ジローナとの運命の最終戦と残留条件
今週土曜日、プリメーラ・ディビシオン残留を懸けた運命の最終戦がアウェイのモンティリビ・スタジアムで行われる。エルチェはジローナと対戦し、この試合で勝ち点1以上、つまり引き分け以上の結果を出せば自力での1部残留が確定する。しかし、万が一敗北した場合はジローナの残留が決定し、エルチェの運命はマジョルカ対レアル・オビエド、ヘタフェ対オサスナ、レアル・ベティス対レバンテといった他会場の結果次第という非常に複雑で厳しい状況に追い込まれることとなる。対戦相手のジローナは、6年前の2020年8月に行われたプレーオフでエルチェのペレ・ミジャの劇的ゴールによって昇格の夢を絶たれた過去があり、クラブ主導でモチベーションビデオを作成するなど、今回の対戦を復讐の場として強い意気込みで臨んでくる。⚽️🔥 (via SPORT) (via Mundo Deportivo) (via MARCA)
ファンとペーニャ連合の熱いサポート
クラブの未来を左右する大一番に向けて、エルチェのサポーターたちも並々ならぬ決意を抱いている。モンティリビ・スタジアムに入場できるのはわずか400人の幸運なファンのみだが、彼らはバス、飛行機、バンなどあらゆる手段を使って現地へ駆けつける。ペーニャ連合会長のアントニオ・ブロトンスは、スタジアムから徒歩10分の場所にあるBar Mig Camíで試合前の集会を開き、そこからスタジアムへ向けて全員で行進する計画を立てている。同会長は『この試合に向けて多くの準備をしてきたため、非常にストレスを感じていた。我々連合でバス1台を手配し、割り当てられた10%のチケットを分配した』と語る一方で、『私はこのチームを信じているし、選手たちは必ず勝ちにいくはずだ。ジローナ側は6年前のプレーオフの復讐に燃えて激しく来るだろうが、現地にいる400人以上のエルチェファンは100分間ずっと立ちっぱなしでチームを後押しする』と力強いコメントを残している。📣
また、家族でモンティリビへ向かうベゴニャとダビド夫妻も現地で声援を送る予定だ。ベゴニャは『息子は試合のことを理解していて、行くのをとても楽しみにしている。私自身はとても緊張しているけれど、チームを100%信じている。苦しい展開になるのは間違いないが、最終的にはエルチェらしく残留を勝ち取って帰れると確信している』と熱い想いを吐露している。Grada de Animacionのメンバーであるシモ・モラレスも『試合開始の笛が鳴った時点では、我々は残留圏にいるのだから最初から自信を持っている。ジローナの選手名を一人ひとり見ると、なぜあんな下位にいるのか不思議なほどで恐怖も感じるし、この一発勝負に全てが懸かっているため今週はずっと緊張している。それでも我々は他のライバルチームよりも有利な立場にある。最後には笑って終われると信じているし、ポジティブな考えが良い結果を引き寄せるはずだ』と前向きな姿勢を崩していない。🙌 (via SPORT)
親子対決!アレックス・サンチェスとミチェル監督
この残留を懸けた大一番には、もう一つのドラマが隠されている。エルチェの選手であるアレックス・サンチェスと、対戦相手であるジローナの指揮官ミチェル・サンチェスによる親子対決が実現するのだ。アレックス・サンチェスは、レバンテとのダービーマッチでトップチームデビューを果たし、残り2分という土壇場でアダムの同点ゴールをアシストする大活躍を見せ、3-2の勝利に貢献した実績を持つ。これまでは父親であるミチェル監督もエルチェの練習場であるシウダ・デポルティーバのスタンドに足を運び、息子の応援をする姿が何度も目撃されていた。しかし、今回の試合に限っては、互いのチームの生き残りを懸けて完全に別の目標のために戦うこととなる。アレックス自身はピッチの外からこの運命の試合を見守ることになるが、彼のキャリアにおいても最も複雑で重要な意味を持つ一戦となる。👨👦 (via MARCA)
レジェンド、フィデル・チャベスからのエール
2020年の昇格の立役者の一人であり、エルチェで236試合に出場したクラブのレジェンド、フィデル・チャベスからも熱いエールが届いている。現在はデポルティーボに所属し、セグンダ昇格を果たしたばかりの彼だが、古巣の窮地に際してメッセージを送った。『本当はモンティリビのスタジアムに行きたいが、自分たちの試合があるため仕事の都合で行くことができない。しかし、現地で応援したいと心から思っているし、今こそサポートが必要な時だ。エルチェの全てのファンには、この重要な試合でチームを力強く後押ししてほしい』と呼びかけた。さらに『今シーズンのエルチェの戦いぶりを見れば、降格するのは不公平だ。一年を通じて残留に値するプレーを見せてきたが、アウェイでの不調が少し足を引っ張ってしまっただけだ。しかし、このチームが持つ情熱とプレースタイルがあれば、今週の土曜日に必ず目標を達成できると私は確信している』と絶対の信頼を寄せている。💚 (via SPORT)
アレイクス・フェバスの去就とセルタの関心
チームの去就に注目が集まる中、MFアレイクス・フェバスの移籍の噂が浮上している。フェバスは今シーズン限りでエルチェCFとの契約が満了となる予定だ。現在、来シーズンに向けた補強を進めているセルタ・デ・ビーゴが、彼の獲得を検討している。セルタは即戦力となる経験豊富な選手をフリー移籍で探す方針を掲げており、その条件に合致するフェバスがリストに挙がっている状況だ。🔄 (via ElDesmarque)
ペジーニョの加入振り返り
過去の移籍市場の動きとして、ペジーニョの動向も振り返る。2025年1月、UDラス・パルマスでディエゴ・マルティネス監督の構想外となったペジーニョは、エデル・サラビア監督が率いるエルチェへ期限付き移籍で加入した。当時、チームにはソリ・カバも所属しており、彼はチームを昇格へ導くという明確な目的を持って荷物をまとめ、エルチェへとやってきた。✈️ (via SPORT)
今季ベティス戦の振り返り
今シーズンの苦しい戦いを示す一つの試合として、レアル・ベティス戦が挙げられる。エルチェはこの試合で1-2の敗北を喫している。対戦相手のベティスにおいて、最も際立った活躍を見せたのがパブロ・フォルナルスだった。彼はエルチェ戦でクチョへのアシストを記録しただけでなく、チームにチャンピオンズリーグ出場権を数学的に確定させる決定的な決勝ゴールを奪っている。この試合はエルチェにとって非常に痛い敗戦となった。🏟️ (via SPORT)
【本日の総括】
すべては運命のジローナ戦に懸かっている。サポーターやレジェンドの熱い後押しを受け、引き分け以上で自力残留を決めたいところだ。移籍市場の動きも気になるところだが、まずはピッチ上の結果に全力を注ぐ。



