「今のVARなら全員即シャワー」元セビージャDFアイトール・オシオが語るオサスナ激闘史と現代サッカーへの苦言
⚔️ 2000年代初頭の過酷なライバル対決を回想
2000年代初頭、セビージャとオサスナはラ・リーガにおいて屈指の激しいライバル関係を築き上げ、コパ・デル・レイや欧州カップ戦出場権を巡って血で血を洗う死闘を繰り広げました。月曜日の対戦を前に、当時セビージャの堅守を支えた元DFアイトール・オシオがインタビューに応じ、熱狂の記憶と現在のサッカーに対する独特の視点を語りました。
🚿 「VARがあれば試合開始数分で退場だった」
現在の厳格な審判基準とテクノロジーについて、オシオは『現代のVARやあらゆるカメラ体制が存在していたら、当時の自分たちは試合開始わずか数分で全員シャワーを浴びに行かされていただろう』と冗談交じりに語り、当時の試合がいかに激しくルールの限界を超えていたかを明かしました。
💥 2004年5月の伝説的乱闘事件とカパロスイズム
2004年5月に起きた伝説的な乱闘騒ぎ(バカヨコがハビ・ナバロに放ったパンチ、アギーレ監督とホアキン・カパロス監督の激突、ウェボの噛みつき事件など)について、自身もオサスナからのレンタル明けでピッチに立ち巻き込まれていたオシオは『カパロス監督はアギーレ監督との対立意識を極限まで高め、ロッカールームに緊張感を注入していた。当時は美しさこそ足りなかったかもしれないが、相手に挑み勝つための資源をすべて使うことこそがセビージャの勝者としてのDNAだった。自分にとっても相手と戦う激しさを学ぶ素晴らしいマスタークラスとなった』と回想しています。
⚽️ 現代サッカーにおける「ずる賢さ」の喪失へ苦言
一方で、現在の審判基準に対しては疑問も投げかけています。『サッカーはコンタクトスポーツだ。しかし今は些細な接触や不運なジャンプでもカードが出たり退場になったりする。ピッチ上でのずる賢さを見せる余地がなくなり、選手たちは行動を制限されすぎている』と現状の難しさを指摘しました。
🏆 2006-07年UEFAカップ準決勝の偉業とクラブへの想い
オサスナを下して勝ち上がった2006-07シーズンのUEFAカップ準決勝については『相手へのリベンジという感情よりも、自分たちが達成したこと、そして決勝に進出してその後に続くクラブ黄金期を切り拓いたこと自体の大きさが心に残っている』と強調しました。また近年の低迷に心を痛めつつも『今季の立ち上がりはセビジスタに情熱を取り戻させている。ガルシア・プラサ監督はかつての自分たちが持っていたような一致団結したロッカールームと誇りを構築しているはずだ』と期待を寄せています。
(via SPORT)