デミチェリス監督の契約解除交渉が難航しクラブの身動きが取れず
RBライプツィヒがマルティン・デミチェリス監督を引き抜く動きを見せているが、交渉は正式な決着を見ておらず、マジョルカは来季に向けた計画が完全にブロックされた状態に陥っている。
ライプツィヒのフットボールディレクターを務めるユルゲン・クロップの強い希望による引き抜きだが、ライプツィヒ側は違約金の支払いを渋っている。前監督のオーレ・ヴェルナーやそのスタッフの解任費用、デミチェリスの違約金と税金、さらには給与を合わせると約1000万ユーロの多額の出費となるため、ドイツのクラブはマジョルカに対して違約金の減額を要求し、交渉を長引かせている。
デミチェリス自身がマジョルカに約300万ユーロを支払って契約を解除するという憶測も飛んでいるが、最悪の場合は法廷闘争に発展する可能性も孕んでいる。指揮官本人はすでにマジョルカ島を離れており、今週中にもライプツィヒの新監督として発表される見込みとなっている。
スポーツディレクターのパブロ・オルテリスは、チームの降格後からサポーターの激しい批判を浴びていたが、さらに厳しい立場に立たされている。デミチェリスの契約を延長したわずか数日後に、同監督がライプツィヒからのオファーにイエスと答えたためだ。オルテリスSDとしてはどうすることもできない状況だったが、ファンからは新監督の決定や補強など、早急な対応と回答が求められている。(via MARCA) (via Mundo Deportivo)
次期監督としてルイス・ガルシア・フェルナンデスを確保
マジョルカはデミチェリスの退任が不可避と見て、すでに次期監督としてルイス・ガルシア・フェルナンデスの招へいを固めている。
ルイス・ガルシアは先日、UDラス・パルマスの監督として契約を更新しないことを発表しており、マジョルカとの合意は非常に近い状態にある。現役時代にRCDエスパニョールやマジョルカでプレーした経験を持つ彼が、新プロジェクトの指揮を執ることになる。クラブはルイス・カリオンなど他の指導者とも接触を図ったが、最終的にルイス・ガルシアが選ばれた。
ただし、デミチェリスとの契約があと2年残っており、彼が正式にクラブとの契約を解除するまでは、新監督の就任を公式に発表することはできない状況となっている。(via Mundo Deportivo)
パブロ・マフェオがギリシャのオリンピアコスへ完全移籍
パブロ・マフェオが5シーズンを過ごしたマジョルカに別れを告げ、ギリシャの強豪オリンピアコスへ移籍することが決定した。マフェオはメディアのインタビューに応じ、今回の決断について詳しく語っている。
マフェオは『このような形で終わるのは最も美しいとは言えないけれど、良かった部分を胸に留めておく。信じられないほど素晴らしい5シーズンだった』とマジョルカでの日々を振り返り、『クラブにとっても自分にとっても、もう潮時だった』と退団が自然な流れであったことを説明した。
オリンピアコスからのオファーについては『これほどのレベルのクラブから声が掛かれば、考えることなどほとんどない』と即決だったことを明かしている。また、ホセ・ルイス・メンディリバル監督の存在も決断を後押ししたという。『監督がスペイン人で、お互いをよく知っており、何度も対戦してきた。すべてがずっと簡単になるし、回りくどい言い方をしない率直なところも素晴らしい』と指揮官への信頼を語っている。
直近の1年間は個人的にもチームとしても非常に厳しかったと認めており、タイトルやチャンピオンズリーグを争う新たな舞台での挑戦に意欲を燃やしている。マフェオは28日にアテネへ向かい、プレシーズンに合流して新生活をスタートさせる予定だ。(via MARCA)
チーム編成の現状:主力3選手が売却されるも新戦力の発表はゼロ
デミチェリス監督の退任問題が解決していない影響で、マジョルカのフロントは来季のセグンダ・ディビシオン(2部)に向けた新チーム作りにおいて停滞を余儀なくされている。
現時点でサイル・ラリン、パブロ・マフェオ、ヴェダト・ムリキといった主力選手たちの移籍(売却)がすでに完了しているが、新加入選手の発表はまだ一件もない。クラブは水面下で動いているものの、新監督を正式に迎え入れ、その戦術アイデアに合致する選手を早急にリストアップして補強を進めることが急務となっている。(via Mundo Deportivo) (via MARCA)
【本日の総括】
デミチェリス監督の退任を巡る違約金交渉でクラブの動きが止まっており、ラリン、ムリキ、マフェオら主力の売却が進む一方で補強はゼロという厳しい現状です。次期監督にはルイス・ガルシアが控えており、一刻も早い事態の解決と新体制の始動が待たれます。