期待の若手GKビセント・アブリルがナスティック・タラゴナへ武者修行レンタル移籍
バレンシアは、下部組織出身で将来の守護神候補と目される21歳のGKビセント・アブリルを、ナスティック・タラゴナへ1年間の期限付き移籍させることで合意しました。契約期間は2026/2027シーズン終了までとなります。
アブリルは8歳でバレンシアのアカデミーに加入し、これまでに2029年までの長期契約を結んでいるクラブ期待の逸材です。昨シーズンはBチームであるVCFメスタージャで守護神として全40試合にフル出場し、その卓越したセービング能力を示していました。スペインU-15、U-18、U-20代表にも招集された実績を持ち、1.87メートルの恵まれた体格でハイボールの処理にも強さを見せます。
今回のレンタルは、アブリルがより高いレベルで経験を積むためのステップアップですが、この移籍が実現するまでにはバレンシア側で一つの絶対条件がありました。それは、イプスウィッチからオランダ人GKケイネ・ファン・ウーフェレンの獲得と登録が完了し、ディミトリエフスキのバックアップを確保することでした。ベティス戦でファン・ウーフェレンがベンチ入りしたことで、アブリルのレンタルにようやくゴーサインが出たという経緯があります。
契約の細部には、もしアブリルがナスティックで十分な出場試合数を満たさなかった場合、相手クラブからバレンシアに追加のペナルティ料金が支払われる条項が盛り込まれています。サバデルやクルトゥラル・レオネサも彼の獲得を狙っていましたが、本人がナスティックでのプレーを優先しました。アブリルは木曜日から現地でのトレーニングに合流し、正GKの座を争います。(via ElDesmarque)