[チェルシー問題] 出番急減のエステヴァンとバルセロナ技術陣の注視
チェルシーに所属する19歳のブラジル代表FWエステヴァンが、シャビ・アロンソ監督の構想から外れ、深刻な出場機会の不足に直面している。プレミアリーグ開幕5試合で得た出場時間はわずか23分間にとどまり、先発出場はEFLカップの2試合のみという不遇な扱いに、選手本人は強い挫折感と憤りを募らせている。シャビ・アロンソ監督は『彼が活躍するスペースを手にする可能性は100%ある』と公言しているものの、ピッチ上での起用には繋がっておらず、両者の間には冷戦状態が漂っている。
ブラジルの現地メディアによると、両者の間には戦術的な意見の相違が存在し、エステヴァンは右ウイングからコール・パーマーが主戦場とするインサイドへのポジション変更を望んでいるほか、自身の最大の武器であるスピードと切れ味を守るため、クラブから要求されているさらなる筋肉量の増強を拒否しているとされる。現時点でエステヴァン側が即座の退団を画策しているわけではないが、状況に対する危機感は募る一方だ。
この事態に対し、バルセロナのデコスポーツディレクターは強い関心を持って注視している。バルセロナは彼がパルメイラスに在籍していた段階からスカウト陣を通じて非常に高い評価を下していたが、財政的制約とラミン・ヤマルの存在から獲得を見送り、最終的にチェルシーがインセンティブ込みで最大6150万ユーロを投じて獲得していた経緯がある。デコSDは今も同胞であるエステヴァンの現状について第一線の情報を把握している。なお、ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督は『エステヴァンはセレソンにとって極めて重要な存在だ。クラブで出番がなかろうと呼び続け、成長の機会を与える』と絶大な信頼を寄せている。(via SPORT)