【代表組の明暗と久保建英の優位
バレンシア戦での勝利を経て、レアル・ソシエダは2022年カタールワールドカップ以来となる異例の3週間におよぶリーグ中断期間に入りました。この中断に伴い、ファーストチームからは9名の主力選手が各国代表へと散っていきましたが、代表活動の終了日とクラブ帰還のスケジュールにおいて大きな明暗が分かれています。
日本代表に合流した久保建英にとって、今回の代表ウィークはクラブでの復調に向けた大きなアドバンテージとなる日程が組まれています。日本代表を指揮する森保一監督は2018年8月から長期政権を築いてきましたが、来年2月に開催されるアジアカップをもって退任し、現U-20代表監督の大岩剛氏へバトンタッチすることが決定。秋のインターナショナルマッチはその準備段階として位置づけられています。
久保が参加する日本代表の日程は、9月24日のウルグアイ戦(1-1で引き分け)、28日のベネズエラ戦(広島)、そして10月1日のエクアドル戦(横浜)の3試合です。注目すべきは、久保の代表活動が10月1日(木)で全行程を終了する点です。これは10月11日(日)に行われるラ・リーガ再開節のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦の『10日前』にあたり、長距離移動を挟んでも十分にコンディションを整えてズビエタでの練習に早期合流できることを意味します。
これに対して、他の代表組6名は過酷を極めるスケジュールに晒されています。スペインA代表のミケル・オヤルサバル、クロアチア代表のルカ・スチッチ、アイスランド代表のオリ・オスカロソン、スペインU-21代表のジョン・マルティン、ベネズエラ代表のヤンジェル・エレーラとジョン・ミケル・アランブルの6名は、いずれも10月6日(火)まで代表戦を戦う日程となっています。
特にミケル・オヤルサバルは今夏わずか3週間のバカンスしか取れず、今季ここまで公式戦8試合すべてに出場した状態でネーションズリーグの強豪国対決に挑んでおり、肉体的な疲労が懸念されます。また、ベネズエラ組は日本、韓国、ヨルダンを巡る長大なアジア遠征を敢行中であり、10月6日のアンマンでの試合を終えてからの帰還となります。10月6日ギリギリまで各国でプレーする選手たちは、デポルティーボ戦の直前に移動の疲労を抱えたまま戻ることになり、久保建英の早期合流と調整の猶予が際立つ形となっています。(via Noticias de Gipuzkoa)