マルコス・アロンソの契約延長

35歳のマルコス・アロンソがセルタ・デ・ビーゴとの契約を2028年6月30日まで2シーズン延長した。一時は現役引退を検討しているとの噂もあったが、セルタでのキャリア続行を決断した。2024年の夏にチェルシーやバルセロナから加入して以来、クラウディオ・ヒラルデス監督の戦術システムにおいて極めて重要な役割を果たしており、これまでの2シーズンで公式戦76試合に出場し5ゴールを記録している。特に昨シーズンは、フィールドプレーヤーとしてチーム最多となる43試合、合計3759分間の出場を果たし、その貢献度の高さを示した。クラブ側も彼の経験、リーダーシップ、そしてベテランとしての振る舞いを高く評価しており、キャプテンのイアゴ・アスパスに続き、ロッカールームの重要なリーダーを引き留めることに成功した。

契約延長に際し、マルコス・アロンソは次のように語っている。

『とても嬉しいです。この2年間は多くの努力と成長の年でした。今は前進し続け、皆で一緒に成長していく時です。努力と献身があれば、目標を達成できると確信しています。私が最も評価しているのは、ファン、チームメイト、コーチングスタッフ、フロント、そしてもちろん会長から受けた愛情です。家族も私もクラブ全体からとても支持されていると感じており、それがこの決定を下す上で非常に重要でした。さらに、この2年間はとても美しく、ビーゴの街の愛情も感じました。ここに残り、成長し続け、セルタで新たな成功を経験したいと強く思っています』

セルタは新シーズンにヨーロッパリーグの舞台へ復帰する予定であり、ヒラルデス監督の手助けとなる彼の豊富な経験がチームを支えることになる。

(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

オスカル・ミンゲサの退団と移籍

オスカル・ミンゲサはセルタからの契約延長オファーを拒否し、移籍金ゼロでの退団を選択した。移籍先についてはアーセナルやニューカッスルといった強豪クラブも浮上していたが、最終的にクリスタル・パレスとの口頭合意に達した。交渉は極秘裏に進められ、48時間以内で迅速にまとまった。金銭面や契約年数の面で非常に説得力のある魅力的なオファーだった。クリスタル・パレスはカンファレンスリーグの王者としてヨーロッパリーグに出場するため、今季同大会に参戦するセルタと対戦する可能性がある。給与やメディアへの露出度もバライードス時代よりはるかに高くなる見込みだ。

退団に際し、ミンゲサは自身のInstagramで感動的な別れのメッセージを公開した。

『新たな冒険を始めるという希望を胸にビーゴへやって来ました。初日から、水色のユニフォームを着ることの誇りと責任を感じていました。このエンブレムを守るために、常に全力を尽くし、最高の情熱を持って取り組んできました。この色を守れたことは光栄でした』

『僕たちはクラブの歴史に新たなページを書き加えることができました。2年連続でセルタをヨーロッパの大会に復帰させたのです。バライードスで100周年記念アンセムを聞きながら、ヨーロッパの夜を過ごせたのは本当に美しい経験でした』

『ビーゴは単なる都市ではなく、ホームになりました。ここには僕の子供たちブルーノとルカも生まれました。僕たちの家族の心の一部は、常にこの地に属し続けるでしょう』

『心いっぱいの友情と、一生の思い出や経験と共に旅立ちます』

このメッセージに対し、ワールドカップに参加中のボルハ・イグレシアスからは『すごく寂しくなるよ。君の成功を祈っている。大好きだよ』という温かい言葉が寄せられ、キャプテンのイアゴ・アスパスからも『兄弟、すごく寂しくなるよ。これからの活躍を祈っている』との返信があった。

(via ElDesmarque)

ボルハ・イグレシアスの移籍の噂

ワールドカップを戦っているボルハ・イグレシアスに、メキシコの強豪クラブ・アメリカからメガオファーの動きがある。彼はバライードスに確固たる居場所を見つけており、33歳という年齢からも将来はセルタと共にあると思われていた。しかし、メキシコのクラブはこの種のベテラン選手の獲得に熱心であり、彼を引き抜くために数百万ドル規模のオファーを準備している。

クラブ・アメリカのサンティアゴ・バニョス会長をはじめとする役員陣が、ロサンゼルスで開催される親善試合に合わせてアメリカへ渡航しており、そこでボルハ・イグレシアスの関係者と直接会談の席を設けるスケジュールが組まれている。目的はクラブのスポーツプロジェクトを彼に直接提示し、移籍に向けて説得することにある。セルタは彼の放出にあたり1000万ドル(約900万ユーロ)を要求している。決して簡単な交渉ではないものの、もし彼自身がこのプロジェクトに魅力を感じて移籍に前向きになれば、移籍金の値下げ交渉が進展する可能性がある。

