アルベロアのフラム監督就任とカスティージャの流出危機

🇬🇧 レアル・マドリードの前監督であるアルバロ・アルベロアが、プレミアリーグのフラムの監督に就任することで合意に達した。3年契約で、現在は官僚的な手続きを残すのみとなっている。

フラムは、アルベロアの下でスポーツプロジェクトと哲学に大きな方向転換をもたらし、ヨーロッパの大会出場などの野心的な目標を掲げている。その変革の基盤となるのが、カンテラへの投資と、外部からの若い才能の発掘である。若手を信頼し、大胆に起用するアルベロアのスタイルは、この方針に完全に合致している。

この「アルベロア・プロジェクト」の実現に向け、フラムはレアル・マドリードの育成組織「ラ・ファブリカ」に照準を合わせている。アルベロアは才能を見抜く類まれな直感を持っており、ホアン・マルティネス、アグアド、ゴンサロ、ハコボ・ラモン、フォルテアらを見出してきた。フラムが来季の補強候補として赤線を引いているのは、カスティージャのセサル・パラシオス、マヌエル・アンヘル、チアゴ・ピタルチ、セステロの4名だ。アルベロアは彼らに全幅の信頼を寄せており、プロジェクトへの合流を試みると見られている。

アルベロアの育成手腕により、彼が個人的に賭けた選手たちで構成される現在のカスティージャの市場価値は、史上最高額となる約9000万ユーロにまで跳ね上がっている。退任後もカスティージャの半数の選手がアルベロアの動向に注目しており、彼を追って新天地へ向かうことを躊躇しない選手も複数いる。(via MARCA)

ククレジャの加入秘話とバルサ復帰の完全否定

🛡️ レアル・マドリードの新たな左サイドバックとして、チェルシーからマルク・ククレジャの獲得が公式に発表された。契約期間は2032年6月までの長期契約となる。

プレミアリーグでエリートとしての地位を確立し、W杯も戦っているククレジャだが、スペイン代表での活躍により古巣バルセロナへの復帰の噂が絶えなかった。しかし、本人はOnda Ceroの『Radioestadio Noche』のインタビューでこれを完全に否定した。

『いや、いや、いや。彼らが左サイドバックを補強したいと言っていたのは聞いたけど、そこまでだ。それ以上はなかった。それが実現するまでには全くの別世界があるが、ノーだ。彼らがフォワードの獲得に集中しているのは事実だと思う』

アトレティコ・マドリードからのオファーもあったが、レアル・マドリードの参戦がすべてを変え、W杯終了を待たずに早々の契約締結に至った。

ククレジャにとって、移籍先を選ぶ際の絶対的な優先事項は、2018年から連れ添う妻クラウディア・ロドリゲスとの間に生まれた子供たちの環境だ。2019年生まれのマテオ、2021年生まれのリオ、2023年生まれのベジャの3人がおり、長男のマテオ君は自閉症スペクトラム障害(TEA)と診断されている。

『今日、息子に適した学校や専門家がいない都市のチームには行かない。それは私たちの人生の一部であり、サッカーよりも家族が快適であることが最も重要だ。幸運なことにマドリードには全てが揃っている。どのチームが私たちに興味を持っても、最初にするのは学校があるか、そこでセラピーを見つけられるかを確認することだ』と、家族第一の姿勢を強調した。

妻のクラウディアもテレビ番組『El Chiringuito』で移籍の裏側を明かしている。『W杯に集中している間に、クラブ間で合意があったとビデオ通話で代理人から言われた。みんな少し驚いたけど、良かった。私がレアル・マドリードのファンであることは隠したことがない。私の家ではマドリードファンに育てられたから』と喜びを語った。

なお、ククレジャは幼少期、母親がスタンドから見つけやすいように髪を伸ばし始め、現在もトレードマークの長い巻き髪を維持している。(via SPORT, ElDesmarque)