新戦力の共同記者会見が開催!フォルトとサールがレアル・ソシエダでの熱い決意とデビューへの意欲を語る

アノエタのプレスルームにて、新加入のエクトル・フォルトとママドゥ・サールの共同入団記者会見が行われました。ホキン・アペリバイ会長と同席した両選手は、新しい挑戦に対する強い意欲を明かしています。

バルセロナから移籍金850万ユーロで権利の60パーセントを獲得して完全移籍した右サイドバックのフォルトは、5年契約を結びました。フォルトは『クラブのこともプレースタイルや哲学も以前からよく知っており、すべてにおいて共感している。プロジェクトを説明されてとても気に入り、ここでプレーすることが自分に合っていると感じて決断した。5年という契約期間はあくまで始まりにすぎない』と意気込みを語っています。自身のプレースタイルについては『お互いにパスをつなぐスタイルが得意。守るよりも攻撃することが好きで、良い判断をしながら大胆にプレーできるのが強み。得点やアシストで貢献したいが、チームを助けられればそれで十分だ』と語りました。また、ユース代表で同室だったジョン・マルティンとの絆について『彼とは本当によく知る仲で、代表でも良い連携ができていた。彼とこのスタジアムで、このサポーターの前でプレーできるのが楽しみ』と期待を寄せています。

一方、チェルシーからのレンタル(レンタル料約150万ユーロ、活躍次第で変動、買い取りオプションはなし、背番号19)で加入したサールは、左でも右でもプレー可能なセンターバックです。サールは『スペインの歴史ある大クラブに加入できることは明白な選択だった。世界で2番目に素晴らしいリーグでプレーできることに、とても高いモチベーションを感じている。最近は継続的な出場機会を失っていたので、早くピッチに立って仲間を助けたい』と語っています。また、移籍前に元監督のシャビ・アロンソからサン・セバスティアンについての助言を受けていたことを明かし、『街の美しさや、クラブがとてもアットホームであること、そして素晴らしいファンがいると教えてもらった。間違いなくここで楽しめるはずだと言われていた』と話しました。

両選手ともに、先週土曜日のエスパニョール戦で体験したアノエタの雰囲気に圧倒されたようで、フォルトは『テレビで見ていたが、実際に現地でファンが後ろ向きにジャンプする姿(Dale Cavese)を見て鳥肌が立った。早くピッチ内からあの熱気を感じたい』と驚きを語り、サールも『ファンがゴール後に見せる後ろ向きのジャンプに驚かされた。素晴らしい温かさを感じている』と大興奮の様子でした。両者とも、木曜日に前倒しで開催されるセルタ戦でのデビューに向けて準備は万端だと明かしています。 (via Mundo Deportivo)

アペリバイ会長が移籍市場を総括!「サンセ(Bチーム)ファースト」の揺るぎないクラブ哲学を力強く表明

移籍市場の閉幕を直前に控え、アペリバイ会長は会見で『原則として市場は閉じた。現在動いている獲得の交渉はない』と明言しました。他クラブが急にレアルの選手を狙ってくる可能性には警戒を示しつつも、今夏の補強が基本的に終了したことを伝えています。

クラブには借金がなく、1億ユーロもの自己資金を保持しており、サラリーキャップ(給与制限)にも約6000万ユーロの空きがある極めて健全な経済状態です。それにもかかわらず補強を最小限に留めた理由について、アペリバイ会長は資金不足ではなく「サンセ(Bチーム)の若手に道を開く」という絶対的な哲学に基づいていると熱弁しました。

『今年はサンセの若手にチャンスを与えるためにあえて登録枠を空けた。プレシーズン開始時の早い段階、例えば7月1日にセンターバックを補強していれば、ルケン・ベイティアのような若手がファーストチームでアピールする場を失っていただろう。それはクラブの歴史にとって許されない、無責任なことだった』と熱く主張しています。

また、今夏のセンターバック補強の舞台裏についても赤裸々に明かしました。クラブのフットボールディレクターであるエリック・ブレトスが推薦した有望なセンターバック候補6〜7名の中にサールの名前もありましたが、最優先事項はブラジルのクルゼイロに所属するジョナサン・ジェズスだったとのこと。会長自身が『レンタルよりも完全移籍での獲得を優先する』という方針からブラジルへ直接交渉に赴いたものの、クルゼイロ側が手放すことを拒否したため実現しなかったと明かしました。他にもエドソン・アルバレスについてもセンターバックでの起用を前提として交渉していましたが、最終的にチェルシーからサールをレンタルする形で決着を迎えました。 (via DiarioVasco)

