右サイドバック補強に急展開!パブロ・マフェオ獲得へ急転回し合意間近
右サイドバックの緊急補強を迫られているバレンシアは、獲得を狙っていたアルナウ・マルティネスの交渉が停滞したこと、そしてイングランドのフルハムが割り込んできたことを受け、ターゲットをパブロ・マフェオに急転換しました。現在、買い取りオプション付きのレンタル移籍に向けた交渉が成立間近となっています。
29歳のマフェオはこれまでも補強リストに名を連ねていましたが、優先順位は高くありませんでした。しかし、他の選択肢が消滅し、彼が再び市場に出たことで、移籍オペレーションが一気に加速しました。バレンシアは昨シーズン末にも彼の獲得を検討していましたが、当時マジョルカが1部リーグに残留したため見送られた経緯があります。その後、マフェオは250万ユーロの移籍金でギリシャのオリンピアコスへ移籍したものの、現地での生活やプレーに馴染めず、不満を抱えていました。
さらに、マフェオの家族(娘)がバレンシアに住んでいるという私生活の事情も、今回の移籍を後押ししています。マフェオはエスパニョールの下部組織出身で、マンチェスター・シティに引き抜かれた後、ジローナ、シュトゥットガルトへ期限付き移籍しました。2018年にシュトゥットガルトへ完全移籍したもののドイツに馴染めず、ウエスカやマジョルカへのレンタルを経て、2022年にマジョルカへ完全移籍。マジョルカでは通算160試合に出場して5ゴール15アシストを記録しており、ラ・リーガでの実績は十分です。
コルベラン監督は即戦力として期待しており、今週土曜日のセルタとの開幕戦で彼をいきなり先発起用する意向を持っています。マフェオはかつてスペインのアンダー世代(U-16、U-17、U-21)でプレーし、2023年11月には母親の国籍であるアルゼンチン代表に招集された経歴も持っています。マジョルカ時代には、サポーターに対して自身のサイクルが終了したことを示唆し、かつて『マジョルカでの私の挑戦はもう終わった』と言い放ったことからサポーターとの緊張関係が生じた時期もありました。(via ElDesmarque)
アルナウ・マルティネス獲得交渉は難航!フルハムの割り込みで優先度低下
ジローナの右サイドバックであるアルナウ・マルティネスの獲得交渉は、決定的な合意に至らないまま時間が経過しています。バレンシアは移籍金を600万ユーロまで引き上げ、さらに出来高ボーナスや将来の売却時のパーセンテージを上乗せするオファーを提示し、CEOのロン・グーレイが熱心に交渉を続けてきました。しかし、プレミアリーグのフルハムが本格的に獲得に乗り出してきたことで状況が難しくなっています。
元レアル・マドリードのアルバロ・アルベロアが率いるフルハムは、当初狙っていたアタランタのイタリア代表DFラウル・ベッラノーヴァ(アタランタが2000万ユーロ近いオファーを拒否)や、バルセロナのエクトル・フォルト(バルセロナは1000万〜1500万ユーロを要求、ドルトムントなども争奪戦に参入)の獲得が困難になったため、アルナウに狙いを定めました。フルハムは800万ユーロの契約解除金を支払う用意があり、選手への提示給与もバレンシアを上回る可能性があります。
ジローナは、バレンシアとの合意を保留し、フルハムからより高額なオファーや契約解除金の支払いが行われるのを待っている状態です。アルナウ自身はバレンシアと5年契約・年俸250万ユーロ(総額)で個人合意しており、コルベラン監督とも直接話をして加入を希望していましたが、クラブ間の交渉が停滞したため、バレンシア内での優先順位は低下しました。それでも交渉自体は完全に決裂したわけではなく、プレッシャーを減らした状態でジローナとの話し合いは継続される見込みです。
ジローナのキケ・アルバレス監督は、アルナウが2部開幕戦のレガネス戦でキャプテンマークを巻きフル出場したことに対し、試合後に『これが彼のラストゲームになるかどうかは私には分からない。彼がチームを去る可能性があることを隠すつもりはない。彼は非常にプロフェッショナルで、自ら出場を望んでくれた。この難しい状況の中で、ピッチに立ち戦ってくれたんだ。彼に対しては、ただ祝福と感謝の言葉を贈るしかない』とプロ精神を称賛しています。(via ElDesmarque)
