ラ・リーガ開幕戦マラガ戦での完勝と選手個人評価

アトレティコ・マドリードはラ・リーガ・イーエースポーツ第1節で、8年ぶりに1部昇格を果たしたマラガCFをホームに迎え、2-0で幸先の良い白星スタートを切りました。この試合における各選手の詳細な個人評価が明らかになっています。

GKのオブラクは、前半ロスタイムに2本のスーパーセーブを見せるなど安定した守備を披露し、クリーンシートで開幕を迎えました。なお、前半のセーブはオフサイド判定により無効となっています。

DF陣では、プレシーズンで大活躍し16歳で先発に抜擢されたホルヘ・ドミンゲスが、デビュー戦の緊張からかボール保持にやや迷いが見られ、前半37分にイエローカードを提示された後、2枚目のリスクを考慮してハーフタイムに交代となりました。一方で、同じく新加入のル・ノルマンは相手FWチュペテと激しい空中戦を繰り広げ、空中戦のすべてを含む9本のデュエルのうち6本を制する堂々たるパフォーマンスを見せました。また、MVPに選出されたハンツコは、前半16分に警告を受けたもののプレーの質を落とさず、守備の要として見事な働きを披露。中盤からビルドアップをリードし、イ・ガンインへのアシストを供給したほか、ヘディングシュートでクロスバーを叩くシーンもありました。左サイドに入ったダニ・マルティネスは、ボール保持で初期にミスがあったものの、時間の経過とともに成長し、90分間を戦い抜きました。

MF陣では、19歳のロドリゴ・メンドーサがポテンシャルに満ちた動きを見せながらも創造性の面で主導権を握れず、後半56分に決定機をセーブされて交代となりました。34歳となった主将のコケは中盤の灯台としてテンポをコントロールし、前半から精力的に動いて後半78分に交代するまでチームを支えました。パブロ・バリオスは、攻守で素早い展開を見せるなど質の高いプレーを見せたものの、前半は特に断続的な関与に留まりました。

FW陣では、カルロス・マルティンが守備時はサイドバック、攻撃時はウイングを務める過酷な役割でピッチを駆け回りましたが、決定機を外して後半56分に交代。アルナウ・オルティスは左サイドから見事なヒールキックなどで決定機を演出し、前半のチーム最高選手として躍動しました。1トップで先発したルックマンはチャンスに恵まれながらも精彩を欠き、後半に訪れた4度の決定機、すなわちシュートのミートミス、判断の遅れ、GKエルレロのセーブ、シュートの代わりにドリブルを選択するなどをすべて逃す形となりました。

後半から出場したマルコス・ジョレンテは本来のコンディションに遠く、自陣でのミスが目立ちました。ジュリアーノ・シメオネは右サイドで良いコンビネーションを見せたものの徐々にフェードアウト。そして、後半に途中投入されたイ・ガンインが左足の素晴らしい先制ゴールを、アレックス・バエナが直接フリーキックによる鮮烈な追加点を決め、途中交代組が勝利を決定づけました。ホルムアンドは後半78分にコケに代わって出場し、アトレティコでの公式戦デビューを果たしています。 (via ElDesmarque)

マラガ戦で生まれたファンタスティックな2つのゴラッソ

マラガとの開幕戦は膠着状態が続きましたが、ベンチから投入されたタレントたちによる2つの驚異的なゴールによって勝負が決しました。

最初のゴールは後半12分にピッチに送り出されたイ・ガンインによって、後半25分にもたらされました。イ・ガンインは左サイドでパスを受けると、相手ディフェンダーをかわしながら中央へ切れ込み、目の覚めるようなドライブのかかったシュートを放ってゴール左上隅に突き刺しました。

さらに後半30分を過ぎてからピッチに立ったアレックス・バエナが極上の芸術品を追加します。ペナルティエリア外で得たフリーキックのチャンスにおいて、バエナが右足から放った精密なキックは、美しい放物線を描いて相手GKエルレロの手が届かないゴール右上の完璧なコースに吸い込まれました。ディエゴ・シメオネ監督も『イ・ガンインとバエナが決めたのはどちらも信じられないほどのスーパーゴールであり、相手ゴールキーパーがそれまでに素晴らしいセーブを連発していた中で、あれは触ることすら不可能なシュートだった。チームに勢いをもたらす素晴らしい判断から生まれたゴールであり、何よりも厳しい戦いの中でこれらを必要としていた』と称賛を惜しみませんでした。 (via MARCA)