アレックス・バエナの苦悩と希望
昨夏にアトレティコ・マドリードへ加入したアレックス・バエナにとって、移籍1年目は非常に困難なものとなった。大きな期待を集めて加入したものの、シメオネ監督が求めるレギュラーメンバーに定着できず、期待から大きくかけ離れたシーズンを過ごした。
しかし、現在参加しているワールドカップのスペイン代表合宿では落ち着きを取り戻しており、精神的な回復を見せている。バエナ自身は現状について『今シーズンの中で一番幸せな瞬間かもしれない。代表チームに来たことが僕の助けになっている。多くのことから離れることができたおかげで、代表チームが精神的な面で僕を救ってくれたし、欠けていた自信を取り戻す助けになっている』と語り、苦境からの脱却を誓っている。
また、自身の成長についても『もしサッカー選手として向上していなければ、僕はここにいないだろう。EUROの時と同じ人間ではないし、選手としても人間としても進化している』と自信をのぞかせた。代表での起用法については『スタメンに入れることを願っているけれど、最も重要なのはチームであり、どんな役割でも助けることだ。僕は左サイドに居心地の良さを感じている。これまでずっと左サイドでプレーしてきたからね。でも複数のポジションでプレーできるし、僕の考えはどこであれチームを助けることだ』と語っている。
もしスペイン代表が今大会で優勝すれば、バエナはアトレティコの選手として、オリンピックの金メダル、EURO、そしてワールドカップの3冠を達成する歴史上初のスペイン人選手となる可能性がある。これに関してバエナは『ワールドカップはサッカー選手にとって最も重要な大会だ。すべての選手がプレーすることを夢見ている。3つのタイトルすべてを達成した人がいるかどうかは分からないけれど、もしそれができれば僕のキャリアにおいて大きな成功になるだろう』と意気込みを語った。(via ElDesmarque)(via MARCA)
【本日の総括】
グリーズマンの退団という激震が走る中、ベルナルド・シウバやククレジャといったメインターゲットを宿敵レアル・マドリードに強奪される厳しい移籍市場のスタートとなりました。一方でフリアン・アルバレスの徹底防戦やイ・ガンインの獲得交渉など、来季に向けたシメオネ監督のチーム再構築の動きも活発化しています。アレックス・バエナの代表での飛躍にも期待がかかります。