右サイドバック難局に備える!カルロス・コルベラン監督がヘスス・バスケスのコンバートをテスト
右サイドバックの補強が難航する中、カルロス・コルベラン監督は週末のセルタとのリーグ開幕戦に向けて、手元にある戦力で戦い抜くための緊急プランを準備しています。練習ではお馴染みの1-4-4-2ではなく、3バックと2枚のウィングバックを配置する1-5-3-2の戦術をテストしており、その右ウィングバックのポジションに本来は左サイドの選手であるヘスス・バスケスをコンバートする試みを行っています。
ヘスス・バスケスは、プレシーズン中のニューカッスル戦(オレンジ杯)やヘラクレス戦の終盤でもこの右サイドの役割を務めており、プレシーズン中もチームの中で最も際立ったパフォーマンスを見せた選手の一人です。今回のテストは、右サイドバックの絶対的な駒不足に対応するための妥当な策と言えます。この3バックシステムを採用することで、右サイドの守備的負担が軽減され、中盤に近い位置で高い運動量を活かせるようになります。
また、このシステムを導入する背景には、ルイス・リオハやディエゴ・ロペスの負傷により本職のサイドアタッカーが不足している事情もあります。さらに、まだヨーロッパのフットボールに適応段階にある日本人の佐藤龍之介を、左サイドの守備タスクから解放し、攻撃に専念させる意図も含まれています。もしヘスス・バスケスを起用しない場合のもう一つの選択肢は、下部組織出身のロドリゴ・ガモンとなっています。
セルタ戦に向けて想定される先発メンバーは、GKにディミトリエフスキ、3バックにチェザル・タレガ、ペペル(ビルドアップ時にはセンターバックの間に下りる役割)、ジュスティン・デ・ハースを並べ、右ウィングバックにヘスス・バスケス、左にキャプテンのホセ・ルイス・ガヤ、中盤にギド・ロドリゲスとウグリニッチのダブルボランチ、その前方に佐藤龍之介とハビ・ゲラを配置、最前線にウーゴ・ドゥロを据える構成です。(via SPORT)
開幕戦を前に一挙登録完了!佐藤龍之介やギド・ロドリゲスら新戦力の選手登録が完了
バレンシアはリーグ開幕戦に向けて、懸念されていた新加入選手および契約更新選手のラ・リーガ登録を一気に完了させました。
最も手続きが難航していたのが、日本人の佐藤龍之介です。アンダー23枠での登録であるものの、日本側との官僚的な手続きや事務作業に時間がかかり、登録作業が滞っていましたが、クラブの想定通り開幕前に無事完了しました。
さらに、クラブは厳しいファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の制限を抱えながらも、今夏の補強選手であるジュスティン・デ・ハースとアリウ・ディエンの登録を完了。加えて、実質的な新戦力とも言える既存主力2名の手続きも済ませました。1人目は、契約に付随していた2年間の自動延長オプションをクラブが一方的に行使したゴールキーパーのストール・ディミトリエフスキ。2人目は、一から再交渉を行って2年契約(1年の延長オプション付き)を締結したアルゼンチン代表のギド・ロドリゲスです。ギド・ロドリゲスはチームのキャプテンとしても登録され、これで土曜日のセルタ戦に万全の状態で臨める体制が整れました。(via ElDesmarque)
第2ゴールキーパー獲得決定!イプスウィッチからファン・オーフェレンがレンタル加入へ
バレンシアは、ゴールキーパーの補強候補として最優先に挙げていたオランダ人GKケイン・ファン・オーフェレン(23歳、1.99メートル)の獲得を正式にまとめました。今夏一度は完全移籍での合意に達し、2031年までの長期契約を結ぶ手前までいきましたが、財政制限による上限200万ユーロの壁に阻まれ、イプスウィッチ・タウンに400万ユーロでさらわれる形で破談となっていました。
しかし今回、イプスウィッチ側がプレミアリーグ初挑戦となる彼に十分な出場機会を与えるため、レンタル移籍先を探す方針に転換したことから、再び交渉が再開されました。移籍の形式は1年間の期限付き移籍で、イプスウィッチが将来的な成長を強く期待しているため、買い取りオプションは含まれていません。バレンシアは少額のレンタル料を支払い、現在の財政規模に適合する形で実力者を確保しました。
