ビジャレアルCF
ビジャレアルを率いるフェルナンド・ロイグ会長が、今夏で就任30周年という偉大な金字塔を打ち立てました。30年間のうち実実に27シーズンを1部で戦い、そのうち20年でヨーロッパの舞台に立ったクラブの輝かしい歴史を振り返りつつ、会長は「今回の移籍市場では、現在の最高水準のスカッドにこの上なく満足しており、これ以上の補強に動くことは一切考えていない」と宣言。補強の最終判断はCEO(ネゲロレス氏)に委ねられているものの、現在の体制に対する絶対的な信頼を誇っています。
会長が最も力を注いでいるのが、練習場(シウダ・デポルティバ・ジャーネサ)の最新ビル建設と、本拠地エスタディオ・デ・ラ・セラミカのピッチ(天然芝)のリニューアルです。これらの工事は9月6日に行われるホーム開幕戦のデポルティボ・ラ・コルーニャ戦までに完了する予定であり、選手たちが世界一のピッチコンディションでプレーできる環境が約束されています。
ロイグ会長はさらに、先のワールドカップで優勝を果たしたスペイン代表の登録メンバーのうち、ロドリ、ジェレミー・ピノ、アレックス・バエナの3名、つまり全体の約2割を占めるメンバーがビジャレアルの下部組織「カンテラ・グロゲータ」出身であることを強くアピールし、アカデミーの育成力の高さを世界に示しました。
チームは今週土曜日に、プレシーズン最後の極めて重要な実戦テストとして、トルコのイスタンブールにあるRAMSパークに乗り込み、名門ガラタサライと親善試合を行います。この注目の一戦はTeledeporteで全国生中継されます。
今夏ここまでのビジャレアルの戦績を詳細に振り返ると、初戦のベンフィカ戦こそ2-0で落としたものの、続くPSV戦では新星 Georges Mikautadze やシェイク、パウ・カバネスの得点で1-3と快勝。イタリアで行われたコモ・カップでは、アヨゼ・ペレスの2発とセルジ・カルドナのゴールでアル・ウラに0-3で勝利し、地元のコモ1907とは1-1で引き分け、GKルイ・ジュニオールの活躍によるPK戦を制して決勝に進出しました。決勝ではアヨゼ・ペレスが先制点を奪ったものの、フランスのランスに1-3と逆転負けを喫し準優勝。そして水曜日の最新試合では、ローガン・コスタの劇的なヘディングゴールでレバンテを1-0で下しました。この試合では新守護神のペーテル・グラーチがデビューを飾り、さらに重傷から6ヶ月ぶりに復帰したフアン・フォイスがピッチに立って健在ぶりを証明しています。(via SPORT)
セルタ・デ・ビーゴ
セルタは、今夏の移籍市場における最大の重要項目として赤字でマークしていたゴールキーパーの補強をついに成立させました。マンチェスター・ユナイテッドから、28歳のトルコ代表GKアルタイ・バインディルを1年間の期限付き(500万ユーロの買い取りオプション付き)で獲得したことを公式に発表したのです。
バインディルはユナイテッドでバックアップに甘んじており出場機会に飢えていましたが、セルタのクラウディオ・ヒラルデス監督が直接電話を入れてプロジェクトを熱心に説明したことで移籍を決断。公式発表の直後、バインディルはチームが合宿を行っているイタリアの地へとチャーター便で直接飛び、即座に合流しました。セルタは昨季、守護神ラドゥが全38試合にフル出場する過酷なシーズンを送ったため、バインディルとラドゥを競わせ、ベテランのイバン・ビジャールを第3GKに置くことで、欧州カップ戦を並行する今シーズンの強固な防壁を築く計画です。
また、懸案となっていたDFウナイ・ヌニェスのエスパニョールへの完全売却交渉が成立しました。1年間のローン移籍(25万ユーロのレンタル料)で、エスパニョール側が給与の55%を負担し、セルタが45%をカバー。エスパニョールが欧州出場権を獲得した場合に「300万ユーロでの義務買い取り」が発生する条項が付帯しています。この取引により、セルタはヌニェスの残り3年間の契約(年俸200万ユーロ)を段階的に削減でき、最大で1100万ユーロの予算を浮かせることが可能となりました。
マルコ・ガルセスSDは、この削減によって浮いたラ・リーガのサラリーキャップ(上限枠)を活用し、かねてからターゲットにしていたボカ・ジュニアーズの若きアルゼンチン代表FWエセキエル・セバジョスの獲得を加速。移籍金600万ユーロでの2031年までの長期契約に向けて、ボカ側との最終調整に入っています。なお、中中盤の余剰戦力であるイライクス・モリバの放出先は難航しており、セルタはバレンシアのアンドレ・アルメイダの獲得に関心を示しているものの、バレンシア側にはまだ具体的なオファーを届けていません。(via Estadio Deportivo / MARCA / ElDesmarque)