最終節降格リスクに対する保険契約とその騒動

オサスナはLaLiga最終節の数日前に、2部降格のリスクに備えて120万ユーロで保険を契約した。この保険は、降格した場合にクラブに600万ユーロが支払われるという内容だった。降格時にはLaLigaから約1900万ユーロの援助金が支払われるが、この保険金はそれを補完するためのものであった。

チームは最終節でヘタフェに1-0で敗北を喫し、残留の行方は他会場のジローナ対エルチェ戦の結果に委ねられるという極限の緊張状態に置かれた。もしジローナが終盤にゴールを決めていればオサスナの2部降格が決まる状況だったが、結果的にジローナは得点できず、オサスナは辛くも1部残留を果たした。

この件は、アメリカの経済メディアが「あるサッカーチームが最終節で自らのチームに不利な賭けを行った」と報じたことで明るみに出た。同メディアは、米国の予測市場プラットフォームで数百万ドル規模の取引が行われたことを指摘しており、試合結果や状況からこれがオサスナを指していると特定され、国際的な騒動に発展した。

「自チームに対して賭けた」という表現が波紋を呼んだが、オサスナ側はこの解釈を否定している。クラブは、スポーツ賭博ではなく、大手保険仲介会社を通じて結んだ純粋なリスクヘッジの保険契約であると主張している。関係者によれば、保険会社側がリスクを再保険にかけるためにアメリカの予測市場プラットフォームを利用した可能性が高いという。

オサスナは、降格によるテレビ放映権収入、スポンサー収入、予算の激減に対する財務的な保護措置として、プロサッカー界では通常の予防策であると捉えている。この手続きはクラブの経済管理委員会委員長にも報告されており、次回の決算にも正式に反映される予定である。

(via Estadio Deportivo)