クラブ史上最年少となる15歳280日の神童マルク・サントスが歴史的デビュー
エスパニョール戦の厳しい敗戦の中で、唯一とも言える大きな希望の光となったのが、カンテラ(下部組織)育ちの超新星、マルク・サントスの歴史的なデビューでした。
サントスは後半64分、イバン・ロメロに代わってピッチに投入されました。2010年生まれで、バレンシアの地元マサナサ出身のこのサイドバックは、わずか15歳と280日という驚異的な若さで公式戦デビューを果たしました。
この記録は、レバンテUDのクラブ史上最年少デビュー記録を大幅に塗り替えただけでなく、ラ・リーガの歴史においても、ルカ・ロメロ(15歳219日)、フランシスコ・バオ・サクソン(15歳255日)に次ぐ、史上3番目に若いデビュー記録となりました。これは、FCバルセロナのラミン・ヤマルが記録したデビュー年齢(15歳290日)を10日も下回る歴史的な快挙です。
サントスは、幼稚園児・小学校低学年を対象とする「プレベンハミン」の2年目のカテゴリーで、レバンテのトレーニングセンターであるブニョールに加入しました。そこからすべての育成カテゴリーを着実にステップアップし、昨シーズンの1月にはまだカデテ(U-16相当)の年齢でありながら、フベニールA(U-19相当の最上位リーグ)への昇格を勝ち取りました。
この才能に早くから注目していたルイス・カストロ監督は、昨シーズンの終盤、チームが残留を争う極めて重要な時期に、サントスをトップチームのトレーニングに頻繁に参加させていました。カストロ監督は試合後、彼のデビューが単なる一時的な緊急事態によるものではないことを強調し、次のように語りました。
『マークは単なる若い練習生ではなく、すでにトップチームの正式な一員としてカウントしている選手だ。彼のコンディションが良ければ試合に起用するし、もし最高の状態にあるならば、年齢に関係なく先発メンバーとしてピッチに送り出すつもりだ。今日の限られたプレー時間の中でも、彼は非常に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた』
サントスは本職のサイドバックのほかに、インサイドハーフ(インテリオール)としてもプレー可能な高いユーティリティ性を備えています。今年の11月1日に16歳の誕生日を迎える予定で、その日以降にプロサッカー選手として完全な権利を持つ最初のプロ契約を結ぶことができるようになります。カストロ監督の厚い信頼を得たこの若い才能は、今後のレバンテにおける本物の選択肢として、サポーターから大きな期待を集めています。(via MARCA, Estadio Deportivo, ElDesmarque)
【本日の総括】
ラ・リーガ開幕戦はエスパニョールを相手に0-3の完敗を喫し、シュート数ゼロという攻撃の機能不全、さらには新戦力の登録制限が重なる極めて苦しいスタートとなりました。しかし、アリアガのAEKアテネ移籍によって獲得した約500万ユーロの資金が未登録の主力を登録するための鍵となり、さらにクラブ史上最年少となる15歳の超新星マルク・サントスが歴史的な一歩を踏み出すなど、どん底の開幕戦から反撃に向けた確実な希望と再建の道筋が示されています。