ファン・オーフェレンは昨シーズン、エールディヴィジのフォレンダムで32試合に出場し、同クラブのトップチームで通算64試合の出場実績を誇ります。彼はまもなく現地に到着し、メディカルチェックをパスした後にチームの練習に合流する予定です。コルベラン監督の判断次第では、土曜日のセルタ戦でさっそくベンチ入りする可能性も残されています。(via SPORT)
若手GKの育成プラン!ビセント・アブリルのナスティックへのレンタル移籍とGK陣の再編
新GKファン・オーフェレンの加入に伴い、バレンシアのGK陣における役割分担と若手の育成ロードマップが明確に定義されました。
正守護神はストール・ディミトリエフスキが務め、新加入のファン・オーフェレンが単なる控えにとどまらず、スタメンを争う競合相手として配置されます。これによって、これまで構想外となっていたクリスティアン・リベロの放出に向けた動きが本格化します。
また、クラブが大きな期待を寄せる若手GKビセント・アブリル(U-21スペイン代表)については、出場機会を求めて1部RFEF(実質3部)のナスティック・タラゴナへ期限付き移籍させることが決定しました。クラブは、アブリルにとって現在の2部RFEFはすでに成長の場として小さすぎると判断しており、武者修行を通じてさらなるステップアップを促す狙いがあります。その間の第3ゴールキーパーには、下部組織バレンシア・メスタージャに所属する若いラウル・ヒメネスが昇格し、Bチームで毎週末の試合に出場しながらトップチームのサポートを行う役割を担います。(via SPORT)
キャプテンのホセ・ルイス・ガヤへの契約更新オファーが波紋!大幅減俸の提示に周囲が激怒
バレンシアの象徴でありキャプテンを務めるホセ・ルイス・ガヤの契約更新交渉が、クラブからの信じられない提示内容によって緊迫した状況に陥っています。ガヤとバレンシアの現在の契約は2027年6月まで残っており、昨シーズンはチーム内で3番目に多い出場時間を記録した絶対的主力です。
ガヤ自身はメスタージャでキャリアを終えることを強く望んでおり、クラブの財政難を考慮して現在の年俸(額面600万ユーロ)から最大70%の減俸を受け入れる姿勢を見せていました。さらに、新契約期間の2年間で支払いを分割(最大3年の繰り延べ)にすることにも同意し、クラブのFFP枠確保に協力する意向を示していました。
しかし、ロン・グーレイCEO率いるクラブ側が提示した最初の条件は、ガヤの代理人をして『プロの提案とは呼べない代物』と一蹴される極めて低いものでした。提示額は年間わずか額面100万ユーロ(実質手取り約50万ユーロ)で、これは現在の給与の6分の1に相当し、バレンシアのプロチーム内でも最低年俸レベルの待遇です。
この提示に対し、ガヤの周囲やサポーターからは、クラブがキャプテンに対して明らかな敬意を欠いており、そもそも契約を更新する気がないのではないかという疑念と不満が噴出しています。シーズン開幕を4日後に控えたタイミングでのこの不誠実な対応は、チーム内に不穏な空気を生み出しかねません。事態を重く見たクラブは、レジェンドとしてのステータスにふさわしい内容に改善した新たなオファーを再提示する準備を進めていています。(via MARCA)
セルタ戦に向けた負傷者状況!サディク復帰とリオハの懸命な調整、多数の離脱メンバー
今週末の土曜日にメスタージャで迎えるセルタとのリーグ開幕戦に向けて、バレンシアの負傷者リストには明暗が分かれています。
ポジティブなニュースとしては、ナイジェリア人FWサディク・ウマルが筋肉のケガから完全に回復し、チームの全体練習に通常通り合流したことです。プレシーズンの大半を欠場していたサディクですが、順調にいけば開幕戦のピッチに立つことが可能です。
一方で、8月1日のストーク・シティとの親善試合で右大腿四頭筋を痛めたウインガーのルイス・リオハは、グラウンドでの個別練習を再開しボールに触る段階まで回復したものの、週末の試合に招集されるかどうかは依然として不透明であり、非常に困難な強行出場を目指して調整を続けています。
その他の離脱者としては、別メニュー調整が続いているドミトリ・フルキエに加え、数週間の離脱が見込まれるホセ・コペテ、そして長期離脱が決まっているセルジ・カノスとディエゴ・ロペスは、セルタ戦への出場が完全に不可能な状態となっています。(via ElDesmarque)