主力・若手の去就と未来!オヤルサバルへの驚きのオファーやレミロの契約更新、パチェコの今後について言及

アペリバイ会長は会見中、所属選手たちの今後の契約や去就についてのビジョンも明かしました。

今夏、キャプテンのミケル・オヤルサバルに対してクラブの元へ驚くような直接のオファー(※PSGとの噂)が舞い込んだことを認めつつも、選手自身が移籍話を完全に一蹴したため一切交渉に応じなかったと語りました。『契約はあと2年あるが、彼にとってここが家であることは変わらないし、生涯ここにいてほしい』と最大の信頼を寄せています。

また、守護神アレックス・レミロについても言及し、近いうちに契約更新の交渉を開始する予定だと明言しました。『彼が移籍することは全く望んでいない。今後も長くレアルでプレーし、クラブに貢献し続けてほしい』と高く評価しています。

さらに、新戦力の加入によって序列が低下し、移籍最終盤での去就が不透明になっていると報じられていたジョン・パチェコとゴティの二人について、クラブが放出する意図はないと強調しました。『パチェコやゴティを放出するつもりはない。今シーズンは試合数が多く、非常に長い戦いになる。パチェコには十分な忍耐を持ってチャンスを待ってほしい。彼らには素晴らしい能力があり、信頼している』と述べ、チームに留まって戦うことを期待しています。ゴティについても、本人が残留を決意して全力を尽くす覚悟であることを明かしました。

一方で、チームを去ることになった若手についても語り、特にブルゴスへレンタル移籍したカリカブルに対しては『彼にふさわしいチャンスを十分に与えることができず、本当に申し訳なかった』と謝罪の意を表し、新天地での飛躍を祈っています。 (via ElDesmarque)

アノエタ改修がもたらした座席の視認性問題!アペリバイ会長がファンの声に迅速対応し再配置を約束

アノエタスタジアムは、2030年ワールドカップの開催要件を満たすために収容人数を42,247人に増やすための改修工事を実施。しかし、先週土曜日のエスパニョール戦(観客31,884人)の後、新設された3階席(バルコニー構造)の下にあたる2階席最上段のソシオから「ピッチの視認性が極めて悪い」「ビデオスコアボードが見えない」「下段の観客が立ち上がると、角度的にピッチが完全に隠れてしまう」といった不満が相次ぎました。

この問題に対し、アペリバイ会長は即座に対処することを表明しました。『今日、実際に苦情のあった席へソシオと一緒に行って見え方を確認した。このエリアには約190人のソシオが座っており、不満を持っている方全員を別の適切な座席へと再配置(再割り当て)する』と約束しています。

会長は『このような問題が生じる可能性は事前に予想していた。そのため、影響を受ける既存のソシオへの配慮を優先し、新設された座席はあえて一般向けに1席も販売していなかった』と説明しました。さらに、該当するエリアの工事はまだ完全には終わっておらず、今後リプレイなどを確認できる「専用のテレビモニター」を各座席の近くに新設するなど、改善を施す予定だとしています。『スタジアムのどこからでもフィールドを完璧に見渡せるようにすることが私たちの責任だ。早急に解決する』と語り、ファンを安心させました。 (via DiarioVasco)

マタラッツォ監督がサン・セバスティアンの「8月31日」式典にサプライズ登場!地元ファンと太鼓祭りで大盛り上がり

ペレグリーノ・マタラッツォ監督が、サン・セバスティアン市にとって歴史上極めて重要な「8月31日の記念日」を祝う式典が行われていた旧市街に私服で現れ、地元の人々を驚かせました。

サン・ビセンテ教会の前に集まっていた地元伝統のTamborrada(太鼓祭り)を演奏する市民クラブ「C. D. Esperanza」のメンバーたちに呼び止められた監督は、快くお祭りの帽子を被り、満面の笑みでノリノリの記念撮影に応じました。

