クラブの現状
RCDマジョルカは今シーズンのラ・リーガにおいて非常に厳しい戦いを強いられました。最終節はオビエドを相手にホームで3-0の快勝を収めたものの、奇跡の残留は叶わず、来シーズンの2部(ラ・リーガ・ハイパーモーション)への降格が確定しました。チームは最終盤までわずかな残留の望みを残して戦い抜きましたが、力及ばず悲劇的な結末を迎えることとなりました。
(via SPORT)
監督と内紛
シーズン中、チーム内では深刻なトラブルが発生し、それがハゴバ・アラサテ監督の解任へと繋がりました。事の発端は、ウインガーのヤン・ビルジリのスタメン起用でした。この起用法を巡ってアラサテ監督とベテランのダニ・ロドリゲスの間で大きな衝突が起きました。この内紛の結果、ダニ・ロドリゲスはレガネスへと去り、アラサテ監督自身もその数節後にクラブから解雇されるという事態に発展しました。
(via ElDesmarque)
ヤン・ビルジリ
昨夏FCバルセロナから移籍金350万ユーロ(保有権の60%)で加入した19歳のウイング、ヤン・ビルジリは、すぐに試合の均衡を破る違いを生み出す選手として活躍しました。しかし、クラブの降格に伴い、彼の契約に盛り込まれていた特別な条項が発動しました。これにより、当初3000万ユーロに設定されていた契約解除金が一気に1200万ユーロにまで暴落しています。バルセロナは依然として彼の保有権の40%と優先交渉権を保持しているため、実質約700万ユーロという破格の金額で買い戻すことが可能です。バルセロナのほか、レアル・ベティスも彼の獲得に強い関心を示しています。ベティスはアブデの動向次第で具体的な動きを見せる可能性があります。
(via SPORT)
ヴェダト・ムリキ
チームが降格の憂き目に遭う中で、ストライカーのヴェダト・ムリキは孤軍奮闘とも言える活躍を見せ、今シーズン23ゴールを叩き出しました。ビルジリとは異なり、彼の契約には降格による解除金減額条項は含まれていません。現在、彼は退団の可能性が非常に高く、複数の魅力的なオファーを受け取っています。セビージャのルイス・ガルシア・プラサ監督も彼を高く評価していますが、『私自身も彼を指導したことがあるが、ここに来ることはできない。投資レベルを大幅に下げたとしても、我々の手には届かない』と語り、高額な移籍金がネックとなって獲得を断念している状況です。
(via SPORT)
サム・コスタ
サム・コスタもまた、降格したチームの中にあって素晴らしいシーズンを過ごした一人です。彼にも降格に伴う契約解除金の減額条項は存在しませんが、すでに退団候補のリストに載っています。レアル・ベティスなどが彼に関心を示しており、マジョルカは彼の移籍金として約2500万ユーロを要求している状況です。
(via SPORT)
パブロ・トーレ
昨夏、ヤン・ビルジリとともにFCバルセロナからマジョルカへ移籍したカンタブリア出身のパブロ・トーレについても状況が明らかになっています。バルセロナは現在も彼の将来の移籍金から50%を受け取る権利を保持しています。
(via SPORT)
過去の所属選手
コロンビア代表として見事ワールドカップメンバーに選出されたクチョ・エルナンデス(現ベティス)は、ウエスカが降格した後のキャリアにおいて、RCDマジョルカやヘタフェCFにローン移籍でプレーしていた時期がありました。マジョルカでの経験も彼のキャリア形成の重要な一部となっています。
(via Estadio Deportivo)
日本人選手
本日、浅野拓磨ら日本人選手に関する出場状況、起用法、評価、負傷、コメント、移籍などの新たな情報は入っていません。
【本日の総括】
RCDマジョルカはオビエドに勝利したものの無念の2部降格が決定しました。それに伴い、ヤン・ビルジリの契約解除金が暴落し、バルセロナやベティスが獲得を狙っています。また、23ゴールを挙げたムリキやサム・コスタなど主力選手の退団も避けられない見通しであり、来シーズンに向けてチームは大きな変革を迫られています。