デポルティーボ・アラベス
ビジャレアルを1-0で下したことで、開幕3試合で勝点7を獲得した。これはクラブの長い歴史の中で、2001-2002シーズンおよび1930-1931シーズンに並ぶ、クラブ史上最高のロケットスタートである。試合は30分、試合最優秀選手に輝いた中盤の要アントニオ・ブランコの見事なサイドチェンジからアンヘル・ペレスがボールをコントロールし、ラストパスを供給した。これを完全にフリーとなっていたアルゼンチン人FWルカス・ボジェがゴールへ押し込み、これが貴重な決勝点となった。守備面では、守護神アントニオ・シベラの驚異的なセーブ連発に加え、相手の決定的なシュートがポストに弾かれるなど、運も味方して見事な完封勝利を収めた。 (via Mundo Deportivo)
ビジャレアルCF
アラベス戦に1-0で敗北し、開幕3試合で2分1敗と、未だ勝利のない最悪のスタートを切ることになった。最初の3試合がすべてアウェイゲームという過酷な日程も影響している。中盤を支配し幾度となくチャンスを作ったものの、深刻な決定力不足が響いた。イニゴ・ペレス監督は、後半にロベルト・モレイロ、イリアス・アコマシュ、フリーマン、アヨゼ・ペレスらを次々とピッチに送り込み交代策に打って出たが、相手の堅い守備とゴールキーパーを崩せなかった。特に不運だったのは85分、フアン・フォイスの放った決定的なシュートがポストを叩き、その跳ね返りがさらに逆側のポストに2回当たってラインを割らないという奇跡的な不運もあり、最後までゴールに嫌われた。 (via Estadio Deportivo)
アトレティコ・マドリード
リーグ戦のアウェイ初戦となるセビージャ戦を前に招集メンバーが発表された。主力アタッカーであるフリアン・アルバレスは体調不良によりセビージャへの遠征メンバーから外れ、バルセロナへの移籍願望に端を発した泥沼の確執も解決していない。アルバレスは現在、個人トレーナーとともに別メニュー調整を行っており、移籍先としてはアーセナルやマンチェスター・シティが浮上している。さらに、アレクサンダー・セルロートも負傷離脱しており、チームは純粋なセンターフォワードを一人も欠いた状態で敵地に乗り込む。これに加え、移籍交渉中のオベド・バルガスや去就が不透明なトマ・レマル、出場停止のロビン・ル・ノーマンもメンバー外。唯一のポジティブなニュースは、トッテナムから4000万ユーロで獲得したディフェンダーのクリスティアン・“クティ”・ロメロが初の招集リストに入ったことである。ただ、シメオネ監督は『土曜日は帯同するが、彼は自身のフォームを取り戻すために時間が必要な選手であり、無理をさせるつもりはない』と話しており、スタメンではなくベンチからのスタートが濃厚である。 (via ElDesmarque)
一方、ピッチ外では大黒柱であるマルコス・ジョレンテの契約更新交渉が非常に順調に進んでいる。ジョレンテの叔父であり代理人を務めるフリオ・ジョレンテとの交渉により、2027年までの現行契約をさらに延長する方向で合意に近づいている。先日の試合でクラブ公式戦通算300試合出場を達成し、エンリケ・セレゾ会長から記念プレートを授与された。アントワーヌ・グリーズマンの退団に伴い、キャプテン陣に昇格して第4キャプテンを任されている。 (via MARCA)
セビージャFC
本拠地で行われるアトレティコ・マドリード戦を前に、選手層が崩壊寸前となっている。逸材の左サイドハーフであるホアキン・マルティネス・“オソ”が、1000万ユーロでフランスのストラスブールへ完全移籍した。また、オリンピアコスへの売却交渉が大詰めを迎えているスイス代表MFルベン・バルガスは、ケガによる移籍破談を避けるため、ルイス・ガルシア・プラザ監督の判断で招集メンバーから外された。オリンピアコスは1200万ユーロを提示しているが、セビージャは1500万ユーロを求めて交渉が停滞している。このサイドハーフの危機を前に、ガルシア・プラザ監督は『後半に起用できる交代選手がいない』と怒りをあらわにした。急遽、アルゼンチン人のエセキエル・セバジョス(ボカ・ジュニアーズ)、ガブリ・マルティネス、ブライアン・ヒル、さらにはコンラッド・ハルダーやオベド・バルガスの獲得に向けて動いている。 (via Estadio Deportivo)
デポルティーボ・ラ・コルーニャ
