早くも吹き荒れる「監督更迭の嵐」とアンセルミ監督に迫る正念場
開幕4試合を終えて、獲得した勝ち点はわずかに「1」。昨シーズン、エデル・サラビア前監督のもとで本拠地を攻略不可能な要塞に仕上げ、ヨーロッパのコンペティション争いすら予感させた面影は消え去り、ホームですでに2敗を喫したチームは、現在最下位に近い位置で深く沈んでいます。
この壊滅的なスタートを受け、ラ・リーガ全体では早くも「指揮官の断頭台(trituradora de entrenadores)」が容赦なく稼働し始めています。隣県のライバルであるエルデンスが、わずか4試合(2分け2敗)でクラウディオ・バラガン監督を即座に解任したことを契機に、リーグ内の低迷するクラブでの監督解任圧力が急激に高まっています。この最悪の失点数と勝点状況に置かれているマルティン・アンセルミ監督が、更迭リストの最有力候補の一人に名前を挙げられるのは必然であり、彼には極めて短い期間での抜本的な立て直しが要求されます。
さらに、この最悪のタイミングで、後半の最も重要な時間帯にアンセルミ監督自身が主審への過度な抗議によってレッドカードを提示され、退場処分を受けたことは、チーム全体の規律とコントロールを欠く要因となりました。戦術的な修正や精神的な手綱を握るべき指揮官がベンチから姿を消したツケは、89分の痛恨の失点としてあまりに大きくのしかかりました。
アンセルミ監督は試合後、深い絶望と落胆を滲ませながら以下のように語りました。
『残酷という言葉が、この一戦を如実に表している。相手は一瞬の好機を確実にものにした一方で、我々は試合の主導権を握るべきところで決定機を逸し続けた。同点に追いついた後も、勝ち越しとなる3点目を奪うチャンスは十分にあったのだ。それだけに、最後のあの結末はあまりにも残酷だ。今は非常に強い落胆と不満(フラストレーション)を抱えている。何が起き、どこでミスが生じたのかを明確にするため、まずは冷静に映像を見直さなければならない。しかし、我々が信じ、自らのアイデンティティを持ってプレーすれば、ソシエダのような格式高いチームすら完全に押し込めるという手応えは掴んだ。この厳しいラ・リーガでは、相手に1ミリの隙も、いかなるプレゼントも与えてはならない。今回もまたリアクション(危機からの巻き返し)は見せたが、それは一過性のものであってはならず、90分間を通して常に一定に維持される一貫したものでなければならないのだ』
チームのメンタル管理、そして急務となる戦術面の課題については、以下のように主張しています。
『自分たちを信じ、ハードワークを貫くしかない。すべての失敗を認め、責任を背負う。選手たちの個別のミスだけでなく、我々指導陣(コーチングスタッフ)も多くの判断ミスを犯している。より強固に競い合い、戦い抜くことにすべての焦点を合わせなければならない。そうでなければ、相手に対して簡単にチャンスを与え続けることになる』
『すべては精神的な側面に起因している。90分間のすべての時間、すべてのプレーにおいて、試合の中に常に留まり続けなければならない。一瞬でも気を抜けば、瞬時に代償を払わされる。1センチの隙も許されないのがこのリーガだ。この課題をクリアすることに全力を傾けなければならない』
最後に、50周年のお祝いの夜を台無しにされたサポーターに対し、指揮官は誠心誠意の謝罪を口にしました。
『サポーターには本当に、心からの謝罪を申し上げたい。彼らは歓喜を受け取る権利があるし、スタジアムを最高の雰囲気にするためにどれほど尽力し、努力しているかを我々は重々承知している。彼らは我々にとってかけがえのない、最も重要な存在だ。全員で前を向き、この逆境を乗り越える。明日からまたハードに働くつもりだ』
ピッチ外での監督更迭の噂が吹き荒れる中、アンセルミ監督が次節までにこの守備崩壊をどのように修復し、崩れかけたディトゥロら守備陣の信頼を回復させるのか。指揮官に与えられた執行猶予は、もはや1試合すら残されていないかもしれません。(via MARCA)
【本日の総括】
エルチェCFはスタジアム開場50周年の記念日に、一時2点差を追いつく驚異的な闘志を示し、レマルやオソリオら新戦力の輝きという大きな希望を手にしました。しかしながら、守備陣のあまりに軽率なミスから4戦12失点を喫している現状と、指揮官の退場を含む終盤のコントロール不足により、十人の敵を相手に最後の最後で力尽きる「残酷な敗戦」で勝ち点1に留まる苦しい出発となりました。