同クラブはSNSでこの写真を公開し、『今年のC. D. Esperanzaは、夏の移籍市場の締めくくりに驚くべき爆弾補強を発表します! ペレグリーノ・マタラッツォ監督が、私たちの太鼓隊の新しい先導役に電撃加入しました! 監督、本当にありがとう!』とユーモアたっぷりに報告。普段から街中を散歩し、気さくにファンと交流する優しい一面を持つマタラッツォ監督ですが、今回の粋なサプライズでも地元ファンの心を深く掴んだようです。 (via DiarioVasco)

サンセ(Bチーム)がブルゴス戦で2-2の激戦ドロー!ダニ・ディアスの大爆走アシストとカレーラ、ゴロサベルの劇的弾

ラ・リーガ・ハイパームーション(2部リーグ)を戦うレアル・ソシエダB(サンセ)は、敵地エル・プランティオで行われたブルゴスCFとの第3節に臨み、2-2で激しいドローを演じて貴重な勝ち点1を持ち帰りました。

試合は前半11分、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定により、アゴテの不自然な動きによる厳しいハンドが宣告され、ペナルティキックを決められて先制を許す展開となりました。しかし前半34分、サンセの7番を背負うダニ・ディアスが、自陣深くでの相手コーナーキックのこぼれ球を拾うと、そこから60メートルを一気に猛爆走。驚異的なスピードで追走する相手ディフェンダーをぶっちぎり、敵陣ペナルティエリア内に進入。並走していたゴーカ・カレーラへと完璧なお膳立てのラストパスを送り、カレーラが豪快に同点ゴールを突き刺しました。カレーラはこのゴールを、直前に大怪我を負ってしまった同僚のエカイン・オロベンゴアに捧げる感動的なジェスチャーを見せています。

後半57分、キーパーのフラガの弾きが甘くなったミスから相手に再び押し込まれて1-2とリードを許すも、サンセの粘り強さは衰えませんでした。後半64分、ダニ・ディアスのキックしたコーナーキックから、ゴール前の混戦の中でアスティアサランが放ったシュートのこぼれ球を、ゴロサベルが頭で押し込み、再び試合を2-2の同点に戻しました。

終盤には、ブルゴス側から新加入のカリカブルが途中出場し、古巣であるサンセとの再戦を戦いましたが、サンセは最後までしっかりと守りきり、試合はそのまま終了。アウェイ2戦連続で勝ち点を掴むことに成功しています。 (via Mundo Deportivo)

21歳の若武者FWエカイン・オロベンゴアを襲った悲劇!右膝前十字靭帯を再断裂し再び長期離脱へ

サンセを牽引する若きストライカー、エカイン・オロベンゴア(21歳)に、あまりにも残酷な運命が突きつけられました。

クラブの医療サービスが発表した公式の検査結果により、オロベンゴアの右膝前十字靭帯(ACL)が再断裂していることが明らかになりました。10ヶ月前の手術によって再建された移植片(プラスティ)が再び破断してしまったため、再び手術を受け、完全にリハビリをゼロからやり直す必要があります。

昨シーズン、Bチームの攻撃の要として活躍していた矢先に大怪我を負い、長い地道なリハビリを経て今シーズンようやくピッチに戻ってきたばかりでした。直近2試合でも途中出場し、少しずつ復活の兆しを見せていただけに、最も不運な形での再発に周囲も深く落胆しています。

しかし、クラブは彼を完全に見捨てることなく、全力でサポートする構えです。最初の大きなケガの直後にも、彼の将来を信じて2028年までの契約延長を発表しており、今回もSNSを通じて『私たちは君と共にいる、エカイン。耐えろ!』と力強いメッセージを送り、サン・セバスティアン全体で彼の心に寄り添っています。 (via DiarioVasco)

【本日の総括】

移籍市場が閉幕に向かう中、アペリバイ会長が「サンセ(Bチーム)の若手に道を開く」という揺るぎないクラブの哲学を力強く証明した会見となりました。新戦力のフォルトとサールもアノエタでの共同発表会見で大きな野心を語り、即戦力としての活躍が今から楽しみです。アノエタの座席視認性問題に対する迅速なソシオ再配置の約束や、地元のお祭りに自ら溶け込むマタラッツォ監督の姿など、クラブと周囲の温かい絆が再確認された一方で、オロベンゴアの再負傷という非常に悲しい知らせもありました。それでもBチームのサンセは、一丸となって激戦を戦い抜いて勝ち点を獲得しています。全員で試練を乗り越え、さらなる高みを目指して一致団結して進んでいきましょう!