ロン・グーレイCEOが自身の辞任を完全否定、「コーヒーが冷める」と強気の発言
7ヶ月ぶりに沈黙を破り、メスタージャの記者会見場に現れたロン・グーレイCEO。約2時間にわたりメディアの激しい質問に対応した彼は、自身の進退を問われると、一切の辞任の可能性を明確に否定しました。
自身の立場について、グーレイCEOは『私は辞任するつもりはない。このクラブで何が起きているか、外からは見えない部分も日々目の当たりにしているが、私たちは正しい方向に進んでいる。一部の方々をがっかりさせて申し訳ないが、私の辞任を待つのは非常に長くなるだろうし、その間にコーヒーも冷めてしまうだろう』と皮肉交じりに回答。さらに、35年におよぶサッカー界でのキャリアを誇り、何も恥じることはないと強調しました。また、自分はバレンシアに家族と暮らし、街を歩いて仕事をしており、誰からも逃げ隠れしないという強気な態度を崩しませんでした。(via SUPERDEPORTE)
カルロス・コルベラン監督への全面的な支持、安定が必要な「第3フェーズ」を強調
グーレイCEOは、現在チームを率いるカルロス・コルベラン監督への揺るぎない信頼を口にしました。7月に2027年6月まで契約延長した判断を巡り、周囲からの厳しい批判に対しても真っ向から擁護しています。
コルベラン監督のバレンシアでの歩みについて、CEOは「3つのフェーズ」を挙げて説明しました。第1段階は就任直後の救世主としての半年間、第2段階は昨季前半の困難な時期、そして現在は安定した基盤の中で結果を求めるべき第3段階にあるとしています。『サッカーの世界では重要な決断を下し、自分が信じるものを強く支持しなければならない。安定こそが今クラブに必要なものだ』と語り、3試合で勝ち点1という低調なスタートについても、過酷な酷暑の中での3日間で2試合という日程が影響したと言い訳を交えつつも、監督が状況を好転させると断言しました。(via ESTADIO DEPORTIVO)
主将ガヤの契約更新問題は平行線のまま、公の場での詳細な言及を拒否
チームの絶対的なシンボルであるキャプテン、ホセ・ルイス・ガヤの契約更新が停滞しています。契約が残り短く、来年1月には移籍に向けた自由交渉が可能になる危険な状況であるにもかかわらず、交渉は暗礁に乗り上げています。
ガヤはクラブの厳しい財政状況を理解し、なんと70%もの大幅な減給を受け入れる意思を固めているとされています。それにもかかわらず、クラブが提示する条件はさらに低く、交渉は一向に進んでいません。会見でこの点に切り込まれたグーレイCEOは、『彼はバレンシアの選手であり、今後もそうあり続ける。ただし、ここで契約の詳細について語るのは彼に対して敬意を欠く行為であり、私自身の役割ではない』と答えるにとどまり、将来の保障や具体的な解決策を示すことは避ける曖昧な姿勢に終始しました。(via ELDESMARQUE)
移籍最終日の補強失敗を「真剣に検討していなかった」と主張、しかしレバンテSDとは食い違う見解
ウマル・サディクの長期離脱に伴い、最終日に画策されたとされるマーヴィン・ドゥクシュやカール・エッタ・エヨンの獲得失敗。このドタバタ劇について、グーレイCEOはメディアの前で「最初から真剣なアプローチではなかった」と一蹴しました。
グーレイCEOは『それらの名前は一度も真剣に検討されたことはなく、直接の接触も興味もなかった。エリオットの獲得を終えて、我々は財務規定の限界に達していた』と説明しました。しかし、宿敵レバンテのスポーツディレクターであるエクトル・ロダス氏は前日、バレンシアから直接エッタ・エヨンについて状況確認の電話があったことを明かしており、バレンシア経営陣がその場しのぎの嘘で失敗を取り繕おうとしているのではないかとの懐疑論が強まっています。(via SUPERDEPORTE)
FWアルベルト・マリが契約解除、ハンガリーの歴史的名門ブダペスト・ホンヴェドFCへ完全移籍
バレンシアで思うような出場機会を得られず、直近ではサラゴサやミランデスへのレンタル移籍を繰り返していたフォワードのアルベルト・マリ。ついにクラブとの契約を双方合意の上で解除し、ハンガリーの歴史的なクラブへと活躍の場を移すことが決まりました。
マリの新天地は、かつてレジェンドのフェレンツ・プスカシュらを擁し、ハンガリー陸軍のチームとして1950年代に黄金期を築いた名門ブダペスト・ホンヴェドFCです。バレンシアでの公式戦通算25試合2ゴールという成績に終わり、昨季は怪我にも悩まされたマリですが、新天地への移籍に際しては『歴史ある偉大なクラブに加入できて嬉しい』と復活への並々ならぬ意欲を示しています。(via SPORT)
