R・マドリード復帰のモウリーニョ

レアル・マドリードの新監督に就任したジョゼ・モウリーニョが、Vanity Fairのインタビューで過去と現在について赤裸々に語った。

バルセロナでボビー・ロブソン監督のアシスタントを務めていた時代について、『とても面白い写真がある。とても愛情を持って覚えているよ。練習中の写真で、私、ペップ・グアルディオラ、ルイス・エンリケが写っている。私は若いアシスタントで、ペップとルイスはまだ単なる選手だった。私がどこまで到達するかは遠い先の話だった。ペップとルイスも選手としてのキャリアしか考えておらず、指導者としてのキャリアは考えていなかったと思う。今ではみんなチャンピオンズリーグの優勝者で、ここまでやってきた』と懐かしんだ。

バルセロナへの感情については、『家族としてバルセロナで素晴らしい時代を過ごした。娘は生後1ヶ月でバルセロナへ行き、息子はバルセロナで生まれた。妻、子供たち、そして私はバルセロナで信じられないような4年間を過ごし、悪い思い出は一つもない。レアル・マドリードを愛しているからこそ戻ってきたが、バルセロナに対して何の恨みも抱いていない。ただ彼らと対戦することを楽しんでいる。サッカーでは最高の相手とプレーすることを楽しむものだからだ。最高の相手が自分をより良くしてくれる』と、因縁のライバルへの敬意を示した。

新加入のキリアン・エンバペについては、『話す時ではなく、聞く時だ。私は批判するためではなく、助けるためにここにいる。エンバペは驚異的な選手であり、彼がさらに良くなるよう助けようと思う』と語った。

また、自身のスタイルに対する「守備的だ」という批判には、『勝たなくても偉大になれるという馬鹿げた理論が存在する。スポーツにおいて、目的は勝つことだ』と断言し、『あのチーム(100得点以上を記録した2011-12シーズンのマドリー)はどれだけ守備的だったのだろうか?』と反論した。

(via SPORT, Mundo Deportivo, MARCA)

ベティスのベジェリンが語るサッカー界の闇

レアル・ベティスのエクトル・ベジェリンがテレビ番組に出演し、サッカー界の舞台裏について語った。クラブ内での罰金について、遅刻などは一般的だが、体重管理の罰金が『一番きついと思う』と明かした。体重制限を超えた場合、1日で規定値に戻さなければならず、クラブによっては最大1万ユーロの罰金が科されることもあるという。

また、サッカー界における同性愛の問題について、『よく聞かれる質問だけど、そういう人に出会ったことはない。ある人類学者と話した時、ヘテロセクシャル(異性愛者)だと自認していない選手はカテゴリーが上がるにつれて、安全な場所ではないために毎年辞めていくのだと言われた』と、根深い問題を指摘した。

スタジアムでの人種差別やホモフォビアについては、『今のサッカースタジアムは、路上ではできないようなこういうことをするための安全な場所になってしまっている。サッカーは常に社会の鏡だ。緊張した雰囲気や特定の行動に対する不処罰が、スタジアム内でこの種の行動をひけらかすことを許してしまった』と苦言を呈した。

さらに、パレスチナ問題に対するサッカー界の社会的沈黙にも触れ、『ウクライナ戦争の時はスコアボードに小さな旗を出したりして色々なことが行われたのに、ここスペインではパレスチナでのジェノサイドに関して、立場を明確にしないことが不可能だった時期にアスレティック・ビルバオだけが何かを行った』と、一貫性のない対応を批判した。

(via ElDesmarque, MARCA)