クラウディオ・ヒラルデス監督が目指す24名の少数精鋭スカッド構想

クラウディオ・ヒラルデス監督がトップチームの指揮を執るようになって以来、常に頭を悩ませてきたのが多すぎる選手を抱えた状態で日々のトレーニングを行わなければならないという状況でした。直近でも28名という過剰なスカッドを率いていましたが、今シーズンはこれを4名削減し、少数精鋭のチームで臨むことを強く希望しています。しかし、この人員整理作業は一筋縄ではいきません。現時点でトップチームのライセンスを保有しているのが24名、さらにBチーム(リザーブチーム)登録でありながら実質的にファーストチームの戦力として稼働する予定のジョーンズ・エル=アブデラウイとヨエル・ラゴの2名が在籍しており、合計26名が手元にあります。ここから4名を放出することが最優先目標であり、売却の優先リストにはモリバ(最優先売却対象)を筆頭に、カルレス・ペレス、マヌ・フェルナンデス、マティアス・ベシーノの名前が並んでいます。もし彼らの放出が順調に成立した場合、獲得がほぼ確定しているウインガーに加えてもう1名補強を重ねることで、指揮官の理想とする「ゴールキーパー3名、フィールドプレーヤー21名」の合計24名体制が完成します。この規模は、ヒラルデス監督が昨季からチームに浸透させている積極的なローテーションシステムを用いながら、リーグ戦やコパ・デル・レイなど3つのコンペティションを安定して戦い抜くために十分な人数と判断されています。さらに、下部組織セルタ・フォルトゥナからフゴ・ブルシオやアンタニョンといった有望な若手たちが定期的に一軍の練習に合流し、必要に応じてトップチームとBチームを行き来する体制も確立されており、スカッドの柔軟性を保つ役割を果たす予定です。(via MARCA)

ビクトル・ツィガンコフ獲得への本腰と幻に終わったセバージョス

セルタ・ヴィゴの今夏の移籍市場は、土壇場で新たな方向転換を強いられる事態となりました。当初はアンドレ・アルメイダの動向を追いつつ、アルゼンチンのボカ・ジュニオルスに所属するエセキエル・セバージョスの獲得が確実視されていました。スポーツディレクターのマルコ・ガルセスはセバージョス個人との間で契約条件に完全合意しており、バルセロナでのメディカルチェックのスケジュールさえ取り沙汰されていたものの、ここに来てセバージョスがボカ・ジュニオルスとの契約延長に急接近したため、獲得の可能性がほぼ消滅しました。これを受け、フロントとクラウディオ・ヒラルデス監督は補強のターゲットをジローナFCのウクライナ代表ウインガー、ビクトル・ツィガンコフへ急遽変更しました。右ウイングの強化を熱望していたヒラルデス監督にとって、ツィガンコフはまさにうってつけの存在です。ジローナが2部リーグ(LALIGA Hypermotion)へと降格したことに伴い、ツィガンコフの契約解除条項は従来の3000万ユーロから1000万ユーロへと大幅に下落しており、本人も2部でのプレーを強く拒否して開幕戦レガネス戦の出場を頑なに拒んでスタンドから観戦するなど、移籍に向けた不満を露わにしています。セルタはこの状況を利用して格安での引き抜きを狙っていますが、エスパニョールやオランダのアヤックスなどライバルクラブとの激しい争奪戦が展開されています。なお、マルコ・ガルセスSDは先日の記者会見で、もしセバージョスの獲得が破談になった場合の備え(バックアッププラン)があることを明かしており、その代替案は監督やフロントも非常に気に入っている選手であるものの、現時点でその氏名は非公開のまま伏せられています。(via ElDesmarque)

Bチーム「セルタ・フォルトゥナ」のバライドス凱旋と芝生全面改修の裏側

下部組織セルタ・フォルトゥナ(Bチーム)は、アウェイでのカディス戦で貴重な勝ち点1を奪い取る上々のスタートを切った後、次週の月曜日19:00にアンドラをホームに迎えて今シーズン初のバライドスでの試合に臨みます。実は、トップチーム(一軍)のホーム開幕戦であるオサスナ戦は、バライドス・スタジアムの芝生が最悪のコンディションであったため全面張り替え工事が急ピッチで進められており、その影響で試合日程が8月27日木曜日にまで延期されました。そのため、Bチームのアンドラ戦が今シーズンのお披露目試合、かつ新調された美しいピッチの柿落としとなる予定です。クラブはBチームの試合に向けた観客制限と入場手続きの詳細を公表しました。今季から導入されたオプションである「Feito na Madroa」の会費を支払った約1000名のソシオ(会員)に対してはTribuna Alta席が指定席として確保されます。それ以外の45,000名の無料観戦権利を持つファンについては、事前の招待システムを利用した予約が必要です。警察などの法的な義務に基づき、発行されるすべてのチケットには座席番号が記載されていなければならず、スタンドの開放はTribunaとMarcadorのみに限定され、各スタンドの定員の50%までしか観客を入れない制限が適用されます。月曜日の夕方という時間帯ですが、大勢のサポーターの来場が予想されています。ピッチ上では、フレディ・アルバレス監督がBチーム史上初となる2部での初勝利に向けて全力を尽くしており、カディス戦で出場機会のなかった新加入のレキシス・オルメドやウーゴ・クエンカの起用が期待されるほか、登録を阻んでいたお役所仕事の事務トラブルを完全にクリアしたポルトガル人のヴラド・シルバも出場可能となりました。また、対戦相手のアンドラには、かつてセルタのBチームでともにプレーしたカンテラーノのガエル・アロンソ、ディエゴ・アレンデ、トマ・カリク、ラウタロ・デ・レオンの4名が在籍しており、彼らとの非常にエモーショナルな再会もサポーターの関心を集めています。(via SPORT)

【本日の総括】

今シーズンのセルタ・ヴィゴは、過剰なスカッドを24名へと削減する人員整理と、セバージョスの破談を受けてツィガンコフ獲得へ舵を切った右ウイング補強という、ピッチ外での重要な決断に直面しています。スタジアムの芝生全面張り替えの遅れによりトップチームの開幕が延期される中、月曜日に新ピッチのお披露目を託されたBチームのバライドス凱旋試合は、クラブの未来を担う若手たちの真価を証明する大きな舞台となるでしょう。