カンテラ強化!FCチューリッヒから17歳のスイス人新星MFアラン・カメンヤコビッチを獲得
バレンシアは下部組織の強化の一環として、スイスのFCチューリッヒから17歳の有望なミッドフィールダー、アラン・カメンヤコビッチを完全移籍で獲得したことを発表しました。
カメンヤコビッチはスイスのU-16代表経験を持つ逸材で、2029年6月30日までの3年契約を締結。ボランチやゲームメーカーなど、中盤のあらゆるポジションに対応できる柔軟性を兼ね備えています。今シーズンはまずフベニールAに合流し、先日完全移籍での加入が発表されたアドリアン・ルイスに続き、クラブが最重要としていた中盤の若手育成プログラムの主要メンバーとして、将来のトップチーム昇格を目指して磨きをかけることになります。(via SUPERDEPORTE)
練習場情報:ルイス・リオハが足首の違和感で2日連続練習欠席、バルサ戦へ大きな暗雲
日曜日のバルセロナ戦に向けた重要な準備期間の中、パテルナ練習場から非常に懸念されるニュースが届きました。チームの左サイドを支えるアタッカー、ルイス・リオハが足首の違和感により、2日連続で全体練習を欠席しました。
リオハは前節デポルティーボ戦での敗北後、チーム全体の戦う姿勢について『フットボールやスポーツの本質、倫理である、100%の力で戦う、ピッチにすべてを出し切るという姿勢が足りていなかった。それは絶対にあってはならないことだ。自分も含めて、全員にその責任がある』と厳しい自己批判を行っていました。主力である彼の出場が不透明となったことは、コルベラン監督にとって大きな痛手です。さらに、控えGKのケイネ・ファン・オーフェレンも足首の負傷で練習を欠席。ディミトリエフスキのバックアップとしてカンテラから急遽パブロ・モジャなどの若手が練習に招集されています。(via ELDESMARQUE)
守備陣の明暗:パブロ・マフェオが全体練習復帰も、フルキエは別メニュー調整が続く
守備陣のコンディションにおいては、一部で光が見えたものの、依然として不確定要素が残る状況です。
新加入のパブロ・マフェオは木曜日の練習に復帰し、グループとともにすべてのメニューを消化。バルサ戦に出場可能な状態であることを示しました。一方、右サイドのベテランであるディミトリ・フルキエは、回復の最終局面にあるものの、この日も個別のリハビリ調整にとどまり、全体練習からは外れています。マフェオの復帰は、リオハの離脱危機が迫るサイドの守備において一筋の希望となっています。(via SUPERDEPORTE)
首位バルセロナの最新動向:新エースのガブリエル・ジェズスが初練習、ガビも全体練習に合流
メスタージャへの遠征を控えるバルセロナからは、彼らの驚異的な戦力がさらに補強されたという知らせが入っています。
アーセナルから新加入したブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが、木曜日にチームの練習に初めて参加。日曜日の試合で早速デビューする可能性が高まっています。さらに、開幕戦で右脚を痛めて離脱していたMFガビも木曜日に全体練習に部分合流。長期離脱中のフレンキ・デ・ヨングを除き、バルサはほぼベストに近い充実した布陣でバレンシアとの一戦に臨む準備を進めています。(via SPORT)
第4節にして漂う降格圏転落の現実味、地獄のスケジュールを前にした勝負のバルサ戦
ここまで3試合を戦ってわずか勝点1。前節のデポルティーボ戦では不名誉なオウンゴール2つを献上して3-1で自滅したバレンシア。現在18位に沈むチームは、早くもシーズン序盤から降格圏転落のリアルなプレッシャーに直面しています。
今週末に首位バルセロナをホームに迎えた後、チームにはセビージャ、アラベス、レアル・ソシエダと強豪とのアウェイゲームが続く過酷な9月の日程が待ち受けています。他会場(エルチェ、マラガ、レイヨなど)の結果次第では、今節終了時点で文字通りの最下位グループに甘んじる可能性が極めて高く、コルベラン監督率いるチームは、満身創痍の満員となるであろうメスタージャで何としても勝利のきっかけを掴まねばなりません。(via SPORT)
【本日の総括】
ロン・グーレイCEOが自身の辞任やコルベラン監督の交代を真っ向から否定し、中長期的なスタジアム移行計画のみを強弁する中、チームは主力の負傷離脱の危機に直面しています。不満を募らせるサポーターの目の前で、首位バルセロナを相手に奇跡の復活劇を見せられるか。バレンシアの真価が問われる、極めて重要な第4節が日曜日に幕を開けます。
