フリアン・アルバレスの去就問題
バルセロナへの移籍の噂が絶えないフリアン・アルバレスですが、アトレティコ・マドリードとFCバルセロナの間で極度の緊張状態が続いています。フリアン自身はアトレティコからバルサへの移籍しか考えておらず、PSGやアーセナルからのオファーには興味を示していません。バルサからアトレティコのマテウ・アレマニーSD宛てに提示された1億ユーロのオファーに対し、クラブが返答すらしていないことに本人は強い不満を抱いています。特に、チャンピオンズリーグ準決勝のアーセナル戦セカンドレグで、足首に痛み止めの注射を打って強行出場したにもかかわらず、このような扱いを受けていることが彼の怒りを買っているようです。現在、彼はアルゼンチン代表としてアメリカに滞在しワールドカップに向けた準備を進めていますが、足首の靭帯の治療継続中でスカローニ監督のもとでまだプレーできていません。ワールドカップ開幕前に自身の将来を解決したかったものの、クラブの態度からそれが無理だと悟っています。
一方、アトレティコはPSGへの売却なら容認する構えですが、1億5000万ユーロという巨額の移籍金を要求しています。しかし、フリアンが代理人を通じてPSG行きを優先しない姿勢を示したため、PSGのルイス・カンポスSDは『本当に来たいと思う選手だけを補強する』と警告を発しました。さらにアトレティコ側は、バルサがデコSDを通じて直接選手側に接触したことに激怒し、SNSなどでバルサを激しく非難しています。現在、PSGもアトレティコもワールドカップ終了まで冷却期間を置く構えであり、バルサも状況が落ち着くのを待つしかない状態となっています。(via Mundo Deportivo) / (via SPORT)
ベルナルド・シウバ&ククレジャ争奪戦
今夏の移籍市場では、アトレティコとバルセロナが複数の選手を巡って真っ向から激突しています。フリアン・アルバレスの件でクラブ間関係が険悪になる中、マンチェスター・シティとの契約が切れる31歳のベルナルド・シウバと、チェルシーからの退団が予想される27歳のマルク・ククレジャの獲得でも両クラブは競合しています。
アトレティコはベルナルド・シウバを移籍金ゼロでの大物補強として獲得間近だと考えていましたが、ここ数日でバルサが有力な移籍先として急浮上しました。シウバ本人はバルサ行きを優先しており、行き先の決定をワールドカップ後まで遅らせる姿勢を見せています。
また、左ウイングバックの補強としてククレジャもアトレティコが熱望しているターゲットです。アトレティコは、かつてアルゼンチン代表選手たちを使ってフリアン・アルバレスを説得したのと同じ手法で、今回はスペイン代表の選手たちを通じてククレジャを口説こうとしています。ちなみにククレジャは最近、自身のSNSでバルサを小さなチームと皮肉り、ネグレイラ事件を揶揄するような投稿をしたことでも話題になっています。(via Mundo Deportivo)
イ・ガンイン獲得の噂
アトレティコはグリーズマンの代役、そして去就が不透明なフリアン・アルバレスの穴を埋めるべく、PSGの韓国代表MFイ・ガンイン(25歳)の獲得に向けて動いています。ルイス・エンリケ監督の構想から外れ、チャンピオンズリーグの準決勝や決勝でも出番がなかった彼に対し、マテウ・アレマニーSDが強い関心を示しています。
PSG側は移籍金として4000万から5000万ユーロを要求していますが、アトレティコは大幅な値下げを期待して交渉に臨む構えです。アトレティコは、イ・ガンインのピッチ上での献身的なプレースタイルがシメオネ監督の哲学に完全に合致すると評価しています。もし獲得が実現すれば、今夏に韓国でのサマーツアーを実施する計画も浮上しているとのことです。(via ElDesmarque)
セルロートにユベントスが関心
アトレティコのストライカー、アレクサンダー・セルロートに対してユベントスが強い関心を示しています。ブラホビッチとの契約延長交渉が破談となり、後釜を探しているユベントスは、すでにセルロートの代理人と接触を図っています。イタリアからの情報によると、この移籍交渉において、現在ユベントスからアトレティコにレンタル移籍中のニコ・ゴンザレスが交換要員として使われる可能性があるとのことです。(via SPORT)
ラウタロ・リベロ獲得へ動く
アルゼンチンのリーベル・プレートに所属する22歳の左利きセンターバック、ラウタロ・リベロの争奪戦にアトレティコが名乗りを上げています。シメオネ監督が今年1月から彼の動向に強い関心を示しており、アトレティコはすでにオファーを提示し、獲得に向けて本腰を入れる予定です。
