「ビニシウス法」の波紋とベリンガムの暴言疑惑

今大会からFIFAが導入した、相手選手に対して口を隠して話すことを禁じる新ルール、通称「ビニシウス法」が波紋を呼んでいる。これは差別的発言や暴言を隠すことを防ぐための措置で、チームメイト同士の会話以外で口を隠した場合はレッドカードの対象となる。パラグアイのミゲル・アルミロンがこのルールにより退場処分を受けた最初の選手となった。

一方、イングランド対ガーナ戦では、ジュード・ベリンガムが口を隠してガーナのジョルダン・アイェウと話す場面があったが、審判は友好的な会話と判断し、お咎めなしとした。しかし、ハーフタイムにベリンガムはガーナのカルロス・ケイロス監督と激しく衝突。ケイロス監督は『私の意図はあのタックルの後、彼に落ち着くように頼むことだった。しかし彼は悪い反応を示し、汚い言葉を吐き、それが緊張を高めた。サッカーはタキシードを着て社交ダンスをするようなものじゃない。ショーではない』とベリンガムの暴言を非難した。

ベリンガムはこれに対し、『正直に言って馬鹿げたタックルをした直後のことだった。ボールを奪おうとして少しプレーを続け、結局その子を蹴ってしまった。その後彼と話し、相手ベンチが私にイエローカードを出すよう求めて飛び上がった。監督に見覚えがあった。マンチェスター・ユナイテッドにいた人だと分かったので、彼には大きな敬意を払っている。結局のところ、お互いの競争心に過ぎなかった』と釈明している。

(via SPORT, MARCA)

ハフィーニャの金銭問題・サウジ移籍の噂

元ブラジル代表のヴァンペタがポッドキャスト番組で、「ハフィーニャは深刻な家族問題と経済的問題を抱えており、状況を変えるためにアル・ヒラルなどサウジアラビアへの移籍を望んでいる」と発言し、大きな物議を醸した。

これに対し、ハフィーニャの妻であるナタリア・ベロリがメディアを通じて激怒の反論を行った。『正直なところ、自分の経済状況について話さなければならないなんて馬鹿げていると思う。もし現在、ハフィーニャが稼いでいる額の10%しか稼いでいなかったとしても、私たちはすでに非常に恵まれている』と金銭問題を完全否定。

さらに『このようなことを自分のSNSでひけらかす必要はないと思っていた。なぜなら、私たちが生きている社会的現実を完全に理解しているから。もし私が「ほら、私は貧乏じゃない、まだお金持ちよ」と投稿したら、品がないと言われるだろう。この話は消え去ると思っていたけれど、この噂はすでにスペインにも届いており、皆私たちが困窮していると思っている』と不満を露わにした。また、義父が代理人になることでハフィーニャの父親が怒っているという家族の亀裂の噂についても『2人は今一緒にマイアミに行っている』と一蹴した。

ハフィーニャ本人もSNSで声明を発表し、『自分を知る人なら、自分がどれだけ自分に厳しく、日々進化するためにどれだけ努力しているか知っているはずだ。それは決して変わらない。一刻も早く回復して復帰できるよう、できる限りのことをするつもりだ。ブラジル代表のユニフォームを着て国を代表するという夢と感謝の気持ちは今もここにある』と、W杯の代表キャンプから離脱せずに戦い続ける意志を強調した。

(via SPORT, Mundo Deportivo, ElDesmarque)