デポルティボ・ラ・コルーニャ

古豪デポルティボは、待望の1部復帰(ラ・リーガ)を単なる残留争いで終わらせないために、今夏すでにラ・リーガの4番目に高い金額となる2600万ユーロ(テレビ放映権収入の激増がこれを担保)を投じて、レオ・ロマン、ブライト・エデ、ヨナタン・アスプ・イェンセン、ロレンツォ・アマトゥッチ、テウン・ヘイゼルハルト、そして世界的大スターであるピエール=エメリク・オーバメヤンという合計6名の大補強を一気に完了させました。

これに加えて、ローマから買取義務付きのローンという特別な形で、カンテラ出身の左サイドバック、アンヘリーニョの「奇跡的な里帰り」が正式に完了。アンヘリーニョのパートナーであるロシオ・ガリンド氏は、自身のInstagram上で極めてエモーショナルな手紙を綴っています。

『愛するあなた、ようやく本当に心が休まる我が家に戻ってきたのね。ヨーロッパの錚々たるメガクラブや大舞台を渡り歩いてきたけれど、この街の潮風と、あなたが子供の頃から心に抱き続けてきた青と白のユニフォームを着ることこそが、あなたの真の夢だった。あの小さな男の子が泣きながら旅立ってから長い年月を経て、今、本来あるべき本物のホームで再び輝きを放つ時が来たのよ。Riazor であなたが躍動する姿を夢見て、私たちはこれからもずっとあなたのそばにいるわ』

さらに、アトレティコ・マドリードの若き超新星、21歳の右ウインガーであるイケ・ルケ(契約は2028年まで、違約金は4000万ユーロに設定されているカンテラの最高傑作の一人)のローン獲得に向けて、デポルティボはセビージャ、レバンテ、レイヨなど1部の他7クラブと壮絶な争奪戦を展開しています。アトレティコ側は、かつてのカンテラ選手売却と同様に「将来の保有権50%を維持した形での1年間ローン」での放出を検討しており、シメオネ監督がプレシーズンツアー終了後にルケの去就を決定するのを待ち構えています。なお、一部で報じられたベティスのディエゴ・ジョレンテ獲得の噂については、ジョレンテの代理人事務所が『そのようなコンタクトは100%存在しない』とデポルティボへの移籍可能性を完全に否定しました。

チームはプレシーズンマッチでセリエAの強豪フィオレンティーナと練習試合を戦いました。前半にフィオレンティーナのエヌドゥールに見事なボレーシュート(ファウルの疑いもあった)を叩き込まれて1-0とリードを許し、イタリア側のパワーと質の高いキープ力に防戦一方の厳しい展開が続きました。

しかし、ハーフタイムにビルやアマトゥッチ、マリオ・ソリアーノら主力級をピッチに送ると、デポルティボが本来目指すアグレッシブなプレッシングが機能し始め、完全に形勢を逆転。そして試合終了間際のアディショナルタイム、敵陣ペナルティエリア内への猛烈なハイプレスから、フィオレンティーナのディフェンダーにバックパスのミス(無理なクリアから間接フリーキック)を誘発させ、このこぼれ球をビルが豪快に蹴り込んで劇的な1-1の引き分けに持ち込みました。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque / SPORT)

エスパニョール

エスパニョールは、セルタから実力派のセンターバックである29歳のウナイ・ヌニェスを1年間の期限付き移籍で獲得したことを公式に発表しました。移籍の条件は、25万ユーロのレンタル料をセルタに支払い、さらにヌニェスの高額な給与(約200万ユーロ)の55%をエスパニョールが負担するという極めて綿密な取引です。さらに、今シーズンにエスパニョールがヨーロッパカップ戦の出場権を獲得した場合に「300万ユーロでの強制買い取り」が発生する買い取り義務条項が盛り込まれました。ヌニェスはスタジアムを訪れ、新しいファンに向けて力強いメッセージを発信しています。

『エスパニョールのスタジアムの熱狂的な雰囲気は、アウェー選手として戦っていた頃から本当に素晴らしいと感じていた。クラブからオファーをもらった瞬間、このエキサイティングなプロジェクトに加わることしか考えられなかった。この歴史あるチームの守備に全力を尽くすつもりだ』

しかし、チームには主力流出の激しい危機が影を落としています。昨季期限付き移籍先のセウタで14ゴールを決め、今プレシーズンでもチーム最多の3ゴールを挙げて絶好調を維持している23歳のエースFW、マルコス・フェルナンデスに対し、マジョルカ、オビエド、さらにはイングランドのプレストン、イタリアのレッチェ、ポルトガルのエストリル、ポーランドのレギア・ワルシャワなど、ヨーロッパ全土の10以上のクラブから「現行の契約解除金である200万ユーロを満額一括で支払って引き抜く」という公式アプローチが怒涛のように殺到しています。

エスパニョールはこの流出をブロックするため、契約に盛り込まれている『給与を即座に倍増させることで、契約解除金を一気に200万ユーロから800万ユーロにまで自動的に引き上げる』という対抗防衛条項を緊急発動。これにより他クラブからの安易な強奪を完全に遮断し、モンチSDらが主導する攻撃陣の解体を死守する動きを見せています。(via Esport3 / Mundo Deportivo)