「純粋な実力主義」が生み出す競争!ワールドクラスDFクティ・ロメロの電撃合流

ディフェンスラインの最大の大物補強として、今夏トッテナム・ホスパーから獲得したアルゼンチン代表の絶対的センターバック、クリスティアン・「クティ」・ロメロ(Cuti Romero)が、月曜日の全体練習からついにチームに合流しました。

ロメロはワールドカップ決勝を戦い抜いたがゆえに、クラブから与えられた休暇をすべて消化したのち、高いプロ意識を持ってマドリードへ戻ってきました。

マテウ・アレマニーSDは、この世界最高峰のセンターバックの加入について、次のように高い期待と絶対的な競争原理(メトクラシー)を口にしました。

『クティ・ロメロの加入は、チームにこれ以上ないリーダーシップ、高いクオリティ、圧倒的な対人の強さ、およびフットボールに対する強い所属意識(pertenencia)をもたらすだろう。しかし、アトレティコは純粋な実力主義(メトクラシー)のクラブだ。いかなる高額な移籍金や華やかな経歴を持った選手であっても、日々のピッチで自らの価値を証明し、監督を納得させない限り、先発の座が保証されることはない。クティの加入は、ル・ノルマンやダヴィド・ハンツコ、およびヒメネスといった他の実力者たちとの間の競争を劇的に高め、チーム全体の強度を最高峰へと引き上げるトリガーになる』。

ロメロは日曜日のビジャレアル戦に向けた戦術トレーニングにもすでに参加しており、コンディションを見極めた上でベンチ入り、あるいは後半からの強行投入が期待されています。(via ElDesmarque / Mundo Deportivo)

容赦なき戦力一掃!構想外となったトマ・レマルとカルロス・マルティンの売却ミッション

移籍市場の閉幕まで残り12日となる中、アレマニーSDとフロントオフィスは、これ以上の給与上限の圧迫を回避し、新たな補強選手をリーガに遅滞なく登録するため、シメオネ監督の戦術プランから完全に外れた「2名の余剰戦力」の売却・放出ミッションをハイスピードで進行させています。

その筆頭が、フランス人MFトマ・レマル(30歳、契約2028年まで)です。レマルは昨シーズン、ジローナへレンタル移籍し、そこで一定のフィットネスと良好なパフォーマンスを取り戻したものの、アトレティコにおける彼の給与は余りにも高額であり、現在のチームに彼の居場所は存在しません。クラブは彼の残りの契約を整理するため、最悪のシナリオとして契約の即時解除をも視野に入れ、引き取り手を急ピッチで探しています。

2人目の対象者は、開幕戦で先発したものの、新ルールでの失態や高いインテンシティの不足を露呈した若き生え抜きアタッカーのカルロス・マルティンです。マルティンは昨シーズン、セグンダや1部のラージョ(ラージョ・バジェカーノ)へレンタル移籍していたものの、アトレティコの現在の豪華な攻撃陣(アデモラ・ルックマン、ジュリアン、バエナ、カンインなど)の層の厚さを前に、今シーズンに十分な出場機会を確保することは極めて困難な状況にあります。

クラブは彼の将来の成長のため、国内外の複数のクラブ(バレンシア、セビージャ、あるいはセグンダの強豪など)との間で、買取りオプションを伴わない「1年間の期限付き移籍(レンタル)」での放出合意を数日中に成立させるべく、最後の条件調整を続けています。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

今シーズンのアトレティコ・マドリードは、ジュリアン・アルバレスの移籍願望を巡るスタンドでの大ブーイングや、スタジアムのコンサート優先日程に伴うアウェーロードといった数々の不自由な試練に直面しながらも、開幕戦で新星カンイン・リーやバエナが放った極上の美弾により、その圧倒的な底力とパーソナリティを証明しました。市場の最終盤では、トッテナムから合流したクティ・ロメロの「実力主義」の導入や、チェルシーのニコラス・ジャクソン強奪交渉、および不要なレマルらの一掃手続きが急ピッチで進行中。この激動のピッチ外の雑音をシメオネ監督のもとで力強い結束力へと変え、日曜日のビジャレアル戦での2連勝に向けてチームは最高の闘争心を漲らせています。