待ち焦がれた開幕戦!エル・サダルにレバンテを迎える今季公式戦初陣

オサスナは月曜日8月24日の19時30分から、ホームのエル・サダルにレバンテUDを迎えてラ・リーガ第2節を戦います。

本来第1節で予定されていた敵地バライードスでのセルタ・デ・ヴィーゴ戦が、現地の芝生不良問題のために延期となったため、このレバンテ戦がオサスナにとって待望の今シーズン公式戦初陣であり、デビュー戦となります。一方のレバンテは開幕戦でエスパニョールに3-0で大敗しており、両者ともまだ勝ち点を持っていない状態での激突です。

この大一番はMovistar LaLigaでテレビ生中継されるほか、Radio MARCAでの実況やMARCA.comでのライブテキストなど複数のメディアで広くカバーされ、試合前後には詳細な速報やハイライト動画も配信される予定です。(via MARCA)

ラ・リーガの「乱雑な」日程に怒り!ルイス・ミゲル・ラミス新監督がぶちまけた不満

この一戦は、オサスナを率いるルイス・ミゲル・ラミス新監督の公式戦初陣であり、自身のプリメーラ(1部)監督デビューという記念すべき試合です。しかし、記者会見に臨んだラミス監督は、ラ・リーガの極めて不規則で無秩序なシーズン開幕のスケジュールに対し、強い憤りを表明しました。

ラミス監督は、日程の不平等さについて次のように苦言を呈しています。

『本当にすべてが乱雑で、ひどく無秩序なスタートです。すでに2試合を消化しているチームがある一方で、私たちはまだ1試合も戦っていません。それなのに今度は8日間で3試合を戦わされ、その後にまた3試合が待っている。私たちチームにとっても、フットボールを楽しむ観客の皆さんにとっても、非常に不規則で望ましくない始まり方です。リーグ戦の裏で並行して親善試合が行われていたことも含めて、思い描いていたようなスタートではありません』

日程に対する不満は大きいものの、監督自身は本拠地エル・サダルでのデビューに向けて次のように熱く意気込んでいます。

『待ちに待ったエル・サダルでの1部デビューを前に、心からワクワクしており、興奮と期待に満ちています。ピッチの上で完璧な試合を披露することだけに集中しています』(via Estadio Deportivo)

「不本意な親善試合」と過酷な8日間3連戦!ラミス新監督が明かすチームのコンディション

セルタ戦の延期というアクシデントにより、チームはプレシーズンにおいて予定外の過酷な調整を強いられました。ラミス監督はプレシーズン期間の戦いを振り返りながら、次のように説明しました。

『こんなに多くの親善試合を戦う計画はもともとありませんでした。ただ、幸いなことにしっかりと練習に取り組むための丸一週間を確保できた時期もありました。実戦の中で、自分たちが理想とするレベルに近い戦いができたこともあれば、そうでないこともありましたが、選手たちは今、戦う意欲にあふれています』

オサスナはプレシーズン期間中、3勝2敗1分けという成績を収めました。ここから待ち受ける「8日間で3試合」という強行軍について、指揮官は以下のようにマネジメントの構想を語っています。

『出し惜しみをするつもりは一切ありません。3試合の疲労を上手く管理して戦い抜くつもりですが、現時点でチームの意識は目の前の明日の試合だけに完全に集中しています。何よりポジティブなのは、1人を除いてフィジカル的な怪我や問題を抱えている選手がいないという事実です。とはいえ、これほど短いスパンで選手たちに多くの出場時間が積み重なっていくのは、間違いなく非常にタフで厳しい1週間になるでしょう』(via Estadio Deportivo)

移籍市場最終盤の動き!主力DFボヨモの去就とラミス監督が描く補強ビジョン

移籍市場の閉幕が数日後に迫る中、去就の噂が絶えないのがセンターバックの主力であるアディ・ボヨモです。他クラブからの関心が高まっており、移籍の可能性が浮上していることについて、ラミス監督は現状を次のように明かしました。

『彼は現在、本当に完璧な態度で日々の練習に取り組んでおり、自らのコンディションを上げています。ここに残っている以上、私たちは彼を100%戦力として計算して全面的に信頼しています。ただ同時に、彼ほどの優れた選手は常に他クラブから引き抜かれるリスクにさらされているという現実も十分に理解しています』

また、ラミス監督は自身が理想とするスカッド編成と移籍市場の姿勢について次のように語っています。

『移籍市場が開いている間、決して平穏な時間など存在しません。私たちはチームをさらに完璧なものにしたいと考えていますが、これ以上多くの選手が出入りすることは望んでいません。ただ、スポーツディレクター陣と協力しながら、チームにとって最も興味深いポジションを埋めようと動いています。私としては、各ポジションに2人以上の選手を揃え、さらにそれ以上の選手層を確保したい。もちろん、下部組織にいる素晴らしい若手たちも、シーズンを通して私たちを力強く助けてくれると信じています』

なお、アタッカーのイケル・ベニトについては、すでにチームからの放出が完了していることが確認されています。(via Estadio Deportivo)

新戦力リザンコスの獲得が目前!右サイドバックのロジエの怪我に伴う緊急補強

オサスナは、右サイドバックの緊急補強として、フェデラシオン(3部相当)のルゴからブルゴスを経て飛躍した22歳のアレックス・リザンコスの獲得に極めて近づいており、取引は合意目前となっています。

