新星ククレジャ、完璧なベルナベウお披露目と『完璧な夜』の激白:次節初先発へ

月曜日に5500万ユーロ(ボーナス込みで最大6000万ユーロ)の移籍金で正式に加入したスペイン代表DFマルク・ククレジャが、サンティアゴ・ベルナベウのファンへこれ以上ない挨拶を交わしました。

ソシエダ戦のキックオフ前、ククレジャはスペイン代表として共にワールドカップを制覇したミケル・オヤルサバル(ソシエダ所属)の手を強引に引っ張り、ピッチ中央で共にW杯トロフィーを掲げるという感動的なお披露目を行いました。

ククレジャはこの瞬間を笑顔で振り返り、次のように語りました。

『あの瞬間は、ピッチで試合をするよりもはるかに緊張したよ。本当に感動的だった。スペインにとって歴史的で、勝ち取るのに血の滲むような努力が必要だったトロフィーを、この偉大なスタジアムでファンに見せることができて最高に幸せだった。あの感情的な瞬間は一生忘れないだろう』

試合後、ミックスゾーンに現れたククレジャは喜びを隠しきれない様子で、次のようにまくし立てました。

『これ以上は何も望めない、本当に完璧な夜だった。サンティアゴ・ベルナベウでの私のホーム初戦に、家族が初めてスタンドへ観戦に来てくれた。信じられないほど特別で、感情が揺さぶられるような1日になったよ。自分は本当に恵まれた、特権的な人間だと感じている。だって、このスタジアムでこんなに大きな愛情をファンから受け取り、あれほど大切なトロフィーをお披露目できるチャンスを与えられる人間は、世界でもそう多くはいないのだからね。ファンからの愛情に心から感謝しているし、すべては始まったばかりだから、この期待に応えるためにもこれからも全力でハードワークを続けていきたい。日曜日にはまた次の試合がある。しっかりと準備して、開幕から3連勝を果たしたい』

プレシーズン合流が遅れたククレジャに対し、モウリーニョ監督は開幕戦(エスパニョール戦で67分から途中出場)に引き続き、この日もベンチスタートという慎重なアプローチを選択し、先発左サイドバックにはアルバロ・カレラスを据えていました。

しかし、先発した若きカレラスが前半早々にイエローカードをもらい、ソシエダの戦術的なプレッシングに対して苦戦を強いられたため、モウリーニョ監督はハーフタイムでのカレラスからククレジャへの交代を決断。後半開始からの45分間で、ククレジャはスタジアムを完全に掌握しました。

ククレジャはボール保持時にも精度の高いパスを繋ぎ、左サイドでヴィニシウスと抜群のコンビネーションを築いて深い位置まで何度も侵入し、攻撃を活性化させました。さらに驚異的だったのはその守備です。対峙したソシエダの右エースである久保建英を1対1で完璧に封じ込め、後半の45分間、一度として突破を許しませんでした。

彼の疲れを知らないピッチ上でのダイナミズム、高いプレスの強度、精度抜群の戦術眼は、後半にマドリードが圧倒的な猛攻を仕掛けて4-1の逆転勝利を手にするための決定的要因となりました。これまで先発の機会を十分に活かせていなかったカレラスに代わり、このソシエダ戦で決定的な違いを作り出したククレジャが、日曜日に行われるマラガ戦で「初先発」の座を射止めることは、今や間違いありません。

(via Mundo Deportivo / SPORT)