クラシコの裏側、レジェンドの足止めと警察による転売・薬物摘発

クラシコが行われたモンジュイックのスタジアムの裏側では、様々な出来事が起きていました。試合前、1974年のベルナベウでの伝説的な0-5の勝利の立役者であるフアン・マヌエル・アセンシとGKのモラが、スタジアムの階段で一般の群衆に紛れてしまい、前に進めず足止めを食らうというハプニングがありました。多くの若いファンは彼らがクラブの歴史的レジェンドであることに全く気づいていませんでした。VIP席には、スポティファイとの契約の鍵を握るダレン・デイン氏や、コンゴ民主共和国大統領の息子など、ビジネスや政治の要人が多数詰めかけていました。バルサ側は早い段階で勝利を確信しており、試合終了のホイッスルが鳴る前から、祝賀パーティーのためのディスコの事前予約を確定させるための電話連絡が飛び交っていました。

スタジアムの外では、カタルーニャ州警察がチケットの違法転売を防ぐための特別体制を敷き、転売に関与した疑いで45人を特定、4人を摘発しました。また、麻薬の所持や禁止されている武器の所持で7人が摘発され、禁止されたシンボルの使用や発炎筒の持ち込みなどでさらに4人が告発されました。バルセロナのクラブ側も、スタジアムの内部規定に違反したとして25人の観客を退場処分にするなど、厳戒態勢の中で試合が運営されていました。

(via SPORT, MARCA)

【本日の総括】

本日のオフフィールドニュースでは、クラシコでのバルセロナのリーグ優勝を受けた歓喜と、レアル・マドリードの内部崩壊という明暗がくっきりと分かれました。バルサ側は、父親を亡くしたフリック監督と選手たちの強い絆、ラポルタ会長のディスコでの大熱狂、ペドリの家族との伝統行事や若手たちの自転車移動など、和やかでエモーショナルな話題に溢れていました。対照的にマドリード側は、エムバペの不可解なSNS投稿によるファンからの大バッシング、クラブ公式チャンネルの判定への激怒、そしてモウリーニョ帰還を画策するペレス会長の動きなど、深刻な危機に直面しています。さらに、ピケのインサイダー取引による巨額罰金や、サラゴサとタラゴナで起きたサポーターによる過激な抗議活動や破壊行為など、スペインサッカー界の裏側で起きている事件性のある話題も目立ちました。