ラ・リーガ・クラブ周辺ニュース

・レアル・マドリードとアスレティック・クラブが、LaLigaのCVC協定(テレビ放映権の10%を50年間譲渡する代わりに約20億ユーロの資金注入を受ける契約)の無効を求めていた裁判で、マドリード地方裁判所は両クラブの控訴を棄却した。レアル・マドリードは『判決は、現在のそして未来のスペインプロサッカーにとって法的に、経済的に、そして制度的に極めて重要な問題に対する十分な回答を与えていない』と反発し、最高裁判所へ上告すると発表した。これに対しLaLigaのハビエル・テバス会長はSNSで、『脅迫、絶え間ない圧力、組織的な司法化、そしてサッカーの統治機関で望むものを得られない時の不当な政治的影響力への依存といった方針は、私たちがよく知っており、何年にもわたって苦しんできた行動様式の一部だ』とレアル・マドリードを痛烈に批判した。

なお、同日に最高裁は、2022年のLaLigaの放映権管理会議からレアル・マドリードとバルセロナを不当に排除したとして、LaLiga側の無効取り消し請求を棄却し、レアル側の勝訴が確定している。

・セビージャのマティアス・アルメイダ元監督が、昨シーズンに判定を巡って激しく衝突した3人の審判(ギジェルモ・クアドラ・フェルナンデス、アレハンドロ・ムニス・ルイス、イオス・ガレチ・アペステギア)全員が、スペイン審判委員会(CTA)の決定によりプリメーラから降格させられるという珍事が発生した。アルメイダは退場処分や、女性副審への差別発言疑惑(本人は否定)などでこれらの審判と因縁があった。

・デポルティーボ・ラ・コルーニャが、公式の地名に合わせてクラブ名称を「Real Club Deportivo de A Coruña」に変更。サン・フアンの火祭りの夜に、リアソール海岸のアーケードで「願いは叶った:新しいアイデンティティ、同じ感情」というスローガンのもと、新名称を反映した新しいエンブレムを発表した。

・セビージャFCのクラブ売却に向けた動きが加速。元会長のホセ・マリア・デル・ニド・ベナベンテと他の大株主ファミリーが和解し、クラブ売却を容易にするための合意を結んだ。これに対し、小口株主のファン団体「Accionistas Unidos」はSNSで声明を出し、『2019年は金のための協定。2026年はセビージャFC売却のための協定。その間、大株主の家族たちは5年以上もの間、クラブがスポーツ面でも経済面でも出血し、法廷で機能不全に陥り、セビージャFCの存続を危険にさらすことを許してきた。邪魔をするな!道を譲り、辞任して、この100年の歴史を持つ機関をセビジスタの手に委ねろ!』と猛烈に抗議している。

・サバデルのGKディエゴ・フオリが、チームの昇格祝賀会でペドロ・サンチェス首相に対する侮辱チャントを先導したとして、地元近隣住民協会連盟からヘイトクライムで告発され、「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」の指定を要求される事態となっている。

(via SPORT, Mundo Deportivo, Estadio Deportivo, MARCA, ElDesmarque)

アイタナ・ボンマティ、メキシコで「姉妹」に

バルセロナ女子チームのアイタナ・ボンマティが、メキシコのテレビ局でW杯の解説者を務め、現地ファンと深い絆を築いている。彼女は『コンフォートゾーンから抜け出すのを楽しんだ。違う視点からサッカーを見ることができた。私はピッチからサッカーを見ることに慣れているけれど、外から見るのも好きだと気づいたので、将来何が待ち受けているかは誰にも分からないわ』と新たな経験を喜んだ。

また、メキシコの文化にも触れ、『独立記念塔は最高だった。私たちはこんな情熱を持って祝うことはない。新しい曲「La Chona」を知ってSpotifyで聴くつもり。DJが自分のスピーカーを持ってきて、みんなが踊り始めたのよ』と満喫。メキシコ代表が決勝トーナメント進出を決めた際、市内のストリートでの祝賀騒ぎに飛び入り参加すると、熱狂したメキシコファンから『アイタナ、姉妹よ、君はもうメキシコ人だ!』というチャントを捧げられ、国境を越えた愛を受けた。

(via SPORT, MARCA)