もともとリザンコスは昨夏の時点でバレンシアCFへの移籍が間近に迫っていましたが、バレンシア側の不十分な資金力や交渉手続きのミスにより破談となり、ブルゴスへと売却された経緯があります。昨シーズン、ブルゴスで目覚ましい成長を遂げ、昇格プレーオフ圏内の一歩手前までチームを導いたのが、当時ブルゴスを率いていた現オサスナ監督のラミス氏でした。

ラミス監督は自身の教え子であり、数ヶ月後に23歳を迎えるリザンコスの才能と将来性を高く評価しており、右サイドバックの補強の第一候補として獲得を強く要望しました。現在オサスナは後述する右サイドバックのロジエの深刻な怪我により、このポジションの選手層が危機的な状況にあるため、リザンコスの加入はこれからのプリメーラでの長い戦いにおいて、極めて重要で心強いピースとなるはずです。(via Superdeporte)

ロジエと新加入ロックソンは欠場確定!書類手続きと負傷による守備陣の離脱状況

ホームで迎えるレバンテとの開幕戦に向け、ディフェンス陣にはすでにいくつかの離脱者が出ています。

右サイドバックの新戦力であるバランタン・ロジエは負傷を患っており、復帰の目処が立っていません。クラブ内でも状態は良くないとされており、長期離脱も懸念されています。

また、今夏オサスナに新たに加入したばかりの期待のディフェンダー、ロックソン・イェボアについても、今回のレバンテ戦の出場は見送られることが確定しました。ラミス監督は彼らの状況について次のように説明しています。

『明日の試合において、ロジエとロックソンの二人はピッチに立ちません。ロックソンに関しては、クラブの経済的な問題ではなく、あくまで国際的な書類や登録手続きの遅れが原因です。すぐに手続きが完了し、チームに合流できることを期待しています』

守備の即戦力として期待された二人の離脱は痛手ですが、残されたメンバーでレバンテの攻撃を封じ込める必要があります。(via Estadio Deportivo / Superdeporte)

試合序盤の選手交代と積極的なロテーション!ラミス監督が明言する開幕戦の采配

ラミス監督は、レバンテとの開幕戦において、これまでのプレシーズンで見られたような固定観念にとらわれない、積極的な采配と選手起用を行うことを約束しました。

監督は、試合に向けた交代策や全体のメンバー編成について次のように語っています。

『シーズン最初の公式戦となる開幕戦は、ここからの流れを決める極めて重要な鍵となります。当然、久しぶりの本気の試合ですから、ピッチ上での不正確なパスやミスがいくつかの場面で生じることは最初から覚悟しています。だからこそ、私たちは特定の選手だけでなく、本当に多くの選手たちに力を出してもらい、チームに貢献してもらう必要があります。試合においては、積極的なローテーションを導入し、状況に応じて通常よりもはるかに早い段階で選手交代を行うつもりです。ピッチの上で1秒も無駄にするつもりはありません。明日の開幕から、最初からエンジン全開で臨みます』(via Estadio Deportivo)

2トップ採用の可能性も示唆!特徴の異なるFW陣とドゥバシンが狙うゴール

レバンテの守備をこじ開けるための前線のシステムについて、ラミス監督はプレシーズンで磨きをかけてきたツートップの布陣を実戦で採用する可能性を十分に示唆しました。

ラミス監督は、前線の豊富な選択肢とストライカーたちへの信頼を次のように熱く語っています。

『もし私たちが2トップのシステムを選択すれば、間違いなく素晴らしい機能を発揮するはずです。なぜなら、私たちが擁しているアタッカー陣は、それぞれ全く異なる特徴と強みを持ったフォワードであり、ピッチの上でお互いの弱点を完璧に補完し合うことができるからです。いつ二人のストライカーを同時に並べて起用するかは、その時の戦術的な決断次第です。また、私たちにはウーゴ・ドゥバシンという素晴らしいアタッカーも控えています。私たちが求めているのは、前線の3人の全員が今シーズンに数多くのゴールを叩き出すことであり、それと同時に中盤の2列目の選手たちも、積極的にペナルティエリア内に侵入してゴールを狙う姿勢を見せることです』

前線から激しくゴールを脅かすことで、エル・サダルのファンを大いに沸かせる攻撃サッカーを目指しています。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

オサスナにとって、ホームのエル・サダルで迎えるレバンテとのラ・リーガ第2節は、セルタ戦の延期を経てついに幕を開ける、待望の今シーズン公式戦初陣となります。ルイス・ミゲル・ラミス新監督は、他チームよりスタートが遅れたラ・リーガの乱雑なスケジュールに強い憤りを示しつつも、聖地での1部デビュー戦に向けて高いモチベーションを共有しています。守備陣ではロジエの怪我やロックソンの書類手続き遅れによる欠場が確定し、主力DFボヨモの移籍の噂が付きまとうなど難しい台所事情にありますが、ブルゴスからのアレックス・リザンコスの獲得が秒読み段階。指揮官が明言する早い交代カードやローテーション、さらにはドゥバシンらを絡めた2トップの積極的な攻撃を武器に、過酷な連戦の幕開けとなるホーム開幕戦で最初から全力を尽くして今季初勝利を狙います。