CDテネリフェとのプレシーズンマッチで劇的な逆転勝利
ホセ・ボルダラス監督率いるヘタフェCFは、CDテネリフェのホームであるエリオドロ・ロドリゲス・ロペス・スタジアムにて、10年ぶりの開催となった「シウダ・デ・サンタ・クルス杯」を争うプレシーズンマッチを行いました。
前半のヘタフェは、Bチームの若手選手を中心としたラインナップで臨みました。試合開始直後からテネリフェが主導権を握り、アネス・クルジャリッチが再三のシュートで脅かすなど押し込まれる展開となります。そして36分、マルク・マテウのクロスから最後はビクトル・モレノに見事なシュートを決められ、先制を許してしまいます。ヘタフェもダビンチがネットを揺らして反撃の姿勢を見せましたが、これはオフサイドの判定でノーゴールとなりました。テネリフェのアルバロ・セルベラ監督が志向する高い位置からのプレスに苦しみ、前半は1-0のビハインドで折り返します。
しかし後半に入ると、ボルダラス監督はジェネ、アブカル、クリサンタス・ウチェ、マルティン・サトリアーノといったトップチームの主力メンバーを一気に投入し、試合の様相は一変します。54分、ウチェがペナルティエリア内でホセ・レオンに倒されてPKを獲得。このチャンスにサトリアーノがゴール上隅へ強烈なシュートを突き刺し、1-1の同点に追いつきました。
ここから試合はプレシーズンマッチとは思えないほど白熱し、公式戦さながらの激しいファウルやタックルが飛び交う展開となります。そして迎えた88分、マリオ・マルティンが敵陣のスペースを見つけて強烈なミドルシュートを放ちます。これは相手GKのガブリエル・デ・ブイストに素晴らしい反応でセーブされましたが、このプレーで獲得したコーナーキックが勝負を決定づけました。
キコ・フェメニアが蹴り込んだコーナーキックをマリオ・マルティンが頭でフリックし、最後はゴール小エリア内にいたザイド・ロメロが押し込んで1-2の逆転ゴールを奪いました。ヘタフェの十八番とも言えるセットプレーからの劇的な逆転劇により、見事トロフィーを獲得しています。テネリフェのアルバロ・セルベラ監督は、ヘタフェのセットプレーの威力を警戒していたにもかかわらず、そこから決勝点を奪われたことに悔しさを滲ませていました。 (via Mundo Deportivo)
ラ・リーガ開幕戦は8月15日にデポルティーボ・アラベスと激突
来る2026-2027シーズンのラ・リーガ開幕日程が正式に決定しました。ヘタフェCFの初陣は8月15日木曜日に組まれており、デポルティーボ・アラベスとの対戦で新シーズンの幕を開けることになります。 (via SPORT)
来週のプレシーズンマッチでアトレティコ・マドリードと対戦
夏のプレシーズンを戦うヘタフェですが、来週にはアトレティコ・マドリードとの親善試合が控えています。アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、この夏の最初のテストマッチとなるヘタフェ戦に向けて、スタメン候補となる選手たちとの連携メカニズムの構築にこだわってトレーニングを重ねており、両チームにとって戦術の仕上がりを確認する非常に重要な調整の場となりそうです。 (via MARCA)
昨季トップデビューを果たしたアレハンドロ・メスタンサがポルトガルへ移籍
ヘタフェBでプレーし、トップチームでもデビューを果たした21歳のミッドフィールダー、アレハンドロ・メスタンサの去就が決定しました。ラージョ・マハダオンダの下部組織出身である彼は昨シーズン、アトレティコ・マドリードからヘタフェBへレンタル移籍で加入。卓越した技術と戦術眼を持つ攻撃的ミッドフィールダーとして評価され、今年1月のラージョ・バジェカーノ戦ではホセ・ボルダラス監督のもとでラ・リーガでのトップチームデビューを飾りました。その試合では同点弾に繋がるファウルを獲得するなど、短い時間ながら印象的な活躍を見せていました。
レンタル期間満了後、アトレティコ・マドリードを退団した同選手は、ポルトガル2部のアカデミコ・デ・ビゼウFCと2029年6月までの長期契約を結びました。彼は自身のSNSを通じて次のような別れと決意のメッセージを残しています。
『また別のステージが始まります。23/24シーズンに、たくさんの夢と働く意欲を持ってアトレティコにやって来ました。今は新しい挑戦の時です』
『自分の価値を完全に証明できなかったことは残念ですが、もっとやりたいという気持ちを胸に、そしてこのクラブのカラーを守れたことを誇りに思いながら去ります』
『この家族の一部である皆さんに感謝します。またすぐに会いましょう。いつまでも、アトレティ』 (via Mundo Deportivo)
昨シーズンの最終節オサスナ戦の振り返り
昨シーズンのラ・リーガ最終節では、ヘタフェはオサスナと対戦しました。当時、オサスナは残留争いに巻き込まれていた5チームの運命を左右する状況にあり、ヘタフェからポイントを獲得して危険な降格の可能性を完全に排除する必要がありました。この一戦は、相手チームにとって新シーズンに向けた戦力補強の必要性を痛感させる結末となったことが記録されています。 (via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
プレシーズンマッチのテネリフェ戦では、若手主体の前半から一転、後半に主力組を投入して持ち味のセットプレーから劇的な逆転勝利を収めました。ボルダラス監督の采配とチームの勝負強さが健在であることを証明しています。ラ・リーガ開幕のアラベス戦や、来週のアトレティコ・マドリードとのテストマッチに向けて、さらにチームの完成度を高めていくことが期待されます。