移籍市場閉幕直前の現実:カルバハル、アラバ、セバジョスら元マドリーのスター選手が無所属のまま停滞
移籍登録期限(9月1日)の閉幕が目前に迫る中、今夏レアル・マドリードとの契約を満了、あるいは途中解除してクラブを去ったダニ・カルバハル、ダビド・アラバ、ダニ・セバジョスの3人のトッププレイヤーが、いまだに新天地を決定できず「無所属(agente libre)」のまま立ち往生しているという異例の状況が続いています。
最も状況が不透明なのが、29歳のMFダニ・セバジョスです。今夏、彼は出場時間を確保するためにマドリーとの契約を解除。子供の頃からプレーし、自身のすべてである古巣レアル・ベティスへの復帰を熱望し、自身のSNSを通じて幾度となくベティスへの愛情を送り、復帰を呼びかけてきました。しかし、ベティス側の財政的な問題や今夏の他の補強の優先順位のせいで、獲得プロセスの合意が非常に難航しており、復帰は実現しないまま時間だけが経過しています。
前キャプテンであり、マドリーの右サイドを長年支配したダニ・カルバハル(34歳)も、白いユニフォームに別れを告げた後、次の挑戦を決めかねています。現在はスペイン代表の練習施設であるラス・ロサスで、同じくマドリーを去ったホセルと共に、自身のコンディションを高いレベルで維持しながら、次のふさわしい冒険となるプロジェクトを慎重に見極めています。
5シーズンにわたりマドリーの守備を支えたオーストリア代表DFダビド・アラバ(34歳)も同様です。契約満了で退団した彼は、昨シーズンは深刻な膝の負傷などに苦しんだものの、今夏のワールドカップ2026では元気にオーストリア代表としてプレーしました。アラバの実績や実力は誰もが認めるところですが、怪我の履歴や高額な年俸要求がネックとなり、市場最終盤になっても正式な契約合意に結びついていません。
彼らはすでにフリーの身であるため、9月1日の移籍期限が過ぎた後でも、どのクラブとも新規に契約・登録を交わすことが可能ですが、各クラブがすでに登録枠を埋め、予算を消化しきっていく中で、時間が経つほど彼らに残された良質な選択肢が狭まっていく厳しい現実に直面しています。
(via SPORT)
【本日の総括】
スタジアム外では、ヴァルデベバスの敷地を1億8500万ユーロ相当の含み益が生じる巨大なテクノロジーキャンパスに再生する夢のある計画が本格化する一方、ピッチ上では悲願の16度目のチャンピオンズリーグ制覇への戦いの全容が判明しました。主力7人を怪我で欠き、元所属スターたちの不透明な現状という課題を抱えつつも、ククレジャや若手新戦力たちの著しい台頭と合流が、ジョゼ・モウリーニョ率いる新生マドリーに無限の活力を吹き込んでいます。