守護神ダビド・ソリアの知られざる苦難と栄光!父親が明かす無所属時代の涙と鉄人記録の舞台裏
ヘタフェのゴールマウスを長年にわたって守り続ける守護神ダビド・ソリア(33歳)について、実父であるラファエル・ソリア氏がインタビューに応じ、息子が歩んできた苦難に満ちたキャリアとクラブへの深い愛について語りました。
マドリード出身のダビド・ソリアは幼少期からゴールキーパー一筋で育ちましたが、育ちの場であったレアル・マドリードのカンテラで構想外となり、チームを退団するという大きな挫折を味わいました。その後は所属クラブが見つからず、さまざまなチームのテストを受けるも不合格が続き、サッカー人生の存続すら危ぶまれるどん底の時期を経験しました。父ラファエル氏は当時の辛かった記憶を振り返り、『あの子が選手登録すらできず、いくつものチームでテストを受けてもうまくいかなかった厳しい状況のとき、まさか将来これほどの領域にまで到達できるとは夢にも思いませんでした。それでもダビドは決して諦めることなく、ひたむきに努力を重ね続けたからこそ、素晴らしいご褒美を掴み取ることができたのです』と語ります。
転機が訪れたのは2013年、セビージャFCの下部組織への加入が決まった瞬間でした。ラファエル氏は『セビージャが彼を獲得してくれたと知ったときは、思わず涙が溢れ出しました。あまりの嬉しさに、どう感情を表現していいか分からないほど信じられない瞬間でした』と明かしています。ダビド・ソリアはセビージャで頭角を現し、2015-16シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)で正GKとしてゴールを守り、バーゼルで行われたリヴァプールとの決勝戦を制して欧州王者のタイトルを掲げました。
2018年夏にヘタフェへ加入して以来、ダビド・ソリアはチームの絶対的な大柱として君臨し続けています。彼はラ・リーガにおいて193試合連続先発出場という歴史的な前人未到の鉄人記録を打ち立て、伝説的選手フアン・アントニオ・ララニャガの記録を更新しました。この大記録の背景について、ソリア本人は『これまで何度も数々の怪我を抱え、高熱にうなされ、激しい痛みをこらえながらもピッチに立ち続けてきました』と語り、並々ならぬ犠牲と執念があったことを明かしています。
ヘタフェは彼のクラブへの偉大な貢献を称え、「金とダイヤモンドのバッジ」を授与。さらに今年6月には、彼が37歳を迎える2030年6月30日までの超長期契約を締結しており、サポーターから愛される象徴として生涯ヘタフェを背負う強い絆を結んでいます。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
ヘタフェCFはトーレス会長の電撃的な個人保証により、ダニ・カルバハルの獲得を最終合意に持ち込み、今週木曜の欧州戦後にお披露目、来週月曜のラヨ戦でのデビューが確定的となりました。さらに元司令塔ダニ・パレホの15年ぶり復帰交渉や、デンバ・セク獲得に向けた動向など、フリー市場および冬の補強で凄まじい攻勢を見せています。苦難を乗り越えて前人未到の記録を打ち立てた守護神ソリアの存在とともに、過密日程を戦い抜くための新生ヘタフェの挑戦から目が離せません。