ブリアン・ファリニャス 20歳MFが防衛危機を救う異例の右サイドバック起用へ
ベニカルロ出身で20歳のスペイン人ミッドフィルダー、ブリアン・ファリニャスが、FCバルセロナでトップチームデビューの機会を迎えている。最終ラインの負傷離脱が相次ぐ緊急事態を受け、本来とは異なる右サイドバックとして起用される見通しだ。背番号4番を与えられながらベンチで待機し続けた逸材が、ピッチへ立つ瞬間が迫っている。
ビジャレアルの下部組織から2018年7月にラ・マシアへ加入した。フベニールA時代にはリーグ、コパ、UEFAユースリーグを制する三冠達成に貢献している。昨季はジュリアーノ・ベレッチ監督のもと、バルサ・アトレティックで35試合に出場して5ゴール6アシストを記録した。そのマルチな才能をハンジ・フリック監督に見込まれ、今夏のプレシーズンからトップチームの動向に帯同してきた経緯がある。
今季はラ・リーガの6試合や欧州チャンピオンズリーグの3試合でベンチに入ったものの、出場機会のないまま時間が過ぎていた。ところが、アラベス戦を目前にしてジュール・クンデ、シャビ・エスパルト、エリック・ガルシア、アンドレアス・クリステンセンの4人が負傷離脱する事態が発生した。守備陣の不足に直面したフリック監督は、プレシーズンのバーミンガム・シティ戦で右サイドバックとして試したブリアン・ファリニャスの抜擢を決断した格好だ。
フリック監督はMARCAに対して『ジュール・クンデをはじめ4人が後ろで欠けており、解決策を探す必要がある』と明かした。さらに『ブリアンは非常に賢く、素晴らしい仕事をしている。彼はデビューする資格がある』と惜しみない賛辞を贈っている。2028年6月までの契約を結ぶ若手にとって、慣れない位置での出場は大きな試練となる。しかし、この緊急事態を乗り越えることができれば、トップチームでの定着に向けた強力なアピールとなるはずだ。 (via MARCA)