クラブとサポーターズ団体(ペニャス連盟、リアソール・ブルース、オールド・フェイセズ)との間で、チケット価格の高騰、VIPエリア拡大、Marathón Inferiorへの厳格な入場制限などをめぐり、52日間に及んだ深刻な対立がついに全面和解に至った。合意された5つの基本原則は以下の通り。①Marathón Inferior専用の個別規約は廃止され、一般規約に統合される。②IDチェックによる本人確認と入場管理は引き続き法令通り行う。③公式チャンネルを利用して、チケットの譲渡や解放を最も柔軟に行えるシステムを維持する。④いかなる暴力・脅迫・差別的言動の撲滅に向け、ファン団体がクラブと積極的に協力する。⑤クラブに重い罰金制裁をもたらすような過激なチャントや暴力を予防・制止するために双方が共同で取り組む。この歴史的な平和合意により、バレンシア戦ではリアソールのあの圧倒的な熱狂が完全復活する。 (via SPORT)
チームを率いるアントニオ・ヒダルゴ監督は、バレンシア戦に向けて前日会見に臨んだが、直前に電撃加入したフリーの快速アタッカー、アダマ・トラオレについては、ラ・リーガへの登録手続きや長距離移動によるコンディション調整を考慮し、今回の招集から外すことを明言した。また、4ヶ月もの長期離脱から復帰したばかりのデビッド・メジャについては、まだ100%のキレを取り戻していないと慎重な姿勢を示している。その一方で、中盤で卓越した才能を見せるロレンツォ・アマトゥッチについては『ピッチ上でリーダーシップと成熟度を見せており、チームにとって不可欠な存在になりつつある』と称賛した。 (via SPORT)
レイ・バジェカーノ
ルーマニア代表の右サイドバックであるアンドレイ・ラティウに、イングランド・プレミアリーグのフルアムへの完全移籍がほぼ合意に達した。選手本人はプレミアリーグ挑戦を熱望しており、すでに個人合意に達している。クラブ間でも前向きな交渉が進行しており、最終調整の段階に入っている。 (via Estadio Deportivo)
一方で、スタジアム問題をめぐる深刻な大混乱が起きている。9月5日に予定されている第4節のレーシング・サンタンデール戦について、マドリード州が安全管理体制の不備や設備の老朽化などを理由にスタジアムの使用許可を取り消したままであるため、他会場をホームとして手配しなければならなくなった。ヘタフェのコリセウムを借りる交渉を行っていたが、ヘタフェは現在スタジアム改修工事中であること、さらにその2日後に自チームのセルタ戦を控えていることから貸し出しを拒否した。これにより、バジェカーノはブルゴスのエル・プランティオ、またはレガネスのブタルケでの開催を模索せざるを得ない。サポーター団体は猛反発しており、9月5日16:45から「レイ・バジェカーノはバジェカスのものである、さもなければ存在しない」というスローガンのもと、経営陣の退陣と適切な施設環境を求める抗議デモを行う。 (via Estadio Deportivo)
レアル・ソシエダ
開幕2連敗を喫し、現在最下位に沈んでいるチームは、エスパニョール戦で是が非でも勝ち点3を獲得しなければならない。補強の遅れに不満を募らせるファンが多い中、現地時間の昨夜遅くにリヨンから完全移籍が決定したばかりの20歳センターバック、ママドゥ・サールがわずか1回の全体練習に参加したのみで電撃的に招集メンバー入りを果たした。さらに、チームは昨日退団したヨン・カリカブルの背番号をそのままこの若いサールに引き継がせるというユニークな対応を見せている。また、恥骨炎に苦しんでいたMFヨン・ゴロチャテギも回復し、今季初の招集リストに入った。一方で、ヨン・パチェコは負傷のため今回の試合は欠場が決定している。 (via NoticiasDeGipuzkoa)
RCDエスパニョール
敵地アノエタでのソシエダ戦に向けて招集メンバーを発表したが、マノロ・ゴンサレス監督は新加入のウインガー、ブライアン・サラゴサを無理させずに温存することを決め、今回の招集から外した。さらに、キケ・ガルシアとハビ・プアドが負傷で離脱しており、守備の要であるレアンドロ・カブレラも、昨季最終節の処分による3試合の出場停止の最後を消化するため欠場する。ディフェンスラインのやりくりに悩む指揮官だが、新加入のバニャ・ドルクシッチがスタメンに入る可能性もあり、粘り強い戦いを誓う。 (via Mundo Deportivo)
レアル・ベティス
昨夏に現役を引退し、古巣ベティスの下部組織でコーチ修業を積んでいた39歳の元メキシコ代表MFアンドレス・グアルダードが、母国のメキシコ代表チームのアシスタントコーチに就任することが正式発表され、急遽メキシコへと帰国した。 (via Estadio Deportivo)
