アーセナルで苦戦するマルティン・スビメンディに「偽サイドバック」の試行とレアル・マドリードやチェルシー移籍の噂

昨夏に7000万ユーロの移籍金でレアル・ソシエダからアーセナルへ移籍し、初年度から中盤の絶対的軸として君臨したマルティン・スビメンディですが、今季はプレミアリーグ開幕5試合でわずか89分間(すべて途中出場)のプレーにとどまるなど、立場に大きな変化が生じています。

その背景には、昨季終盤から一気に台頭した若手ルイス=スケリーの存在や、今夏9000万ユーロで獲得されたブルーノ・ギマランイスの加入、そして不動の柱であるデクラン・ライスとのポジション争いがあります。こうした中、ミケル・アルテタ監督はマルティン・スビメンディの新たな可能性として「右サイドバック(偽サイドバック)」での起用を試みています。

カラバオカップのイプスウィッチ戦では負傷のベン・ホワイトに代わり右サイドバックで先発し、1アシストを記録して4-2の勝利に貢献しました。攻撃時には中央のインサイドへ絞り込み、3-2-4-1のダブルピボット横に入り込むことでポゼッションの安定とビルドアップの滑らかさをもたらす役割を果たしています。しかし、先発出場はこの1試合のみにとどまっており、出場機会の減少を受けてレアル・マドリードやPSG、さらにはサンセ時代の恩師シャビ・アロンソが率いるチェルシーなどからの関心が噂され始めています。もっとも、2030年までの長期契約を結ぶアーセナル側に放出の意思はなく、過密日程の中で重要な戦力として保持する方針です。(via DiarioVasco)