけです』と明かしました。
ディオマンデのプレースタイルについては『手品のトリックのように、いつ、どこで起きるかは事前に分かりません。ヤンはマドリードに多くの意外性(サプライズ)をもたらすことができる選手です。マドリードを相手にするチームは、ほぼ全試合で負けないように引いて戦術ブロックを固めてきます。だからこそ、相手の守備を破壊し、予測不可能な事態を起こせる存在が必要です。ヤンはそれをすべて備えており、とても壮大な夢を描く少年です。マドリードで歴史を作るには、それほど大きな夢を描く必要があります』と語っています。
また、プロとしてのキャリアが浅い若い選手に史上最高額を支払った今回の移籍は、今世紀のサッカー界の針路を指し示すレアル・マドリードだからこそ成し遂げられたマイルストーンであり、2〜3年後、あるいは4年後には他のメガクラブが同様の補強アプローチにインスパイアされるだろうと、取引の重要性を結びました。(via MARCA)
【本日の総括】
ベティス戦での黒星がチーム内外に波紋を広げています。ピッチ外ではYouTuberの不適切発言やモウリーニョ監督の「裏の顔」を巡る懸念が渦巻き、ピッチ内では組織力不足と不可侵のスター優先序列がもたらす機能不全に厳しい視線が注がれる一方、若きディフェンダーのルイセンの台頭や代理人によって語られたスター選手たちの強い絆など、新時代マドリードの輪郭が浮き彫りとなる一日となりました。