コロニアとのテストマッチ2連戦
レアル・ソシエダはプレシーズンにおいて、ドイツの強豪コロニアとの2連戦に臨んでいます。
金曜日に行われた1戦目は非公開形式で行われ、0-2の完敗を喫しました。ペレグリーノ・マタラッツォ監督は、GKマレロ、アイヘン、ルペレス、パチェコ、スシッチ、ザハリアンといった一部のファーストチーム選手に加え、今季2部でプレーするBチーム(サンス)の若い選手たちをスタメンに並べました。試合は終盤の75分まで粘り強い守備を見せていたものの、相手のWaldschmidtとBülterにゴールを許し、PKも献上するなど、最後の15分間で守備の連係が崩れました。これでチームは今夏のプレシーズンにおいて、Toulouse、Pauに続く3敗目となり、6試合で9失点、クリーンシート(無失点)が未だにゼロという守備の脆さを露呈しています。
土曜日の15:30(スペイン時間)にラインエネルギーシュタディオンで行われる2戦目は、観客を入れた状態での一戦となり、マタラッツォ監督はリーグ開幕を見据えて主力に近い先発メンバーを起用する予定です。この試合は、公式YouTubeチャンネルのReal Sociedad TVを通じて生中継され、2週間後に控えるレアル・ベティスとの開幕戦に向けて戦術的な自動化とフィジカルコンディションを高めるための極めて重要なテストとなります。 (via MARCA)
ディフェンスリーダーの帰還と懸念
レアル・ソシエダは、最優先補強ポイントであったセンターバックの強化に向けて、オリンピック・マルセイユから30歳のモロッコ代表DFナイフ・アゲルドの獲得で正式合意に達しました。
取引条件は、400万ユーロのレンタル料を支払う1年間の期限付き移籍で、さらに1100万ユーロの非義務的な買い取りオプションが盛り込まれています。アゲルドは他クラブやサウジアラビアのアル・サッド、さらにはナポリからのアプローチを退け、一昨季に素晴らしいパフォーマンスを披露したソシエダへの復帰を強く希望していました。マルセイユ側も、チャンピオンズリーグ出場権を逃したことによる財政難から彼の高給を削減する必要があり、移籍は最終段階を迎えています。
しかし、彼の獲得にはピッチ外でのデリケートな問題も潜んでいます。一昨季、ソシエダで36試合に出場した際、前半戦は圧倒的なパフォーマンスを示したものの、後半戦は怪我を理由に欠場が増えました。その際、重要なビッグマッチやモロッコ代表の試合になるとコンディションが回復して出場する一方で、重要性の低い試合ではすぐに自ら交代を申し出る姿勢が見られたため、ロッカールームのチームメイトたちから自分を温存しているのではないかと不信感を持たれていた過去があります。また、今年3月に受けたデリケートな恥骨結合炎の手術以降、ほとんどトレーニングを積んでおらず、コンディション面での不安や、2027年1月に開催されるアフリカネイションズカップでの再度の自己温存の懸念など、マタラッツォ監督は合流後にロッカールームの調和と彼のコンディション管理という難しいタスクを課されることになります。 (via Mundo Deportivo)
トルキッシュ・マルチロールへの食指
レアル・ソシエダのスポーツディレクター、エリック・ブレトスは、マタラッツォ監督が熱望する「複数ポジションをこなせる前線のマルチロール」として、トルコのベシクタシュに所属する19歳のU-21トルコ代表FWムスタファ・エルハン・ヘキモグルの獲得に向けて正式なファーストオファーを提示しました。
ヘキモグルはベシクタシュと2028年までの契約を残しており、市場価値は約500万ユーロとされています。彼の本職はセンターフォワードですが、高いテクニックと走力を活かして左ウイングとしても機能するため、マタラッツォ監督が掲げる、サイドに流れてチャンスメイクができるフォワードという明確なプロフィールに完璧に合致します。クラブは限られた補強予算の中で将来への投資も見据え、この若い才能の確保に向けてベシクタシュとの交渉を進めています。 (via ElDesmarque)
若きサンスたちの武者修行
レアル・ソシエダのBチーム(サンス)は、8月8日土曜日の19:30から、伝統ある「メモリアル・カルロス・ラペトラ」においてレアル・サラゴサと対戦します。
対戦相手のサラゴサは、クラブの80年の歴史において初めてプロリーグ外(3部相当)へと降格するという歴史的な大失墜を経験し、現在はBarbastroとAndorraに連敗するなどチームの再構築に喘いでいます。しかし、それでも21,000人以上の熱狂的なサポーターが年間シートを更新するなど、スタジアムは異様な熱気に包まれることが予想されます。サンスの若い選手たちにとって、このタフなアウェイ環境での一戦は、今季のセグンダ・ディビシオンでの戦いに向けた極めて貴重な成長の機会、まさに武者修行となります。 (via SPORT)
【本日の総括】
レアル・ソシエダはプレシーズンマッチでの守備の崩壊という課題に直面しつつも、マルセイユから実力派CBアゲルドの獲得に合意し、さらにトルコの俊英ヘキモグルへのオファーを提示するなど、開幕に向けた戦力のパズルを急速に埋めつつあります。アゲルドのロッカールームでの調和という課題を乗り越え、コロニアとの2戦目を経て、ベティスとの開幕戦へ向けてチームの完成度を高めていくことになります。