カルロス・ロメロの退団と左サイドバックの補強動向
🇪🇸 カルロス・ロメロのレンタル期間が終了し、所属元のビジャレアルへ復帰することになった。彼は2025-26シーズンにおいて、リーグ戦36試合に出場し6ゴール3アシストという、サイドバックとしては驚異的な成績を残した。守備の安定感や圧倒的な運動量だけでなく、攻撃面でも多大な影響力を発揮し、マノロ・ゴンサレス監督の戦術において絶対的な主力としてチームの躍進を支えていた。しかし、ビジャレアルは彼を高く評価しており、新たに2031年6月までの長期契約を結んだことで、エスパニョールでのプレーは完全に終わりを迎えた。
この穴を埋めるべく、クラブはすでに動き出している。まずはカンテラ出身のロジェール・イノホがレンタルから復帰し、プレシーズンでトップチームの左サイドバックのポジションを争うチャンスを与えられる。さらにスポーツ部門は市場に目を向けており、イングランドのバーンリーに所属するオランダ代表DFキリンチー・ハートマンの獲得を画策している。彼の豊富な運動量、積極的なプレッシング、そして攻撃参加の能力はクラブの求めるプロフィールと完全に一致しており、完全移籍での獲得に向けて交渉を進めている。 (via SPORT)
新SDモンチによる大改革宣言とツィガンコフへの関心
💼 新たにスポーツディレクターに就任したモンチ氏が、来シーズンに向けたチームの抜本的な改革を明言している。マノロ・ゴンサレス監督の続投と、契約満了を迎えるフェルナンド・カレロの退団が既に確定している中、モンチSDはインタビューでチームの現状について次のように語った。
『加入と退団が6人ずつというのは少なすぎる。すべてのポジションで動きがあるのは100%間違いない。私は魔法使いではないが、ファンには最大の努力を捧げると約束する』
さらに、現在のチーム状況についてこう続けている。
『現在27人の選手が契約を結んでいる。新しく人を連れてくるためには、テバス会長と話すか、チームの構造を変えるしかない。サラリーキャップを引き上げるためには、何らかの売却が必要になる。それが実現できるかどうかは別として、売却の考えはある』
また、自身をSD界のメッシだと思うかと問われると、『私はメッシではない、エドゥ・エスポジトだ』とエスパニョールの選手を引き合いに出して冗談を交えた。
補強の目玉として、2部へ降格したジローナに所属するウクライナ代表MFビクトル・ツィガンコフをリストアップしている。ツィガンコフはスペインに来てから119試合で20ゴール23アシストを記録しており、ジローナとの契約が残り1年となっているため、3000万ユーロの契約解除金よりも低い金額での交渉が可能と見られている。ただし、将来の売却益の50%を保有するディナモ・キエフの存在や、恩師ミチェル監督が率いるアヤックス、トルコのトラブゾンスポルといったライバルクラブとの競合が予想され、獲得への道のりは簡単ではない。
なお、モンチ氏はサン・フェルナンドで開催された格闘技イベントにも出席し、エスパニョールのSDとしての意気込みを『バルセロナでは多くの期待と成長への意欲、そして大きな自信を持つクラブに出会えた。私を説得するために言われたことはすべて実現しており、とても幸せだ。今は私が応える番であり、バルセロナの街やメディア、SNS、そしてオーナーから感じる信頼を、仕事で恩返ししたい』と語っている。 (via ElDesmarque)
セルヒオ・ガルシアとビクトル・サンチェスの帰還計画
🏟️ トップチームのプレシーズン開始を7月7日に控え、モンチSDは補強だけでなく、下部組織「La 21」の強化にも強いこだわりを見せている。モンチSDは『最高の育成指導者を見つけることに非常にこだわっている。Bチームは育成の最終段階であり、すべての人がトップチームに選手を送り出すことを望んでいるからだ』と、カンテラの重要性を説いている。
その一環として、エスパニョールのDNAを強く持つクラブのレジェンド、セルヒオ・ガルシアとビクトル・サンチェスの2名を、Bチームやフベニール(U-19)の監督として呼び戻す計画が進行している。
U-17スペイン代表監督として、先日まで行われていたU-17欧州選手権でチームをベスト4に導いたセルヒオ・ガルシアに対しては、すでにクラブからアプローチが行われている。彼は代表監督としての立場からまだ正式な回答はしていないが、将来について熟考に入っている。なお、彼にはルイス・ガルシア監督がいるラス・パルマスからの関心も噂されている。
一方、ビクトル・サンチェスについては、すでにエスパニョールのスポーツ部門のメンバーと複数回の会談を行っており、契約合意に向けて順調に進んでいる模様だ。 (via Mundo Deportivo)
ミカ・マルモル獲得に向けたオファー
🛡️ 守備陣の補強として、ラス・パルマスに所属するDFミカ・マルモルの獲得に乗り出している。ミカ・マルモルにはエスパニョールだけでなくセルタからも1部リーグでプレーするためのオファーが届いており、来季はラス・パルマスを退団することが確実視されている。 (via SPORT)
ホセ・グラゲラの復帰と再放出の可能性
🔄 デポルティボ・ラ・コルーニャにレンタル移籍していたMFホセ・グラゲラが、期間満了に伴いエスパニョールに復帰することになった。しかし、彼がエスパニョールに留まる可能性は極めて低い。マノロ・ゴンサレス監督は昨夏の時点でグラゲラが構想外であることを明確にしており、来季の計画にも含まれていない。彼とエスパニョールとの契約は2028年まで残っているものの、再び他クラブへ放出される見込みであり、現在はセグンダ・ディビシオン(2部)のクラブやベルギーのチームから関心が寄せられている。 (via Mundo Deportivo)
U-12大会「LaLiga FC Futures」での早期敗退
⚽ ビジャレアルのシウダ・デポルティーバ・パメサで開催されているU-12の全国大会「LaLiga FC Futures」において、エスパニョールはまさかの結果に終わった。昨年度の同大会王者として臨んだエスパニョールだったが、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)でヘタフェと対戦して敗れ、早々に大会から姿を消すことになった。連覇の夢は初戦であっけなく散っている。 (via SPORT)
【本日の総括】
モンチ新SDが就任し、来季に向けた大改革が本格始動しました。トップチームではカルロス・ロメロの退団に伴う左SBの補強やツィガンコフ、ミカ・マルモルへの関心が浮上し、人員整理も並行して進められています。また、下部組織へのレジェンド帰還計画も進んでおり、クラブ全体で新たなフェーズへと歩みを進めています。