(via ElDesmarque)

アルフォン・ゴンサレスの復帰案

1年前に契約を更新せずフリーで退団し、一部のファンに惜しまれつつ去ったアルフォン・ゴンサレスのセルタ復帰が検討されている。彼は現在セビージャに所属しており、昨季後半はビジャレアルへレンタルされていたが、プレシーズン前に右大腿四頭筋の筋断裂を負い、7から8週間の離脱となっている。しかし、セルタは彼の復帰を好意的に見ている。スポーツディレクターのマルコ・ガルセスは現在、人員整理と放出作業を最優先課題としており、アルフォンの獲得交渉は移籍市場の最終盤に持ち越される予定だが、枠が空き次第、セビージャにレンタルでの獲得を打診する構えだ。

この動きの背景には、クラウディオ・ヒラルデス監督の強い意向がある。ヒラルデス監督はアルフォンをエリートレベルへと引き上げた恩師であり、彼のプレースタイルを高く評価している。アルフォン自身も監督の戦術やロッカールームの雰囲気を熟知しているため、適応期間が不要という大きな利点がある。セルタはヨーロッパリーグ出場権を得ているものの予算に余裕がなく、すでにアレイシ・フェバスやハビ・ガランをフリートランスファーで獲得している。怪我の影響は懸念されないと見られており、アルフォンのレンタル獲得も、低コストかつ低リスクな補強戦略の一環として進められている。彼自身も、キャリアで最も高いパフォーマンス(8ゴール5アシスト)を発揮できた唯一のクラブであるセルタへの復帰を望んでいる。

(via Estadio Deportivo)

プレシーズンの始動

グループ練習の本格開始を前に、セルタの選手たちはメディカルチェックとフィジカルテストのスケジュールをこなしている。そんな中、アフォウテサの練習場で今夏初めてランニングを行う選手たちの姿が確認された。グラウンドには、現役最後となるプレシーズンに臨むイアゴ・アスパスが練習着姿で登場した。さらに、新加入のアレイシ・フェバスや、昨シーズンの終盤数ヶ月をケガで棒に振ったものの見事に完全回復を果たしたミゲル・ロマンも、元気な姿を見せて調整に励んでいる。

(via SPORT)

ヤン・ビルジリへの関心

セルタは、マジョルカからリーガ・ハイパーモーション(セグンダ)に降格したことで市場価値が変動している若手選手、ヤン・ビルジリの獲得に関心を示している。現在、FCバルセロナがベルギーのクラブ、ブルージュに所属する18歳の若手ジェシー・ビシウの獲得に動いており、その交渉結果次第でバルセロナがビルジリをどう扱うか(バルセロナは利益の40%を保有しており、買い戻して高値で再売却するか、戦力として残すか)が決まる状況となっている。セルタのフロントはバルセロナのこの決断を注視しており、チャンスがあれば獲得に動く構えを見せている。ただし、彼にはセルタだけでなく、イタリアのローマやポルトガルのベンフィカといった国外のクラブも熱視線を送っている。

(via ElDesmarque)

フラン・ゴンサレスへの興味

セルタは、レアル・マドリード・カスティージャを退団することが確実となっている若手ゴールキーパー、フラン・ゴンサレスの動向を追跡している。彼にはセルタの他にも、ラシン・サンタンデールやエスパニョールといった国内クラブが関心を示している。エリートレベルでの経験はまだ少ないものの、将来性を見込んだ補強候補としてリストアップされている。

(via Estadio Deportivo)

ハイメ・バスケスの移籍

セルタのBチームであるセルタ・フォルトゥナで過去2シーズンを過ごしたセンターバック、ハイメ・バスケスが、プリメーラRFEFのクルトゥラル・レオネサへ完全移籍した。彼はオビエド出身の2006年生まれ(20歳)で、レアル・マドリードの下部組織でキャリアをスタートさせ、オビエドのBチームを経てセルタ・フォルトゥナに加入していた。昨シーズンは、ポンフェラディーナとのプレーオフ決勝を制してリーガ・ハイパーモーションへの昇格を果たしたチームで20試合に出場し、大きく貢献していた。1.84mの長身と若さを兼ね備えた彼は、サブ23の枠を使用し、1年契約(さらに1年の延長オプション付き)で新たなプロジェクトに加わる。

(via AS)

【本日の総括】

マルコス・アロンソの契約延長という朗報の一方で、ミンゲサの退団が正式に決定。ボルハ・イグレシアスへの大型オファーやアルフォン復帰の可能性など、アタッカー陣の再編に向けた動きが活発化している。プレシーズンも始動し、若手発掘を含めたフロントの市場戦略から目が離せない一日となった。