移籍金は700万から1000万ユーロと見られており、レアル・ソシエダ、チェルシー、ウディネーゼ、ドルトムント、メキシコのティグレスなども関心を寄せています。身長1.85mのリベロは、攻守にわたる空中戦の強さ、ボール奪取能力、守備の状況判断に優れており、さらに左足からの正確なロングフィードで右サイドへの展開もこなせる実力派です。(via ElDesmarque)
ロドリ・メンドーサの誓い
若き才能であるロドリ・メンドーサは、木曜日にセロ・デル・エスピノでのリハビリを完了し、今シーズンに幕を下ろしました。他のチームメイトがすでに休暇に入っている中、1月にエルチェから加入した彼は、適応を進めていた矢先に筋肉の負傷でシーズン終盤を欠場するという悔しい思いをしました。
彼の目標は、この5週間の休暇で完璧に回復し、7月中旬のプレシーズンに最高の状態で戻ることです。そして、プレシーズンの初日からシメオネ監督に対して、自分が未来の戦力としてだけでなく、現在のチームに貢献できる存在であることを証明したいと強く意気込んでいます。今夏のプレシーズンはW杯出場選手や新加入選手が合流するまでに時間があるため、アピールする絶好のチャンスとなります。彼は、最初は出番がなかったものの最終的にレギュラーの座を掴み取ったチームメイトのマルク・プビルのような軌跡を辿りたいと考えています。(via MARCA)
W杯にアトレティコから12人が選出
アトレティコ・マドリードからは、間もなく開幕するワールドカップに合計12人もの選手が各国代表として参加します。
スペイン代表にはマルク・プビル、マルコス・ジョレンテ、アレックス・バエナの3名が選ばれました。プビルは先日行われたイラクとの親善試合の60分から出場し、スペイン代表のフル代表デビューを飾りました。彼は今回のスペイン代表メンバーの中で唯一のデビュー組であり、大会期間中に23歳の誕生日を迎えます。
アルゼンチン代表には、ムッソ、ナウエル・モリーナ、フリアン・アルバレス、ティアゴ・アルマダ、ジュリアーノ・シメオネ、ニコ・ゴンザレスの最多6名が名を連ねています。その他、ノルウェー代表にセルロート、メキシコ代表にオベド・バルガス、ウルグアイ代表にヒメネスが選出されており、世界中の舞台でアトレティコの選手たちが活躍する姿が見られそうです。(via MARCA) / (via Estadio Deportivo) / (via SPORT)
アトレティコ・マドリードB 昇格への挑戦
フェルナンド・トーレス監督率いるアトレティコ・マドリードBは、セグンダ・ディビシオン昇格プレーオフ準決勝のセカンドレグでポンフェラディーナと対戦します。ファーストレグは0-0の引き分けに終わりましたが、アトレティコBは前半44分に暴力行為で退場者を出し10人での戦いを強いられました。それでも守備陣が耐え抜き、カウンターから相手GKの好セーブに阻まれたものの決定機を作るなど、力強い戦いを見せました。
運命のセカンドレグは、今季アトレティコBがホームとして使用しているアルカラで土曜日の18時30分にキックオフされます。決勝進出をかけた白熱の戦いが期待されます。(via MARCA)
伝説のウインガー、レイヴィーニャ氏が逝去
アトレティコ・マドリードの歴史に名を刻むブラジル人ウインガー、ジョアン・レイヴァ・カンポス・フィーリョ、通称レイヴィーニャ氏が76歳で亡くなりました。クラブは深い悲しみに包まれています。
彼はパルメイラスからルイス・ペレイラと共に加入し、デビュー戦となったサラマンカ戦でのハットトリックで瞬く間にビセンテ・カルデロンのファンを魅了しました。4シーズンで93試合に出場し、ルイス・アラゴネス監督のもとでアヤラやルベン・カノらと共に76-77シーズンのリーグ優勝に大きく貢献しました。アトレティコでの通算成績は267試合108ゴールと、クラブ歴代得点ランキングのトップ15に入る記録を残しています。怪我に泣かされることもありましたが、彼のシザースフェイントなどの華麗なテクニックは、ファンに永遠の魔法と喜びを与え、世代を超えて語り継がれる遺産となりました。(via MARCA)
【本日の総括】
本日のアトレティコは、フリアン・アルバレスやベルナルド・シウバらを巡るバルサとの熾烈な場外乱闘、イ・ガンインへの熱視線など、移籍市場の話題が目白押しです。一方でW杯には12人が出陣し、Bチームは昇格に向けた大一番を迎えます。そして、クラブの歴史を彩った伝説レイヴィーニャ氏への哀悼の意を表します。