新監督モウリーニョの足音
アルベロア監督の試みが完全な失敗に終わったことで、フロレンティーノ・ペレス会長は不安定なプロジェクトを立て直すための第一候補として、ホセ・モウリーニョの復帰を真剣に考えている。ユルゲン・クロップやマウリシオ・ポチェッティーノの名前も挙がったが、クロップは休息を望んでおり介入の多い会長を嫌い、ポチェッティーノはアメリカ代表でW杯を控えているため除外された。ペレス会長は、ムバッペ、ヴィニシウス、バルベルデらスター選手と対等に渡り合い、ロッカールームのコントロールを失わず、プレッシャー下で競い合う権威とキャラクターを持っているのはモウリーニョしかいないと確信している。プランBとしてフランス代表のデシャンの名前もあるが、ワールドカップがあるため初日から仕事できないのが難点となっている。
マドリードはチュアメニとバルベルデの乱闘事件を、メディア経由ではなく直接モウリーニョに報告しており、すでに水面下での接触は始まっている。来週の火曜か水曜、ベンフィカの試合が終わった後に、ペレス会長がモウリーニョからのロッカールームのコントロールに関する条件を受け入れるかどうかを伝える予定だ。マドリードはベンフィカから引き抜くために、5月中に約300万ユーロの違約金を支払う必要がある。ベンフィカ側もすでに後任探しに動いており、フルハムのマルコ・シウバを最有力候補としている。
元マドリードのSDであるミヤトビッチも、『彼(モウリーニョ)は非常にキャラクターと個性のある男だ。チームは2年間何も勝っておらず、厳しい手を持つ誰かが必要だ。選手に最大の敬意を強いる監督が必要だ。もし私が今スポーツディレクターなら、迷わずホセ・モウリーニョをレアル・マドリードの監督として契約するだろう。来る監督は、私としてはモウリーニョであってほしいが、難しい決断を下し、多くのことを変えなければならない。マドリードは同じ選手で続けて、3年目にタイトルを獲ると言い張ることはできない。この状況は銀河系軍団の時代を思い出させる。罰金については50万ユーロは彼らにとって大金ではない。最悪の罰はプレーさせないことだ。罰金は雰囲気を落ち着かせるには程遠く、10人から15人が派閥に分かれ、紛争を引き起こす可能性がある』と語っている。(via SPORT, Mundo Deportivo, MARCA)