移籍市場の締め切りまで残り4日となる中、マヌエル・ペレグリーニ監督はダニ・セバジョスの帰還やソフィアン・アムラバトの獲得を熱望しているが、中盤の登録人数が7人とすでに過密状態にある。そのため、クラブはコロンビア代表ネルソン・デオッサへの好条件オファーを利用して売却を進めようとしている。また、若手のゴンサロ・プティ、イケル・ロサダ、そしてオリンピアコスから900万ユーロの正式オファーが届いているパブリ・ガルシアらの放出も大詰めを迎えている。 (via MARCA)
マラガCF
エヴァートンに所属する20歳のモロッコ代表左サイドバック、アダム・アズヌをローン移籍で獲得することで原則合意に達した。ダニ・サンチェスの退団に伴い、補強が急務となっていた左サイドバックのポジションを埋める最適なピースとなる。アズヌはかつてバルセロナやバイエルンの下部組織で育ち、昨季後半はバジャドリードで13試合に出場。今夏に900万ユーロでエヴァートンに引き抜かれたものの出場機会に恵まれず、ドイツの複数クラブからのオファーを断り、慣れ親しんだスペインでプレーしたいという本人の強い希望がマラガ移籍を決定づけた。 (via Radio MARCA Málaga)
RCセルタ
コンピューターによる新しいフォーマットで抽選が行われたヨーロッパリーグの対戦相手が決定した。ホームにはユベントス、ボーンマス、ユニオン・サン・ジロワーズ、リレストロムを迎え、アウェイではオリンピック・マルセイユ、セルティック、オモニア・ニコシア、マッカビ・テルアビブと対戦する。特にマルセイユのヴェロドロームでの対戦は、1999年のUEFAカップ準々決勝での因縁を呼び起こす最も厳しい試合となる。 (via SPORT)
移籍市場では、イライクス・モリバに対して、かつてバルサでともに仕事をしたジョルディ・クライフSDとミチェル監督が率いるアヤックスが数ヶ月にわたって完全移籍に向けた交渉を続けている。モリバ自身も移籍に前向きな姿勢を見せている。 (via SPORT)
CDレガネス
アルバロ・モラタの電撃獲得に続き、アトレティコ・マドリードの下部組織出身である27歳のレフティーセンターバック、ハビ・モンテロを完全移籍で獲得した。契約期間は2年。クラブは、モンテロがアトレティコ時代にモラタとともにゴールを祝っている写真を添えて獲得を公式発表した。また、20歳のデンマーク人FWアルフレッド・ゲスラーをCDエストレマドゥーラにローンで放出している。 (via MARCA)
レアル・サラゴサ
新加入のウインガー、オスカル・ウレニャについて、元監督のルイス・カリオンが『信じられないほど素晴らしい補強。ケガさえなければ1部のトップレベルで活躍できるスペクタクルな選手だ。彼は1対1に非常に強く、驚異的なスタミナを誇る』と手放しで絶賛した。 (via SPORT)
一方で、ガーナ代表の21歳MFユシフ・サイドゥに対し、トルコのギョズテペから、ローン手数料+2027年6月まで有効な200万ユーロ超の任意買取オプションを含む正式な書面オファーが届き、クラブ間で本格的な交渉が開始された。サラゴサは以前、他クラブからの300万ユーロの打診を拒否し、当初は500万ユーロを求めていたが、新オーナー体制のもとで売却要求額が軟化しており、数日以内の決着が注目される。 (via SPORT)
CDカステリョン
イタリア・セリエAで通算227試合の出場実績を誇る34歳の経験豊富なベテランディフェンダー、フェデリコ・チェッケリーニをフリートランスファーで獲得した。契約期間は2027年6月までの1年間。昨季はセリエAのクレモネーゼでプレーしており、守備陣の再建を図るクラブにとって貴重なリーダーシップと守備強度をもたらす補強となる。 (via SPORT)
ブルゴスCF
レアル・ソシエダに所属していた23歳のナビラ人FWヨン・カリカブルの完全移籍を完了させた。契約期間は2年。今回の移籍は、即座に支払う固定の移籍金が発生しない特別な合意のもとで成立した。カリカブルは、ソシエダのBチーム時代に彼を指導し、その才能を最もよく知るセルヒオ・フランシスコ監督との再会を最優先してブルゴスへの移籍を熱望しており、他クラブからのオファーをすべて断って加入を決めた。 (via MARCA)
【本日の総括】
移籍市場の締め切りが残り4日に迫る中、ラ・リーガ各クラブは慌ただしく最終調整と補強に追われている。アラベスがビジャレアルを破り史上最高タイのロケットスタートを決める一方で、最下位に沈むソシエダは新戦力の電撃招集で立て直しを図り、バジェカーノはピッチ外でのスタジアム問題や主力DFの移籍合意に揺れている。ベティスやセビージャでは人員過密の解消と、それによって生まれる資金枠でのさらなる緊急補強の思惑が複雑に交錯しており、まさに生き残りをかけた熱い交渉劇が繰り広げられている。
