クリスタル・パレスの監督がラージョの戦術とトランジションを絶賛

✅ 詐欺事件からファンを救った選手たちの連帯

チケット詐欺に遭ったファンのため選手たちが自腹で寄付し救済

✅ クラブの施設環境に対する選手たちの苦言

バタジャやエスピノが劣悪な練習環境と時代遅れの設備の改善を要求

✅ ラ・リーガ最終戦とヨーロッパ出場権争い

アラベス戦を前にした状況と他クラブ選手からの高い評価

✅ オスカル・トレホの去就に関する噂

スポルティング・ヒホンが復帰を目指し交渉中も本人は決勝に集中

カンファレンスリーグ決勝へ向けた敵将の賛辞

5月27日水曜日、ライプツィヒのレッドブル・アレーナにて、クラブ史上初となるヨーロッパ・カンファレンスリーグ決勝が行われます。対戦相手はイングランドのクリスタル・パレスです。

大一番を前に、相手を率いるオリバー・グラスナー監督はメディアデーでラージョを大きく称賛しました。

グラスナー監督は、決勝戦ということで勝率は五分五分だとしつつ、ラージョを『大会で最高の戦術レベルを持つチーム』と評価しています。さらに『彼らはボール保持時のプレーが上手く、非常にインテンシティが高く、考える時間を与えてくれない。そしてトランジションが非常に危険だ』と分析しました。また、『選手の何人かは豊富な経験を持っており、それがこうした試合での重要な要素になる』と警戒を強めています。

一方で、スペインリーグのレベルの高さも認める中で、『プレミアリーグが世界で最も競争の激しいリーグだと思っている。すべてのチームが競争力があり、質の高い選手が揃っている』と自信も見せており、激しい熱戦が期待されます。

(via MARCA)

詐欺事件からファンを救った選手たちの連帯

歴史的な決勝戦を前に、バジェカスは熱狂に包まれています。現地には約1万1000人のファンが駆けつける予定ですが、その移動手段を巡って悲しい詐欺事件が起きました。

SNSや連絡アプリのWhatsAppで、1人250ユーロ、前払いでライプツィヒへ直行できるという架空のバスツアーが宣伝され、72歳のエンリケさんとその息子を含む少なくとも7人のファンが被害に遭い、お金と夢を奪われてしまいました。

しかし、ここでバジェカスならではの連帯感が発揮されます。1000人以上が参加するファンのWhatsAppグループでこの事態が知れ渡ると、エンリケさん親子の飛行機代を募るクラウドファンディングが立ち上がり、わずか1時間で目標額を達成しました。

さらに「ライプツィヒの決勝に行けない人をなくそう」というスローガンのもと、他の被害者を救うための第2の募金活動も開始。当初の目標額であった5280ユーロを大きく上回る6558ユーロが集まりました。

この動きはチームのキャプテンであるオスカル・バレンティンを通じて選手たちにも共有され、選手たちが自腹を切ってファンを支援する事態に発展しました。セルヒオ・カメージョが2000ユーロ、アンドレイ・ラティウが1000ユーロ、ダニ・カルデナスが400ユーロ、さらに匿名の寄付者から500ユーロが寄せられています。

イバン・バジウは『ライプツィヒにはバジェカス人が一人も欠けることはない。俺たちはなんて素晴らしいグループなんだ!』と誇らしげに語っており、数年前に立ち退きの危機にあった老婦人を救った時と同様に、選手とファン、そして地域が一体となるバジェカスの絆が改めて証明されました。

(via MARCA / ElDesmarque)

クラブの施設環境に対する選手たちの苦言

ピッチでの成功の裏で、選手たちからクラブのインフラに対する不満の声が上がっています。

マルティン・プレサ会長の運営下で放置されているクラブの施設について、パチャ・エスピノは以前、レアル・マドリード戦の直前に人工芝のピッチでトレーニングを強いられたことを明かしました。

エスピノは『ピッチはあまり良い状態ではなかった。人工芝はひどい状態で、決断を下さなければならなかった。トレーニングが必要なのに、人工芝のピッチはクソみたいな状態だったので、選手たち自身で決断したんだ』と語っていました。

そして今回、メディアデーに出席したアウグスト・バタジャも、この問題について苦言を呈しています。

バタジャは決勝進出の偉業を強調しつつ、『明らかに、僕たちが成し遂げようとしていることは非常に難しいことだ。これがクラブにとって、構造的なレベルで改善を始めるターニングポイントになることを願っている』と現状の改善を訴えました。さらに『僕たちのスポーツ施設は時代遅れで、ロッカールームは70年代や80年代のものだ。これらすべてを利用して精神的なレベルで改善し、またヨーロッパの大会に出場できるようになりたい』と切実な思いを明かしました。

また、バタジャは自身のキャリアについて『サッカーキャリアの中で多くの浮き沈みを経験してきたけれど、今日ここにいることは僕のキャリアで最も重要な決勝戦だ。時に物事は痛みを伴い少し辛いこともあるけれど、すべては必ず報われるから、常に戦い続けなければならない』と語っています。

ファンについては『この地域や人々が持っている感情は、アルゼンチンで経験するものとよく似ている。いずれにせよ、僕は常に自分がプレーするそれぞれのクラブに関わろうとしている。彼らの文化や、人々や地域にとってそれが何を意味するのかを理解しようと努めているんだ。それが僕のチームへの適応と、ここで受けた愛情を容易にしてくれたと思う』とファンへの深い愛情と共感を示しました。

(via ElDesmarque)

ラ・リーガ最終戦とヨーロッパ出場権争い

今週土曜日に行われるラ・リーガの最終戦で、ラージョはデポルティーボ・アラベスと対戦します。アラベス側では、DFのホン・パチェコが足首の関節鏡手術を受けたため、この試合を欠場することが決まっています。

現在のラージョはリーグ戦で勝ち点47を獲得して8位につけており、7位のヘタフェ(勝ち点48)と9位のバレンシア(勝ち点46)とヨーロッパの大会出場権を激しく争っています。エスパニョールのエドゥ・エスポシトが『ラージョ・バジェカーノやセルタ・デ・ビーゴのようなチームはリーグ戦で順位を落とすと思っていたが、そうならなかった』と語るように、ラージョの健闘は他クラブの選手からも高く評価されています。

(via Mundo Deportivo)

オスカル・トレホの去就に関する噂

経験豊富なMFオスカル・トレホについて、移籍の噂が浮上しています。

彼が2011-12シーズンおよび2012-13シーズンに所属していたスポルティング・ヒホンが、新監督としてニコラス・ラルカモンを招聘する見込みとなっており、それに伴ってトレホの復帰に向けた交渉を行っているとのことです。

スポルティング側は獲得に対してある程度楽観的な見方をしていますが、トレホ自身は現在ラージョでのプレー、特に来週水曜日のカンファレンスリーグ決勝に完全に集中するため、決断を保留している状況です。

(via MARCA)

【本日の総括】

目前に迫ったカンファレンスリーグ決勝への期待と熱狂の裏で、ファンを救う選手たちの美しい絆や、クラブの施設改善を求める切実な声が交錯しています。ラ・リーガ最終戦でのヨーロッパ出場権争いも含め、ピッチ内外で非常に密度の濃い日々が続いています。