アンドレ・アルメイダにセルタが関心!バレンシアは350万ユーロ以上の移籍金を要求
バレンシアの中盤を担うポルトガル人MFアンドレ・アルメイダの去就を巡り、移籍期限が迫る中で動きが活発化しています。今シーズン欧州カップ戦への出場を控えるセルタが彼の獲得を熱望しており、すでに交渉をスタートさせています。
アルメイダ本人は、イングランド2部(チャンピオンシップ)のスウォンジー・シティへの移籍合意寸前で破談となった経緯があり、そのままラ・リーガに残留してプレーを続けることを希望しています。
しかし、バレンシアは同じラ・リーガのライバルチームへの売却には慎重な姿勢を崩しておらず、放出のための最低条件として350万ユーロ以上の移籍金を設定しています。セルタ側は、高給取りであるイライクス・モリバやマティアス・ベシーノの放出を進めて資金と選手登録枠を確保する必要があり、ベシーノの売却交渉などが進展すれば、このアルメイダ獲得へ本格的なオファーが提示される見込みです。(via SPORT)
ダンジュマの売却交渉が過熱か!出場機会減少を懸念しオランダ復帰の噂が浮上
バレンシアの攻撃陣を牽引してきた左ウインガーのアルナウト・ダンジュマが、今夏の移籍市場閉幕を前にチームを退団することを真剣に検討し始めています。
コルベラン監督の今後の戦術プランにおいて、自身の起用順位や役割が下がる(スタメンから外れる可能性)ことを懸念したダンジュマは、より出場機会を得られる新天地を模索しており、すでに複数のクラブから関心が寄せられています。
特に本国オランダからの関心が高く、強豪のアヤックスやPSV、さらにはNECナイメヘンといったクラブが彼の動向を注視している模様です。現時点でバレンシアには正式なオファーは届いていませんが、高給取りでもあるダンジュマの売却に成功すれば、クラブは懸案となっているアルナウ・マルティネス獲得などの補強資金を一気に捻出できるため、今後の交渉の行方に大きな注目が集まっています。(via ElDesmarque)
補強候補に挙がったミケルブレンシス!フリーの右サイドバックに3年契約提示の動き
右サイドバックのさらなる強化、あるいはドミトリ・フルキエの退団の可能性に備え、バレンシアはドイツのハンブルガーSVとの契約を解除して現在フリーエージェントとなっている22歳のフランス人DFウィリアム・ミケルブレンシスの動向を追っています。
クラブはすでに選手側に対して3年契約の条件を提示しており、選手自身もこれに関心を示しているとされています。ただし、フランス国内の複数のクラブもこの若きサイドバックの獲得を狙っており、争奪戦は避けられない見通しです。バレンシアとしては、まずは財政面での空き枠を作り、契約交渉を前進させる必要があります。(via ElDesmarque)
ペドロ・ロドリゲスのバレンシア移籍破談エピソード!2020年の売り込みと高額年俸の裏側
かつてバルセロナやチェルシー、ラツィオで数々のタイトルを獲得し、スペイン代表としてもワールドカップを制したレジェンド、ペドロ・ロドリゲス(現在39歳、無所属)が、かつてバレンシアへの加入を希望していた過去のエピソードが再注目されています。
ペドロはチェルシーとの契約が満了した2020年、フリーエージェントとしてバレンシアやセビージャ、ベティスに自らを売り込んでいました。しかし、当時の彼の要求した週給11万ユーロという高額な給与条件がネックとなり、バレンシアは獲得を断念。
その後、ペドロはイタリアのローマへ移籍し、さらに宿敵ラツィオへ渡って通算200試合以上に出場、クラブのレジェンドとなりました。今夏の去就、あるいは現役引退への動向が注目される中で、かつてのバレンシアとの交渉破談が改めてファンの間で話題を呼んでいます。(via SPORT)
【本日の総括】
バレンシアは右サイドバック補強においてアルナウからマフェオ獲得へと急舵を切り、さらに新戦力GKファン・オーフェレンの確保と既存選手のラ・リーガ登録を一挙にクリアするなど、週末の開幕セルタ戦に向けて慌ただしくも着実に体制を整えつつあります。一方で、キャプテンのガヤに対するあまりに敬意を欠いた契約更新の提示内容は、ピッチ外での大きな火種となっており、クラブ管理陣の手腕が改めて問われる局面を迎えています。
